8:00~11:00
※診療開始時間 午前8:45
1、冠動脈疾患(狭心症・心筋梗塞)
2、心不全(急性期~慢性期)
3、不整脈(頻脈・徐脈、ペースメーカーなど)
4、心臓弁膜症(大動脈弁狭窄症ほか)
5、心筋疾患
6、末梢動脈疾患(閉塞性動脈硬化症、重症下肢虚血)
7、大動脈疾患(大動脈解離、大動脈瘤など)
8、深部静脈血栓症・肺塞栓症
9、透析シャント不全
newsお知らせ
小浦 貴裕 循環器内科長
循環器内科では心血管系疾患を幅広く診療しており、エビデンスに基づいて超急性期から慢性期を見据えた治療を行い、長期予後の改善に努めています。2023年度から大動脈弁狭窄症に対する経カテーテル大動脈弁植込術(TAVI)を開始し、循環器診療に関する侵襲的治療の殆どが実施可能となりました。
また医学的側面だけでなく患者さんごとの社会的背景を鑑みて、全人的医療を目指しており、急性期だけでなく退院後の生活に至るまで責任持って対処致します。なお安定された患者さんは地域医療機関へご紹介させて頂きますが、必要に応じてその後のチェックも行わせて頂きます。
スタッフ医師9 人と専攻医1 ~ 2人で構成し、入院患者さんは更に研修医2 ~ 4 人を加えて診療致します。急性期初期治療は全スタッフとも対処可能であり、入院中~退院後にかけては疾患に合わせて各スタッフの専門性を発揮させて質の高い診療を提供します。心臓血管外科との連携は勿論のこと、多くの関連部署、多職種で協同して診療に当たっています。また当院は高齢の入院患者さんも多く、心疾患以外の治療目的で入院中の患者さんの偶発的な心血管疾患発症への緊急対処や、心疾患合併患者さんの周術期管理にも積極的に協力しています。
未治療例の初期診断としてFFR-ct は非常に有用なツールとなります。冠動脈カテーテル治療には、狭心症症状の改善によるQOL 改善、発作消失による不安回避、運動制限によるフレイル進行の予防など予後改善とは異なる効果があり、また左室機能低下例、心不全既往例では予後を改善します(ISCHEMIA 試験サブ解析)。労作時の胸部不快、息切れの急な悪化などの症例は積極的にご紹介ください。
不整脈センターでは心房性、心室性の各不整脈に対して重大事故もなく安全なカテーテル焼灼術を施行しています。デバイス治療に関しては通常のぺースメーカー以外にリードレスペースメーカー植込み、着用型自動除細動器、植込み型除細動器、再同期療法などを行っています。
皮膚科、形成外科、整形外科と連携してフットケアセンターを開設しております。傷を伴う足のトラブルは木曜日に開設している「フットケア傷あり(初診)」で、傷を伴わない足の相談(浮腫や色調変化、安静時冷感、歩行時の疼痛など)は金曜日に開設している「フットケア傷なし(初診)」で診察いたします。
詳細は「フットケアセンター」ページをご覧ください。
心臓含む他臓器疾患合併例や複雑な透析シャント拡張術にも対応していますのでご相談ください。
当院では2023年9月より大動脈弁狭窄症に対する経カテーテル大動脈弁植込み術(TAVI)を実施しています。心雑音を指摘された患者さんはぜひ精査をお勧めします。
小浦 貴裕 コウラ タカヒロ
科長 部長(病院長補佐、心臓血管センター長、フットケアセンター長 兼務)
卒業年 | 平成8年 |
専門 | 循環器内科 |
取得資格 | 日本内科学会認定医、日本循環器学会専門医、フットケア指導士、弾性ストッキング・圧迫療法コンダクター |
新村 大輔 シンムラ ダイスケ
部長
卒業年 | 平成14年 |
専門 | 循環器内科 |
取得資格 | 日本内科学会認定医・専門医・指導医、日本循環器学会専門医、日本心血管インターベンション治療学会(CVIT)専門医 |
酒井 正憲 サカイ マサノリ
部長
卒業年 | 平成16年 |
専門 | 循環器内科 |
