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Clinical department

電話番号 045-316-4580

形成外科

対象疾患・診療内容

1. 交通事故などによる顔面や手指の外傷(顔面・手指挫創、指切断、顔面骨骨折)
2. 体表面の腫瘍(良性・悪性の皮膚・皮下腫瘍など)
3. 先天異常(耳介変形、多指・合指症、臍ヘルニアなど)
4. 皮膚潰瘍(難治性潰瘍)
5. 熱傷(やけど)、熱傷後の瘢痕、ケロイド、瘢痕拘縮(傷のひきつれ)、腹壁瘢痕ヘルニア
6. 腫瘍切除後組織欠損の再建(乳がん、頭頚部がん術後)
7. 炎症・変性疾患(四肢リンパ浮腫、陳旧性顔面神経麻痺、眼瞼内反症)
8. 眼瞼下垂症

ご挨拶

竹丸 雅志 形成外科長代理

竹丸 雅志 形成外科長代理

当形成外科の治療においては、“傷”や“形”や“機能”をどこまで改善していくかが重要であり目標となります。すなわち、限りなく目立たなくし、形態を限界まで整え、機能を極力回復させることが形成外科の使命と考えます。
当科は形成外科全般を扱っていますが、特に“機能の再建”にこだわり、四肢リンパ管機能の再建、顔面神経・表情筋機能の再建、腹壁機能の再建などに力を入れて診療を行っております。

形成外科とは

形成外科は、先天的または後天的に何らかの原因で失われた形態・機能を再建する診療科です。手術を行い、形態、機能を再建することで、生活における質(QOL)を向上させることを目的としております。

当院形成外科の特徴

2020年4月から常勤4名、非常勤1名の体制で診療を行っております。
当院形成外科では形成外科全般を扱っていますが、リンパ浮腫、顔面神経麻痺等、特に“機能の再建”に力を入れています。
その他、眼瞼下垂・腹壁瘢痕ヘルニア・乳房再建にも力を入れています。

他院からの受診を希望される際は形成外科外来宛ての紹介状を持参してください。

当院形成外科の特徴

特に力を入れている疾患
  • リンパ浮腫
  • リンパ浮腫とは

    リンパ浮腫とは体にたまった老廃物を運搬するリンパ管の機能が低下し、四肢を中心にむくみ(浮腫)が生じた状態です。主に婦人科系の悪性腫瘍や乳がんの手術時にリンパ節が切除されることで、リンパ管の機能低下が生じて発症します。放射線・化学療法も機能低下の原因となります。 また、上述のような明らかな原因がなくても発症する場合があります。
    浮腫を軽減し生活の質を向上させることを目的に治療を行います。

    リンパ浮腫の症状

    浮腫が生じ、さらに炎症(蜂窩織炎)を起こしやすくなります。

    リンパ浮腫の診断

    リンパシンチグラフィー・やインドシアニングリーン(ICG)を使用したICGリンパ管蛍光造影検査を行います。

    リンパシンチグラフィー

    アイソトープによるリンパ管造影を行い、リンパ流をダイナミックに捉えます。病期診断や手術適応の有無に有用な検査です。

    ICGリンパ管蛍光造影検査

    近赤外線カメラを用いてリアルタイムにリンパの流れを可視化します。 術前・術後の評価に有用です。

    リンパ浮腫の治療

    リンパ浮腫の治療は主に保存的治療(理学療法)と、外科的治療(手術療法)があります。
    理学療法は用手的リンパドレナージ(マッサージ)、弾性包帯やストッキングによる圧迫、運動療法などがあります。
    手術は主にリンパ管静脈吻合術を行います。
    リンパ管を静脈に吻合し、リンパを静脈内へ還流させることで浮腫の軽減を見込みます。

    リンパ浮腫治療

    手術初見

    リンパ浮腫治療

    手術の効果は、理学療法との併用でより効果が期待できると考えられています。
    当院では基本的に全身麻酔下にて手術を行います。
    入院期間は約1週間です。
    また、近年では静脈にも着目し、積極的に静脈検査・治療も併用しています。
    受診希望の場合はリンパ浮腫外来を受診してください(第1、2、3、4週火曜日午前)。
    ■予約方法はこちらをご覧ください。

  • 顔面神経麻痺
  • 顔面神経麻痺とは

    顔面神経は顔の表情を作る筋を動かす働きをもちます。
    様々な原因で顔面神経が麻痺した場合、豊かな表情が作れなくなり、生活の質が低下します。
    表情筋機能の再建を行い、生活の質を向上させることが治療の目的です。

