8:00~11:00
※診療開始時間 午前8:45
根岸 耕二 医師
現在循環器内科は8人のスタッフ医師と内科専攻医(1~2人)、数名の当院研修医を加えて3チーム制で診療を行っています。2020年5月より新病院に移り、アンギオ装置が3台(2台が心臓専用)に増え、以前よりも余裕のある運用となっています。緊急アンギオの受け入れは旧病院よりもスムースになっています。安定狭心症~急性冠症候群の症例には、循環器内科と心臓血管外科の協働により、急性期から最良の長期予後を見据えた治療を提供します。不整脈のカテーテル焼灼術は週2日/4例で施行中ですが、症例が増えれば週3日に拡充の予定です。下肢動脈閉塞や透析シャント狭窄などの末梢血管治療も技術的に完成しており安定した成績を収めています。お困りの際にはご相談下さい。横浜市の事業として推進中の心臓大血管リハビリはコロナ禍の中、外来リハビリも拡充中で、重点拠点病院としてスポーツセンターとの提携も進めています。
安定狭心症症例の治療ガイドラインが変わり冠動脈カテーテル治療の適応が絞られた印象をお持ちだと思いますが、狭心症状のコントロール困難例(もっと動きたい症例含めて)だけでなく、左室機能低下例、心不全既往例では症状のコントロールがついていても血行再建術が予後を改善します(ISCHEMIA試験サブ解析)。狭心症を疑う症例は先ず積極的にご紹介下さい。
不整脈センターに関しては昨年4月から冷凍凝固バルーンを用いた肺静脈隔離術を開始し、デバイス治療に関してはリードレスペースメーカー、着用型自動除細動器~植込み型除細動器、再同期療法などを行っています。
多科連携でフットケア外来を第2、4週木曜午後に開いています。静脈鬱滞や末梢動脈疾患に伴う難治性潰瘍症例などお困りの場合にご相談ください。末梢動脈拡張術も技術的にほぼ完成し、心臓血管外科で行う動脈内膜剥離術とのハイブリット手術も施行しています。下肢冷感や間欠性跛行を訴えられる患者さんは早期に一度外来を受診させて下さい。
複雑な透析シャント拡張術も対応していますのでご紹介下さい。
カテーテル手技総数 | 914 件 |
---|---|
心臓カテーテル検査数 | 353 件 |
冠動脈カテーテル治療 | 270 件 |
L手技成功率 | 99% |
Lステント使用率(症例ベース) | 67% |
末梢動脈カテーテル治療 | 130件 |
L手技成功率 | 96% |
右心カテーテル法 | 176件 |
冠攣縮誘発試験 | 24件 |
植込み型除細動器 | 11件 |
大動脈内バルンパンピング | 34件 |
経皮的人工心肺PCPS | 11件 |
下大静脈フィルター | 5件 |
不整脈カテーテル焼灼術 | 142件 |
ペースメーカー植込み術 | 47件 |
心臓再同期療法 | 4件 |
令和2年度の入院症例は1239人。入院症例の65歳以上が76%、80歳以上が30%でした。
冠動脈疾患が37%で、心不全は21%、末梢動脈疾患が9%、不整脈が16%、その他が17%でした。急性心筋梗塞は85例でした。心停止蘇生後15症例には積極的なカテーテル治療と低体温療法(脳保護)により8例が生存退院、7例が完全社会復帰しました。
高度石灰化病変に対するロータブレーター治療は30例。治療手技中の死亡事故は今年もゼロでした。
地域医療機関との相互理解を深めるために年に2回“循環器連携セミナー”を行っています。循環器領域のトピック、当院の診療方針をお伝えし、また連携医療機関のニーズを確認させて頂いていますので参加をお待ちしています。(最近はWeb開催が主流ですが)講演会・研究会やホームページ上でも情報を発信しますので視聴をお願いします。心臓、末梢動脈のスクリーニング検査に関しては共同利用枠の欄をご参照下さい。二次予防症例は半年~一年に一回来院して頂き定期検査や内服薬の調整を行います。当科の逆紹介率は350%を越えています。心房細動の早期発見のために自己検脈の指導を外来で行っています。労作時の胸部不快・息切れ、心雑音聴取や15分以上続く動悸症例などは積極的にご紹介ください。
自覚症状が極軽度な症例の中にも重症冠動脈疾患は潜んでいます。心筋梗塞、心停止などの重大事故の発生前に一度受診をお勧め下さい。
根岸 耕二 医師
現在循環器内科は8人のスタッフ医師と内科専攻医(1~2人)、数名の当院研修医を加えて3チーム制で診療を行っています。2020年5月より新病院に移り、アンギオ装置が3台(2台が心臓専用)に増え、以前よりも余裕のある運用となっています。緊急アンギオの受け入れは旧病院よりもスムースになっています。安定狭心症~急性冠症候群の症例には、循環器内科と心臓血管外科の協働により、急性期から最良の長期予後を見据えた治療を提供します。不整脈のカテーテル焼灼術は週2日/4例で施行中ですが、症例が増えれば週3日に拡充の予定です。下肢動脈閉塞や透析シャント狭窄などの末梢血管治療も技術的に完成しており安定した成績を収めています。お困りの際にはご相談下さい。横浜市の事業として推進中の心臓大血管リハビリはコロナ禍の中、外来リハビリも拡充中で、重点拠点病院としてスポーツセンターとの提携も進めています。
安定狭心症症例の治療ガイドラインが変わり冠動脈カテーテル治療の適応が絞られた印象をお持ちだと思いますが、狭心症状のコントロール困難例(もっと動きたい症例含めて)だけでなく、左室機能低下例、心不全既往例では症状のコントロールがついていても血行再建術が予後を改善します(ISCHEMIA試験サブ解析)。狭心症を疑う症例は先ず積極的にご紹介下さい。
不整脈センターに関しては昨年4月から冷凍凝固バルーンを用いた肺静脈隔離術を開始し、デバイス治療に関してはリードレスペースメーカー、着用型自動除細動器~植込み型除細動器、再同期療法などを行っています。
多科連携でフットケア外来を第2、4週木曜午後に開いています。静脈鬱滞や末梢動脈疾患に伴う難治性潰瘍症例などお困りの場合にご相談ください。末梢動脈拡張術も技術的にほぼ完成し、心臓血管外科で行う動脈内膜剥離術とのハイブリット手術も施行しています。下肢冷感や間欠性跛行を訴えられる患者さんは早期に一度外来を受診させて下さい。
複雑な透析シャント拡張術も対応していますのでご紹介下さい。
カテーテル手技総数 | 914 件 |
---|---|
心臓カテーテル検査数 | 353 件 |
冠動脈カテーテル治療 | 270 件 |
L手技成功率 | 99% |
Lステント使用率(症例ベース) | 67% |
末梢動脈カテーテル治療 | 130件 |
L手技成功率 | 96% |
右心カテーテル法 | 176件 |
冠攣縮誘発試験 | 24件 |
植込み型除細動器 | 11件 |
大動脈内バルンパンピング | 34件 |
経皮的人工心肺PCPS | 11件 |
下大静脈フィルター | 5件 |
不整脈カテーテル焼灼術 | 142件 |
ペースメーカー植込み術 | 47件 |
心臓再同期療法 | 4件 |
令和2年度の入院症例は1239人。入院症例の65歳以上が76%、80歳以上が30%でした。
冠動脈疾患が37%で、心不全は21%、末梢動脈疾患が9%、不整脈が16%、その他が17%でした。急性心筋梗塞は85例でした。心停止蘇生後15症例には積極的なカテーテル治療と低体温療法(脳保護)により8例が生存退院、7例が完全社会復帰しました。
高度石灰化病変に対するロータブレーター治療は30例。治療手技中の死亡事故は今年もゼロでした。
