横浜市立市民病院

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診療科・部門

循環器内科

診療科紹介

根岸 耕二 根岸 耕二 医師

当院の循環器内科で対象としている疾患は「循環器疾患全般」で、狭心症・心筋梗塞といった動脈硬化性心疾患、急性・慢性期の心不全、心臓弁膜症、心筋症、不整脈、肺塞栓症・肺高血圧症、大動脈疾患などがあります。

受診のきっかけとなる症状としては、胸痛(特に冷や汗や脱力を伴う胸痛は要注意)、動悸、呼吸困難(心臓が悪いのか、肺が悪いのか)、意識消失・失神発作、降圧薬を飲んでもなかなか下がらない高血圧、脈が跳んだりバラバラになるといった不整脈、健診での心電図異常、歩くとふくらはぎが痛くなり立ち止まる(間欠性跛行)、片足が冷たい(下肢動脈閉塞)などがあります。

主な外来検査として、狭心症をチェックする運動負荷心電図、弁膜症や心臓の機能を見る心臓超音波検査、不整脈検出を目的とする24時間心電図、仮面高血圧をみる24時間血圧、簡易に冠状動脈硬化の有無を調べるMDCTスキャン、全身血管の動脈硬化病変を調べるMRアンギオグラム等を行っています。

また、心臓核医学(RI)検査(年間約800件施行)を積極的に用いてハイリスク症例の動脈硬化性心疾患の早期診断や術前診断に努めるとともに、リスクの少ない症例に不必要な冠動脈造影検査(約20万円かかります)を施行しないよう心がけています。 スクリーニング検査でハイリスクと診断されれば入院精査となります。

外来のご案内

初診外来は平日の午前中で、病診連携医師からの初診予約、紹介例を優先で診察しています。紹介状のない患者さんも当日に診察をしていますが、診察順は最後になりますので待ち時間が長くなる可能性があります。緊急の受診でない場合には、なるべく予約枠・紹介枠をご利用ください。
当院の外来は急性期治療を主体とし、心臓の状態・処方が安定した時点では、病診連携を通じて近くの先生に安定期の治療をお願いしています。半年~1年毎に当院でも循環器領域の特殊検査を行い、一緒に経過観察をしていきます。
受診時にはお互いにストレスの少ない外来を目ざし、今後も努力していこうと考えています。

また、心疾患救急は24時間受け入れ可能(夜間・休日はCCU当直体制)で、心筋梗塞、致死性不整脈、ショック症例へのカテーテル治療(緊急治療は年間約100例)、補助循環装置による救命、心肺停止搬入後の蘇生症例に低体温治療などを行っています。心臓外科医とも連携し、冠動脈バイパス術、大動脈人工血管置換術等の(準)緊急手術を施行しています。

実績

H26年度循環器内科の入院症例数は1092例で、半数は冠動脈疾患の診断・治療、3分の1が心不全治療、残り15―20%が不整脈や静脈血栓症・肺塞栓症、下肢動脈閉塞(末梢動脈疾患)などで、平均入院期間は約9.1日間でした。  心臓カテーテル検査(心臓の栄養動脈の狭窄・閉塞状況を調べる冠動脈造影、狭心症の原因となる冠動脈の痙攣誘発試験、心筋の病気を調べる心筋生検、不整脈の危険度・失神の原因などを調べる電気生理学的検査など)、狭心症・急性心筋梗塞、下肢動脈閉塞に対するカテーテル治療を約950例に施行しました。狭心症や心筋梗塞の冠動脈カテーテル治療を今年度は311例に施行しました。治療の必要性が明確な病変のみ治療するように心掛けています。また難治性高血圧や腎不全(透析)の原因となる腎動脈狭窄や、間欠性跛行・難治性下腿潰瘍を呈する下肢動脈の狭窄~閉塞、透析シャント不全に対してのカテーテル治療を年間合計約180例に施行し、条件の悪い困難な症例を含めても全体の成功率は97%でした(平成26年度)。慶応大学病院循環器内科のスタッフに協力して頂き、不整脈に対するカテーテル焼却術を当院でも準備中です。 近隣の医療機関と提携して無症状~軽症での心血管疾患早期発見を目的とするスクリーニング検査(働き盛りの突然死、動脈硬化による下肢切断の撲滅、その息苦しさの原因は本当に肺疾患だけですか?)、“脈の自己チェックで脳梗塞を防ぎましょう”を推進しています。下記リンクを是非参照ください。
>>心臓、血管スクリーニング検査のお知らせ、自己検脈の勧め、息切れ・COPDの患者さんへのメッセージ等についてはこちらのページをご覧下さい。