取得資格 | 日本内科学会総合内科専門医、日本循環器学会認定循環器専門医、経カテーテル大動脈弁置換術実施医(Sapienシリーズ)、植込み型除細動器/ペーシングによる心不全治療施行医 |
樫村 晋 カシムラ シン
部長(不整脈センター長 兼務)
卒業年 | 平成19年 |
専門 | 循環器内科 |
取得資格 | 日本不整脈心電学会認定不整脈専門医、日本循環器学会認定循環器専門医、日本内科学会総合内科専門医 |
北島 龍太 キタジマ リョウタ
医長
卒業年 | 平成21年 |
専門 | 循環器内科 |
取得資格 | 日本循環器学会認定循環器専門医、総合内科専門医、日本心血管インターベンション治療学会(CVIT)認定医、ICLS ディレクター、JMECCインストラクター、心臓リハビリ指導士、日本医師会認定健康スポーツ医 |
田中 誠 タナカ マコト
医長
卒業年 | 平成22年 |
専門 | 循環器内科 |
取得資格 | 日本内科学会総合内科専門医、日本循環器学会認定循環器専門医、日本心血管インターベンション治療学会(CVIT)心血管カテーテル治療専門医、経カテーテル大動脈弁置換術指導医(Sapienシリーズ)、経カテーテル大動脈弁置換術実施医(Evolutシリーズ) |
小澤 貴暢 オザワ タカノブ
医長
卒業年 | 平成23年 |
専門 | 循環器内科 |
取得資格 | 日本循環器学会認定循環器専門医、日本内科学会認定総合内科専門医、日本心血管インターベンション治療学会(CVIT)専門医、心臓リハビリ指導士、経カテーテル大動脈弁置換術実施医(Sapienシリーズ) |
井部 進 イベ ススム
副医長
卒業年 | 平成27年 |
専門 | 循環器内科 |
取得資格 | 日本内科学会認定内科医、日本循環器学会認定循環器専門医 |
増田 光佑 マスダ コウスケ
医師
卒業年 | 平成31年 |
専門 | 循環器内科 |
取得資格 | 日本内科学会専門医 |
初診の方
8:00~11:00
※診療開始時間 午前8:45
再診の方
【予約のない方】
8:00~11:00
※午後は専門外来(予約制)
再診の方
【予約のある方】
予約時間までに受付
手続を
お願いします。
不整脈、末梢動脈疾患、稀少心筋疾患(Fabry病など)、ペースメーカー・ICD、呼吸デバイス、フットケアの各種専門外来を運用中です。地域連携室を通じて、各曜日の初診紹介枠、心雑音・弁膜症紹介枠、狭心症・冠動脈疾患紹介枠、心臓リハビリ紹介枠、末梢動脈疾患紹介枠、心臓スクリーニング検査、血管スクリーニング検査の各予約が可能です(紹介枠の設定日に受診できない患者さんは、スクリーニング検査以外であれば、その他の曜日に通常の紹介状持参で対応させて頂きます)。また予防医療センターで冠動脈CTを含む「心臓ドック」を週末に行っていますのでぜひご利用ください。
※「初診時紹介制」のため、初診時は紹介状が必要です。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
---|---|---|---|---|---|
AM | 田中 | 樫村 | 酒井 | 増田:1週、小澤:2週、小浦:3,4,5週 | 増田 |
PM | - | - | - | - | - |
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
---|---|---|---|---|---|
AM | 小浦、田中、小澤 | 樫村、担当医 | 新村、酒井、北島 | 井部、担当医 | 小浦、新村、増田 |
PM | 小浦、田中、小澤 | 樫村、担当医 | 新村、酒井、北島 | 井部、担当医 | 小浦、新村、増田 |
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
---|---|---|---|---|---|
AM | ファブリー外来 (山川:8:45~) |