地域医療機関との相互理解を深めるために年に2回“循環器連携セミナー”を行っています。循環器領域のトピック、当院の診療方針をお伝えし、また連携医療機関のニーズを確認させて頂いていますので参加をお待ちしています。(最近はWeb開催が主流ですが)講演会・研究会やホームページ上でも情報を発信しますので視聴をお願いします。心臓、末梢動脈のスクリーニング検査に関しては共同利用枠の欄をご参照下さい。二次予防症例は半年~一年に一回来院して頂き定期検査や内服薬の調整を行います。当科の逆紹介率は350%を越えています。心房細動の早期発見のために自己検脈の指導を外来で行っています。労作時の胸部不快・息切れ、心雑音聴取や15分以上続く動悸症例などは積極的にご紹介ください。
自覚症状が極軽度な症例の中にも重症冠動脈疾患は潜んでいます。心筋梗塞、心停止などの重大事故の発生前に一度受診をお勧め下さい。
根岸 耕二ネギシ コウジ
科長 部長(心臓血管センター長兼務)
卒業年 | 昭和59年 |
---|---|
専門 | 循環器内科 |
取得資格 | プログラム責任者養成講習会、日本循環器学会認定循環器専門医、日本内科学会認定医・指導医、日本心血管インターベンション治療学会 (CVIT) 専門医・指導医 |
小浦 貴裕コウラ タカヒロ
部長
卒業年 | 平成8年 |
---|---|
専門 | 循環器内科 |
取得資格 | 日本内科学会認定医、日本循環器学会専門医、フットケア指導士 |
福本 耕太郎フクモト コウタロウ
部長(不整脈センター長兼務)
卒業年 | 平成12年 |
---|---|
専門 | 循環器内科 (不整脈 植込みデバイス) |
取得資格 | 日本循環器学会認定循環器専門医、日本不整脈心電学会認定不整脈専門医、日本内科学会総合内科専門医、植込み型除細動器(ICD)/ ペーシングによる心不全治療(CRT)研修修了、日本医師会認定産業医、米国 fellow of the Heart Rhythm Society(FHRS) |
新村 大輔シンムラ ダイスケ
部長
卒業年 | 平成14年 |
---|---|
専門 | 循環器内科 |
取得資格 | 日本内科学会認定医・専門医・指導医、日本循環器学会専門医、日本心血管インターベンション治療学会(CVIT)専門医 |
酒井 正憲サカイ マサノリ
部長
卒業年 | 平成16年 |
---|---|
専門 | 循環器内科 |
取得資格 | 日本内科学会総合内科専門医、日本循環器学会認定循環器専門医 |
樫村 晋カシムラ シン
医長
卒業年 | 平成19年 |
---|---|
専門 | 循環器内科 |
取得資格 | 日本不整脈心電学会認定不整脈専門医、日本循環器学会認定循環器専門医、日本内科学会総合内科専門医 |
北島 龍太キタジマ リュウタ
副医長
卒業年 | 平成21年 |
---|---|
専門 | 循環器内科 |
取得資格 | 日本循環器学会認定循環器専門医、総合内科専門医、日本心血管インターベンション治療学会(CVIT)認定医、ICLS ディレクター、JMECCインストラクター、心臓リハビリ指導士、日本医師会認定健康スポーツ医 |
小澤 貴暢オザワ タカノブ
副医長
卒業年 | 平成23年 |
---|---|
専門 | 循環器内科 |
取得資格 | 日本循環器学会認定循環器専門医、日本内科学会認定総合内科専門医、日本心血管インターベンション治療学会(CVIT)認定医、心臓リハビリ指導士 |
初診の方
8:00~11:00
※診療開始時間 午前8:45
再診の方
【予約のない方】
午前7:30~11:00
※午後は専門外来(予約制)
再診の方
【予約のある方】
予約時間までに受付
手続を
お願いします。