検脈で脳梗塞を防ぎましょう(PDF)

お知らせ

心臓スクリーニング検査
本検査は、主に糖尿病・メタボリックシンドロームといった循環器疾患の危険因子を有するハイリスクな患者さんを対象とした胸部エックス線撮影、心電図検査、心エコー図検査、トレッドミル負荷試験をセットにした半日ドッグです。
働いている忙しい方でも受けられるよう、半日で結果が出るよう、上記検査を循環器の専門医が提供するものです。異常が疑われる場合には、検査当日に追加の検査予約などが行えるのがメリットとなります。
患者さんからの直接の予約は出来ませんので、受診希望・興味のある方は、かかりつけの先生にご相談ください。 心臓スクリーニング検査の勧め(PDF)
血管スクリーニング検査
本検査は、主に糖尿病、メタボリックシンドローム、慢性腎臓病、透析患者、ATIS 症例といった動脈硬化危険因子を有するハイリスクな患者さんを対象とした、血圧脈波検査、下肢動脈エコー検査、頸動脈エコー検査、心電図検査、胸部エックス線撮影をセットにした半日ドッグです。
働いている忙しい方でも受けられるよう、半日で結果が出るよう、上記検査を循環器の専門医が提供するものです。異常が疑われる場合には、検査当日に追加の検査予約などが行えるのがメリットとなります。
患者さんからの直接の予約は出来ませんので、受診希望・興味のある方は、かかりつけの先生にご相談ください。 血管スクリーニング検査の勧め(PDF)
高血圧治療ガイドライン
市民公開講座の講演に使った資料に2009年に発表された高血圧治療ガイドラインの内容を 加えて提供しています。 当院での心血管疾患への取り組み、ATISの概念も提示しています。興味のある方はご覧ください。 「血圧はどこまで下げましょう、どうやって下げましょう」(PDF)

医師紹介

担当医師一覧
外来担当医師一覧はこちら
根岸 耕二(ネギシ コウジ) 部長
卒業年:
昭和59年
専門:
循環器内科
取得資格:
日本内科学会認定医、日本循環器学会専門医、日本心血管インターベンション治療学会(CVIT) 専門医、植込み型除細動器(ICD)/ ペーシングによる 心不全治療(CRT)研修終了
小浦 貴裕(コウラ タカヒロ) 部長
卒業年:
平成8年
専門:
循環器内科
取得資格:
日本内科学会認定医、日本循環器学会専門医、植込み型除細動器(ICD)/ ペーシングによる心不全治療(CRT)研修終了
新村 大輔(シンムラ ダイスケ) 医長
卒業年:
平成14年
専門:
循環器内科
取得資格:
日本内科学会認定医・専門医・指導医、日本循環器学会専門医、日本心血管インターベンション治療学会(CVIT)認定医、植込み型除細動器(ICD)/ ペーシングによる心不全治療(CRT)研修終了
山川 裕之(ヤマカワ ヒロユキ) 副医長
卒業年:
平成15年
専門:
循環器内科
取得資格:
日本内科学会認定医、日本循環器学会専門医
酒井 正憲(サカイ マサノリ) 副医長
卒業年:
平成16年
専門:
循環器内科
取得資格:
日本内科学会認定医、日本循環器学会専門医、植込み型除細動器(ICD)/ ペーシングによる心不全治療(CRT)研修終了
北島 龍太(キタジマ リョウタ) 医師
卒業年:
平成21年
専門:
循環器内科
取得資格:
日本内科学会認定医
福士 圭(フクシ ケイ) 医師
卒業年:
平成23年
専門:
循環器内科
取得資格:
 
中村 治紀(ナカムラ ハルキ) 臨床研究医
卒業年:
平成24年
専門:
循環器内科
取得資格:
日本内科学会認定医、ACLS プロバイダー
三山 寛司(ミヤマ ヒロシ) 臨床研究医
卒業年:
平成25年
専門:
循環器内科
取得資格:
 
伊倉 秀彦(イクラ ヒデヒコ) 臨床研究医
卒業年:
平成26年
専門:
循環器内科
取得資格: