地域連携パス(地域連携クリティカルパス)とは、かかりつけ医と市民病院の医師が共同して、共通の治療計画書(地域連携診療計画書)により患者さんの治療を行うシステムのことです。
がん診療地域連携パスは、がんの手術などの専門的な治療を行った後に、かかりつけ医と市民病院が共同して診療を行うための5年先までの診療計画をまとめたものです。
この診療計画を連携手帳として患者さんにお渡ししています。患者さんは、この手帳を「私のカルテ」としてお持ちいただくことで、「いつ」「どこで」「どんな」診察や検査を受ければよいかがわかります。また、かかりつけ医と市民病院の医師が患者さんの治療経過を共有でき、検査などの重複が避けられ、より適切な診療が可能になります。
当院では現在、次の6つの疾患で連携パスを作成し運用しています。
かかりつけ医
・病気にかかりはじめの時の診療
・日常の健康管理に関する相談
市民病院
入院中
・検査、入院、手術、治療
・退院後の治療に関する相談
退院時
・共同診療の説明
・がん診療地域連携診療計画書作成
連携開始
かかりつけ医
・日常的な診療
・定期的な投薬
市立病院
・専門的な診療(年に数回)
・病状が変化した時の診療
休診日
土曜、
日曜、国民の祝日、
年末年始(12月29日〜
1月3日)
PAGE
TOP