不整脈、末梢動脈疾患、稀少心筋疾患(Fabry病など)、ペースメーカー・ICD、呼吸デバイス、フットケアの各種専門外来を運用中です。地域連携室を通じて、各曜日の初診紹介枠、心雑音・弁膜症紹介枠、狭心症・冠動脈疾患紹介枠、心臓リハビリ紹介枠、末梢動脈疾患紹介枠、心臓スクリーニング検査、血管スクリーニング検査の各予約が可能です。(紹介枠の設定日に受診できない患者さんは、スクリーニング検査以外であれば、その他の曜日に通常の紹介状持参で対応させて頂きます)。また予防医療センターで冠動脈CTを含む「心臓ドック」を週末に行っていますので是非ご利用下さい。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
---|---|---|---|---|---|
AM | 北島 | 樫村 | 酒井 | 根岸、福本 | 新村 |
PM | - | - | - | - | - |
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
---|---|---|---|---|---|
AM | 小浦、小澤、北島 | 根岸、樫村 | 新村、北島 | 小澤 | 新村、小浦、酒井 |
PM | 小浦、小澤、北島 | 根岸、福本、樫村 | 新村、樫村、北島 | 根岸、福本、小澤 | 小浦、新村、酒井 |
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
---|---|---|---|---|---|
AM | ファブリー外来 (山川)(10:00~) |
不整脈外来 (福本) |
- | 不整脈外来(福本) | - |
PM | 呼吸デバイス外来 (北島)(隔週) |
- | ペースメーカ ICD外来 (福本、樫村) |
フットケア外来 (小浦)(1,2,4週) |
末梢動脈疾患外来 (小浦) |
※火曜PMと金曜AMに狭心症・冠動脈初診紹介枠、金曜AMに心雑音・弁膜症初診紹介枠を設定しました。ぜひご利用ください。従来の初診枠も引き続きご利用可能です。
根岸 耕二 医師
現在循環器内科は8人のスタッフ医師と内科専攻医(1~2人)、数名の当院研修医を加えて3チーム制で診療を行っています。2020年5月より新病院に移り、アンギオ装置が3台(2台が心臓専用)に増え、以前よりも余裕のある運用となっています。緊急アンギオの受け入れは旧病院よりもスムースになっています。安定狭心症~急性冠症候群の症例には、循環器内科と心臓血管外科の協働により、急性期から最良の長期予後を見据えた治療を提供します。不整脈のカテーテル焼灼術は週2日/4例で施行中ですが、症例が増えれば週3日に拡充の予定です。下肢動脈閉塞や透析シャント狭窄などの末梢血管治療も技術的に完成しており安定した成績を収めています。お困りの際にはご相談下さい。横浜市の事業として推進中の心臓大血管リハビリはコロナ禍の中、外来リハビリも拡充中で、重点拠点病院としてスポーツセンターとの提携も進めています。
安定狭心症症例の治療ガイドラインが変わり冠動脈カテーテル治療の適応が絞られた印象をお持ちだと思いますが、狭心症状のコントロール困難例(もっと動きたい症例含めて)だけでなく、左室機能低下例、心不全既往例では症状のコントロールがついていても血行再建術が予後を改善します(ISCHEMIA試験サブ解析)。狭心症を疑う症例は先ず積極的にご紹介下さい。
不整脈センターに関しては昨年4月から冷凍凝固バルーンを用いた肺静脈隔離術を開始し、デバイス治療に関してはリードレスペースメーカー、着用型自動除細動器~植込み型除細動器、再同期療法などを行っています。
多科連携でフットケア外来を第2、4週木曜午後に開いています。静脈鬱滞や末梢動脈疾患に伴う難治性潰瘍症例などお困りの場合にご相談ください。末梢動脈拡張術も技術的にほぼ完成し、心臓血管外科で行う動脈内膜剥離術とのハイブリット手術も施行しています。下肢冷感や間欠性跛行を訴えられる患者さんは早期に一度外来を受診させて下さい。