初診紹介不整脈 (樫村)、定期健診(根岸) |
初診紹介不整脈(井部) |
治験(新村) |
|
PM |
心臓リハビリテーション(北島) 呼吸デバイス外来 |
シャント(酒井:2,4週)、定期健診(根岸) | ペースメーカ ICD外来 (2,3,4,5週)、心筋症(田中)、弁膜症(田中)、心臓リハビリテーション(北島) |
小浦:1、3、5週 小澤:2週 増田:4週 |
(小浦/増田) |
カテーテル手技総数 | 1,108 件 |
---|---|
心臓カテーテル検査数 | 334 件 |
冠動脈カテーテル治療 | 250 件 |
L手技成功率 | 97 % |
Lステント使用率(症例ベース) | 75 % |
下肢動脈カテーテル治療 |
130 件 |
L手技成功率 | 96 % |
シャント拡張術 | 58 件 |
L手技成功率 | 100 % |
右心カテーテル法 | 147 件 |
冠攣縮誘発試験 | 18 件 |
大動脈内バルンパンピング |
26 件 |
経皮的人工心肺PCPS | 25 件 |
下大静脈フィルター | 5 件 |
不整脈カテーテル焼灼術 | 182 件 |
ペースメーカー植込み術 |
49 件 |
植込み型除細動器 | 8 件(4 件 皮下植込型) |
心臓再同期療法 | 1 件 |
TAVI(経カテーテル大動脈弁置換術) | 28 件 |
市民病院では、紹介状をお持ちの患者さんの待ち時間短縮のために、電話で紹介患者さんの事前予約サービスを行う「紹介患者予約センター」を開設しています。
月〜金曜日
9:00~17:00
※土曜日・日曜日・祝日・年末年始(12月29日〜1月3日)
は受付しておりません。
地域医療機関の先生方との相互理解を深めるために、年に2回“循環器連携セミナー”を行っています。循環器領域のトピック、当院の診療方針をお伝えし、また連携医療機関の皆様のニーズを確認させていただいています。初めての先生方もぜひ一度ご参加ください。
講演会・研究会やホームページ上でも情報を発信しますので視聴をお願いします。
また、心房細動の早期発見のために自己検脈の指導を行っています。労作時の胸部不快・息切れ、心雑音聴取や15分以上続く動悸、間欠性跛行・下肢冷感などの患者さんはぜひ一度ご紹介ください。自覚症状が軽微な患者さんの中にも重症冠動脈疾患、弁膜症は潜んでいます。心筋梗塞、心停止などの重大事故の発生前に一度受診をお勧めください。
2025年4月から初診完全紹介制となりました。初診患者さんの受診に際して診療情報提供書をお渡しください。また更に同年10月から初診完全紹介予約制へ移行します。初診患者さんも定期通院中の患者さんも、緊急以外の予約外受診は受付できなくなります。初診予約または再来予約をお願い申し上げます。
なお、正に症状が続いているなど緊急性が高く当日診察が必要な場合には柔軟に対処致しますので、必ず電話連絡のうえご相談ください。当日でなくても早めの受診が望ましい場合は、予約枠を増設しておりますので、まずは初診予約枠をご利用ください。なおも不都合がございましたらご連絡ください。円滑な外来診療にご協力頂きたく、宜しくお願い申し上げます。
原則として受診いただくことができません。
循環器内科では、これまで紹介状をお持ちでない患者さんも受診可能でしたが、2025年4月から「初診時紹介制」となりました。
また、予約がある患者さんから優先的に診察を行うため、なるべく事前にご予約いただきますようお願いいたします。
なお、2025年10月から予約外受診の制度は廃止し、完全紹介予約制へ移行します。ただし、正に症状が続いている場合は、緊急性に応じて柔軟に対処致しますので、必ず電話連絡のうえご相談ください。
休診日
土曜、
日曜、国民の祝日、
年末年始(12月29日〜
1月3日)
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