    顔面神経麻痺の症状

    主に麻痺・拘縮・共同運動が挙げられます。
    麻痺とは神経が障害されたことにより筋肉が動かくなることです。
    具体的には
    ・閉瞼不全(眼を閉じることができない)
    ・眉毛挙上不全(眉毛を挙げることができない)
    ・口角挙上不全(笑顔を作ることができない)
    といった症状があります。

    顔面神経麻痺の症状

    拘縮とは神経が障害され一定期間筋肉が動かなったために筋肉にこわばりが生じることです。
    共同運動とは神経が障害されてから再生する過程で過誤支配が生じてしまうことです。
    具体的には眼・口が同時に動くといった症状があります。

    顔面神経麻痺の治療

    上記の症状毎に適切な治療法を選択します。
    麻痺に対しては主に手術を行います。手術治療は静的再建・動的再建に大別されます。
    静的再建とは静止時の左右対称性を再建する手術、動的再建とは動きを再建する手術です。
    治療方針は外来で相談の上、決定します。
    詳細に関しては担当医にご相談ください。

    ・眉毛挙上術(静的再建)
    眉毛が下がり視野が狭くなった症状に対して眉毛上の皮膚を切除して眉毛を挙上し、左右のバランスをとります。

    顔面神経麻痺の治療

    ・閉瞼不全/眼瞼外反症手術(静的再建)
    閉瞼不全・下眼瞼外反の症状に対して瞼板のつり上げや筋膜を移植することで症状を改善します。

    閉瞼不全/眼瞼外反症手術(静的再建)

    ・筋移植術(動的再建)
    口角が挙がらない、笑顔が作れないという症状に対して新たに筋肉を移植することで、口角挙上を可能にします。
    脇腹の筋肉(前鋸筋)を移植し、動力源として主に健側顔面神経・咬筋神経を使用します。

    筋移植術(動的再建)

    その他、拘縮・共同運動に対しても手術を含めた治療を行います。
    受診を希望される場合は顔面神経麻痺外来を受診してください(第2週火曜日午後)。
    ■予約方法はこちらをご覧ください。

  • 乳房再建
  • 乳房再建とは

    乳房再建とは、乳癌手術などで失われた乳房を手術で再建することです。
    可能な限り左右対称で自然な形の乳房を再建し、生活の質を向上させることが治療の目的です。

    乳房再建の時期

    手術時期は一次(乳癌手術と同時に乳房再建)と二次(乳癌手術の一定期間後に乳房再建)に分けられ、手術回数は一期(1回の手術での乳房再建)と二期(2回の手術での乳房再建)に分けられます。
    これらの組み合わせにより、乳房再建の手術時期と手術回数を決定します。
    当院では乳癌治療が落ち着いた方を対象に、主に二次一期再建・二次二期再建を行っております。

    一次 二次
    一期
    二期

    * 〇:当院で対応可能

    乳房再建の方法

    人工物で再建する方法と自家組織で再建する方法に分けられます。

    1.人工物による再建

    1回目の手術で再建する予定の乳房の皮膚・筋肉の下にエキスパンダーという組織拡張器を入れます。退院後、外来で2~3週間毎にエキスパンダーに生理食塩水を注入して膨らまし、皮膚を伸展させます。皮膚を十分に伸展させてから約6ヶ月程度経過した時点で、シリコンインプラントに入れ替えます。
    手術の際の入院期間はそれぞれ約1週間となります。

    2.自家組織による再建

    背中の組織を用いる広背筋皮弁による再建と、下腹部の組織を用いる腹部皮弁による再建が主に用いられます。
    手術の際の入院期間は約2週間となります。
    受診希望の場合は形成外科外来を受診ください(月/木曜日午後)。
    ■予約方法はこちらをご覧ください。

  • 眼瞼下垂
  • 主に加齢性の眼瞼下垂を対象に、局所麻酔下にて手術を行っております。
    手術の際の入院期間は約2泊3日となります。
    (※主に入院で行っていますが、症状により日帰り手術も対応しています。)
    受診希望の場合は形成外科外来を受診ください。
    ■予約方法はこちらをご覧ください。

  • 腹壁瘢痕ヘルニア
  • 外科開腹手術の術後に生じた腹壁瘢痕ヘルニア(脱腸)に対して、メッシュ(人工物)を用いた方法や自家組織によるメッシュを用いない方法(components separation法)による再建を行っています。