複雑な透析シャント拡張術も対応していますのでご紹介下さい。
カテーテル手技総数 | 914 件 |
---|---|
心臓カテーテル検査数 | 353 件 |
冠動脈カテーテル治療 | 270 件 |
L手技成功率 | 99% |
Lステント使用率(症例ベース) | 67% |
末梢動脈カテーテル治療 | 130件 |
L手技成功率 | 96% |
右心カテーテル法 | 176件 |
冠攣縮誘発試験 | 24件 |
植込み型除細動器 | 11件 |
大動脈内バルンパンピング | 34件 |
経皮的人工心肺PCPS | 11件 |
下大静脈フィルター | 5件 |
不整脈カテーテル焼灼術 | 142件 |
ペースメーカー植込み術 | 47件 |
心臓再同期療法 | 4件 |
令和2年度の入院症例は1239人。入院症例の65歳以上が76%、80歳以上が30%でした。
冠動脈疾患が37%で、心不全は21%、末梢動脈疾患が9%、不整脈が16%、その他が17%でした。急性心筋梗塞は85例でした。心停止蘇生後15症例には積極的なカテーテル治療と低体温療法(脳保護)により8例が生存退院、7例が完全社会復帰しました。
高度石灰化病変に対するロータブレーター治療は30例。治療手技中の死亡事故は今年もゼロでした。
地域医療機関との相互理解を深めるために年に2回“循環器連携セミナー”を行っています。循環器領域のトピック、当院の診療方針をお伝えし、また連携医療機関のニーズを確認させて頂いていますので参加をお待ちしています。(最近はWeb開催が主流ですが)講演会・研究会やホームページ上でも情報を発信しますので視聴をお願いします。心臓、末梢動脈のスクリーニング検査に関しては共同利用枠の欄をご参照下さい。二次予防症例は半年~一年に一回来院して頂き定期検査や内服薬の調整を行います。当科の逆紹介率は350%を越えています。心房細動の早期発見のために自己検脈の指導を外来で行っています。労作時の胸部不快・息切れ、心雑音聴取や15分以上続く動悸症例などは積極的にご紹介ください。
自覚症状が極軽度な症例の中にも重症冠動脈疾患は潜んでいます。心筋梗塞、心停止などの重大事故の発生前に一度受診をお勧め下さい。
市民病院では、紹介状をお持ちの患者さんの待ち時間短縮のために、電話で紹介患者さんの事前予約サービスを行う「紹介患者予約センター」を開設しています。
月〜金曜日
9:00~17:00
※土曜日・日曜日・祝日・年末年始(12月29日〜1月3日)
は受付しておりません。
根岸 耕二 医師
現在循環器内科は8人のスタッフ医師と内科専攻医(1~2人)、数名の当院研修医を加えて3チーム制で診療を行っています。2020年5月より新病院に移り、アンギオ装置が3台(2台が心臓専用)に増え、以前よりも余裕のある運用となっています。緊急アンギオの受け入れは旧病院よりもスムースになっています。安定狭心症~急性冠症候群の症例には、循環器内科と心臓血管外科の協働により、急性期から最良の長期予後を見据えた治療を提供します。不整脈のカテーテル焼灼術は週2日/4例で施行中ですが、症例が増えれば週3日に拡充の予定です。下肢動脈閉塞や透析シャント狭窄などの末梢血管治療も技術的に完成しており安定した成績を収めています。お困りの際にはご相談下さい。横浜市の事業として推進中の心臓大血管リハビリはコロナ禍の中、外来リハビリも拡充中で、重点拠点病院としてスポーツセンターとの提携も進めています。
安定狭心症症例の治療ガイドラインが変わり冠動脈カテーテル治療の適応が絞られた印象をお持ちだと思いますが、狭心症状のコントロール困難例(もっと動きたい症例含めて)だけでなく、左室機能低下例、心不全既往例では症状のコントロールがついていても血行再建術が予後を改善します(ISCHEMIA試験サブ解析)。狭心症を疑う症例は先ず積極的にご紹介下さい。