診療実績

2018年4月1日~ 2019年3月31日

形成外科年間手術件数 474件
入院手術 257件
外来手術 227件
合計 484件
主な手術実績
外傷 56件
先天異常 11件
皮膚腫瘍 161件
瘢痕・瘢痕拘縮 36件
難治性潰瘍 6件
炎症・変性疾患 180件
眼瞼下垂 34件
四肢リンパ浮腫 105件
上肢 続発性 16件
原発性 1件
下肢 続発性 73件
原発性 15件
顔面神経麻痺再建 16件
腹壁瘢痕ヘルニア 21件

地域医療連携の取組

当科主催研究会
・神奈川リンパ浮腫研究会(年 2 回)
・褥瘡ケアチーム研修会(年 2 回)

よくある質問

newsお知らせ

現在、お知らせはありません。

1. 交通事故などによる顔面や手指の外傷(顔面・手指挫創、指切断、顔面骨骨折)
2. 体表面の腫瘍(良性・悪性の皮膚・皮下腫瘍など)
3. 先天異常(耳介変形、多指・合指症、臍ヘルニアなど)
4. 皮膚潰瘍(難治性潰瘍)
5. 熱傷(やけど)、熱傷後の瘢痕、ケロイド、瘢痕拘縮(傷のひきつれ)、腹壁瘢痕ヘルニア
6. 腫瘍切除後組織欠損の再建(乳がん、頭頚部がん術後)
7. 炎症・変性疾患(四肢リンパ浮腫、陳旧性顔面神経麻痺、眼瞼内反症)
8. 眼瞼下垂症

ご挨拶

竹丸 雅志 形成外科長代理

竹丸 雅志 形成外科長代理

当形成外科の治療においては、“傷”や“形”や“機能”をどこまで改善していくかが重要であり目標となります。すなわち、限りなく目立たなくし、形態を限界まで整え、機能を極力回復させることが形成外科の使命と考えます。
当科は形成外科全般を扱っていますが、特に“機能の再建”にこだわり、四肢リンパ管機能の再建、顔面神経・表情筋機能の再建、腹壁機能の再建などに力を入れて診療を行っております。

形成外科とは

形成外科は、先天的または後天的に何らかの原因で失われた形態・機能を再建する診療科です。手術を行い、形態、機能を再建することで、生活における質(QOL)を向上させることを目的としております。

当院形成外科の特徴

2020年4月から常勤4名、非常勤1名の体制で診療を行っております。
当院形成外科では形成外科全般を扱っていますが、リンパ浮腫、顔面神経麻痺等、特に“機能の再建”に力を入れています。
その他、眼瞼下垂・腹壁瘢痕ヘルニア・乳房再建にも力を入れています。

他院からの受診を希望される際は形成外科外来宛ての紹介状を持参してください。

当院形成外科の特徴

特に力を入れている疾患
  • リンパ浮腫
  • リンパ浮腫とは

    リンパ浮腫とは体にたまった老廃物を運搬するリンパ管の機能が低下し、四肢を中心にむくみ(浮腫)が生じた状態です。主に婦人科系の悪性腫瘍や乳がんの手術時にリンパ節が切除されることで、リンパ管の機能低下が生じて発症します。放射線・化学療法も機能低下の原因となります。 また、上述のような明らかな原因がなくても発症する場合があります。
    浮腫を軽減し生活の質を向上させることを目的に治療を行います。

    リンパ浮腫の症状

    浮腫が生じ、さらに炎症(蜂窩織炎)を起こしやすくなります。

    リンパ浮腫の診断

    リンパシンチグラフィー・やインドシアニングリーン(ICG)を使用したICGリンパ管蛍光造影検査を行います。

    リンパシンチグラフィー

    アイソトープによるリンパ管造影を行い、リンパ流をダイナミックに捉えます。病期診断や手術適応の有無に有用な検査です。

    ICGリンパ管蛍光造影検査

    近赤外線カメラを用いてリアルタイムにリンパの流れを可視化します。 術前・術後の評価に有用です。

    リンパ浮腫の治療

    リンパ浮腫の治療は主に保存的治療(理学療法)と、外科的治療(手術療法)があります。
    理学療法は用手的リンパドレナージ(マッサージ)、弾性包帯やストッキングによる圧迫、運動療法などがあります。
    手術は主にリンパ管静脈吻合術を行います。
    リンパ管を静脈に吻合し、リンパを静脈内へ還流させることで浮腫の軽減を見込みます。

    リンパ浮腫治療

    手術初見

    リンパ浮腫治療

    手術の効果は、理学療法との併用でより効果が期待できると考えられています。
    当院では基本的に全身麻酔下にて手術を行います。
    入院期間は約1週間です。
    また、近年では静脈にも着目し、積極的に静脈検査・治療も併用しています。
    受診希望の場合はリンパ浮腫外来を受診してください(第1、2、3、4週火曜日午前)。
    ■予約方法はこちらをご覧ください。