不整脈センターに関しては昨年4月から冷凍凝固バルーンを用いた肺静脈隔離術を開始し、デバイス治療に関してはリードレスペースメーカー、着用型自動除細動器~植込み型除細動器、再同期療法などを行っています。
多科連携でフットケア外来を第2、4週木曜午後に開いています。静脈鬱滞や末梢動脈疾患に伴う難治性潰瘍症例などお困りの場合にご相談ください。末梢動脈拡張術も技術的にほぼ完成し、心臓血管外科で行う動脈内膜剥離術とのハイブリット手術も施行しています。下肢冷感や間欠性跛行を訴えられる患者さんは早期に一度外来を受診させて下さい。
複雑な透析シャント拡張術も対応していますのでご紹介下さい。
カテーテル手技総数 | 914 件 |
---|---|
心臓カテーテル検査数 | 353 件 |
冠動脈カテーテル治療 | 270 件 |
L手技成功率 | 99% |
Lステント使用率(症例ベース) | 67% |
末梢動脈カテーテル治療 | 130件 |
L手技成功率 | 96% |
右心カテーテル法 | 176件 |
冠攣縮誘発試験 | 24件 |
植込み型除細動器 | 11件 |
大動脈内バルンパンピング | 34件 |
経皮的人工心肺PCPS | 11件 |
下大静脈フィルター | 5件 |
不整脈カテーテル焼灼術 | 142件 |
ペースメーカー植込み術 | 47件 |
心臓再同期療法 | 4件 |
令和2年度の入院症例は1239人。入院症例の65歳以上が76%、80歳以上が30%でした。
冠動脈疾患が37%で、心不全は21%、末梢動脈疾患が9%、不整脈が16%、その他が17%でした。急性心筋梗塞は85例でした。心停止蘇生後15症例には積極的なカテーテル治療と低体温療法(脳保護)により8例が生存退院、7例が完全社会復帰しました。
高度石灰化病変に対するロータブレーター治療は30例。治療手技中の死亡事故は今年もゼロでした。
地域医療機関との相互理解を深めるために年に2回“循環器連携セミナー”を行っています。循環器領域のトピック、当院の診療方針をお伝えし、また連携医療機関のニーズを確認させて頂いていますので参加をお待ちしています。(最近はWeb開催が主流ですが)講演会・研究会やホームページ上でも情報を発信しますので視聴をお願いします。心臓、末梢動脈のスクリーニング検査に関しては共同利用枠の欄をご参照下さい。二次予防症例は半年~一年に一回来院して頂き定期検査や内服薬の調整を行います。当科の逆紹介率は350%を越えています。心房細動の早期発見のために自己検脈の指導を外来で行っています。労作時の胸部不快・息切れ、心雑音聴取や15分以上続く動悸症例などは積極的にご紹介ください。
自覚症状が極軽度な症例の中にも重症冠動脈疾患は潜んでいます。心筋梗塞、心停止などの重大事故の発生前に一度受診をお勧め下さい。
根岸 耕二 医師
現在循環器内科は8人のスタッフ医師と内科専攻医(1~2人)、数名の当院研修医を加えて3チーム制で診療を行っています。2020年5月より新病院に移り、アンギオ装置が3台(2台が心臓専用)に増え、以前よりも余裕のある運用となっています。緊急アンギオの受け入れは旧病院よりもスムースになっています。安定狭心症~急性冠症候群の症例には、循環器内科と心臓血管外科の協働により、急性期から最良の長期予後を見据えた治療を提供します。不整脈のカテーテル焼灼術は週2日/4例で施行中ですが、症例が増えれば週3日に拡充の予定です。下肢動脈閉塞や透析シャント狭窄などの末梢血管治療も技術的に完成しており安定した成績を収めています。お困りの際にはご相談下さい。横浜市の事業として推進中の心臓大血管リハビリはコロナ禍の中、外来リハビリも拡充中で、重点拠点病院としてスポーツセンターとの提携も進めています。
安定狭心症症例の治療ガイドラインが変わり冠動脈カテーテル治療の適応が絞られた印象をお持ちだと思いますが、狭心症状のコントロール困難例(もっと動きたい症例含めて)だけでなく、左室機能低下例、心不全既往例では症状のコントロールがついていても血行再建術が予後を改善します(ISCHEMIA試験サブ解析)。狭心症を疑う症例は先ず積極的にご紹介下さい。
不整脈センターに関しては昨年4月から冷凍凝固バルーンを用いた肺静脈隔離術を開始し、デバイス治療に関してはリードレスペースメーカー、着用型自動除細動器~植込み型除細動器、再同期療法などを行っています。
多科連携でフットケア外来を第2、4週木曜午後に開いています。静脈鬱滞や末梢動脈疾患に伴う難治性潰瘍症例などお困りの場合にご相談ください。末梢動脈拡張術も技術的にほぼ完成し、心臓血管外科で行う動脈内膜剥離術とのハイブリット手術も施行しています。下肢冷感や間欠性跛行を訴えられる患者さんは早期に一度外来を受診させて下さい。
複雑な透析シャント拡張術も対応していますのでご紹介下さい。
カテーテル手技総数 | 914 件 |
---|---|
心臓カテーテル検査数 | 353 件 |
冠動脈カテーテル治療 | 270 件 |
L手技成功率 | 99% |
Lステント使用率(症例ベース) | 67% |
末梢動脈カテーテル治療 | 130件 |
L手技成功率 | 96% |
右心カテーテル法 | 176件 |
冠攣縮誘発試験 | 24件 |
植込み型除細動器 | 11件 |
大動脈内バルンパンピング | 34件 |
経皮的人工心肺PCPS | 11件 |
下大静脈フィルター | 5件 |
不整脈カテーテル焼灼術 | 142件 |
ペースメーカー植込み術 | 47件 |
心臓再同期療法 | 4件 |
令和2年度の入院症例は1239人。入院症例の65歳以上が76%、80歳以上が30%でした。
冠動脈疾患が37%で、心不全は21%、末梢動脈疾患が9%、不整脈が16%、その他が17%でした。急性心筋梗塞は85例でした。心停止蘇生後15症例には積極的なカテーテル治療と低体温療法(脳保護)により8例が生存退院、7例が完全社会復帰しました。
高度石灰化病変に対するロータブレーター治療は30例。治療手技中の死亡事故は今年もゼロでした。
地域医療機関との相互理解を深めるために年に2回“循環器連携セミナー”を行っています。循環器領域のトピック、当院の診療方針をお伝えし、また連携医療機関のニーズを確認させて頂いていますので参加をお待ちしています。(最近はWeb開催が主流ですが)講演会・研究会やホームページ上でも情報を発信しますので視聴をお願いします。心臓、末梢動脈のスクリーニング検査に関しては共同利用枠の欄をご参照下さい。二次予防症例は半年~一年に一回来院して頂き定期検査や内服薬の調整を行います。当科の逆紹介率は350%を越えています。心房細動の早期発見のために自己検脈の指導を外来で行っています。労作時の胸部不快・息切れ、心雑音聴取や15分以上続く動悸症例などは積極的にご紹介ください。
自覚症状が極軽度な症例の中にも重症冠動脈疾患は潜んでいます。心筋梗塞、心停止などの重大事故の発生前に一度受診をお勧め下さい。
休診日
土曜、
日曜、国民の祝日、
年末年始(12月29日〜
1月3日)
Accessアクセス情報
〒221-0855
神奈川県横浜市神奈川区三ツ沢西町1-1
バス停「市民病院」下車 ※令和2年5月2日に新設
・横浜駅西口から 市営87系統又は34系統(平日の日中のみ)
・東神奈川駅から 市営88系統(東神奈川駅西口~東横反町駅前~三ツ沢上町前~市民病院)
・保土ケ谷区内や相鉄線沿線から 208系統(横浜駅西口~和田町~市民病院)
バス停「三ツ沢総合グランド入口」下車 徒歩1分
・横浜駅西口から三ツ沢総合グランド経由のバスに乗車