  • 顔面神経麻痺
  • 顔面神経麻痺とは

    顔面神経は顔の表情を作る筋を動かす働きをもちます。
    様々な原因で顔面神経が麻痺した場合、豊かな表情が作れなくなり、生活の質が低下します。
    表情筋機能の再建を行い、生活の質を向上させることが治療の目的です。

    顔面神経麻痺の症状

    主に麻痺・拘縮・共同運動が挙げられます。
    麻痺とは神経が障害されたことにより筋肉が動かくなることです。
    具体的には
    ・閉瞼不全(眼を閉じることができない)
    ・眉毛挙上不全(眉毛を挙げることができない)
    ・口角挙上不全(笑顔を作ることができない)
    といった症状があります。

    顔面神経麻痺の症状

    拘縮とは神経が障害され一定期間筋肉が動かなったために筋肉にこわばりが生じることです。
    共同運動とは神経が障害されてから再生する過程で過誤支配が生じてしまうことです。
    具体的には眼・口が同時に動くといった症状があります。

    顔面神経麻痺の治療

    上記の症状毎に適切な治療法を選択します。
    麻痺に対しては主に手術を行います。手術治療は静的再建・動的再建に大別されます。
    静的再建とは静止時の左右対称性を再建する手術、動的再建とは動きを再建する手術です。
    治療方針は外来で相談の上、決定します。
    詳細に関しては担当医にご相談ください。

    ・眉毛挙上術(静的再建)
    眉毛が下がり視野が狭くなった症状に対して眉毛上の皮膚を切除して眉毛を挙上し、左右のバランスをとります。

    顔面神経麻痺の治療

    ・閉瞼不全/眼瞼外反症手術(静的再建)
    閉瞼不全・下眼瞼外反の症状に対して瞼板のつり上げや筋膜を移植することで症状を改善します。

    閉瞼不全/眼瞼外反症手術(静的再建)

    ・筋移植術(動的再建)
    口角が挙がらない、笑顔が作れないという症状に対して新たに筋肉を移植することで、口角挙上を可能にします。
    脇腹の筋肉(前鋸筋)を移植し、動力源として主に健側顔面神経・咬筋神経を使用します。

    筋移植術(動的再建)

    その他、拘縮・共同運動に対しても手術を含めた治療を行います。
    受診を希望される場合は顔面神経麻痺外来を受診してください(第2週火曜日午後)。
    ■予約方法はこちらをご覧ください。

  • 乳房再建
  • 乳房再建とは

    乳房再建とは、乳癌手術などで失われた乳房を手術で再建することです。
    可能な限り左右対称で自然な形の乳房を再建し、生活の質を向上させることが治療の目的です。

    乳房再建の時期

    手術時期は一次(乳癌手術と同時に乳房再建)と二次(乳癌手術の一定期間後に乳房再建)に分けられ、手術回数は一期(1回の手術での乳房再建)と二期(2回の手術での乳房再建)に分けられます。
    これらの組み合わせにより、乳房再建の手術時期と手術回数を決定します。
    当院では乳癌治療が落ち着いた方を対象に、主に二次一期再建・二次二期再建を行っております。

    一次 二次
    一期
    二期

    * 〇:当院で対応可能

    乳房再建の方法

    人工物で再建する方法と自家組織で再建する方法に分けられます。

    1.人工物による再建

    1回目の手術で再建する予定の乳房の皮膚・筋肉の下にエキスパンダーという組織拡張器を入れます。退院後、外来で2~3週間毎にエキスパンダーに生理食塩水を注入して膨らまし、皮膚を伸展させます。皮膚を十分に伸展させてから約6ヶ月程度経過した時点で、シリコンインプラントに入れ替えます。
    手術の際の入院期間はそれぞれ約1週間となります。

    2.自家組織による再建

    背中の組織を用いる広背筋皮弁による再建と、下腹部の組織を用いる腹部皮弁による再建が主に用いられます。
    手術の際の入院期間は約2週間となります。
    受診希望の場合は形成外科外来を受診ください(月/木曜日午後)。
    ■予約方法はこちらをご覧ください。

  • 眼瞼下垂
  • 主に加齢性の眼瞼下垂を対象に、局所麻酔下にて手術を行っております。
    手術の際の入院期間は約2泊3日となります。
    (※主に入院で行っていますが、症状により日帰り手術も対応しています。)
    受診希望の場合は形成外科外来を受診ください。
    ■予約方法はこちらをご覧ください。

  • 腹壁瘢痕ヘルニア
  • 外科開腹手術の術後に生じた腹壁瘢痕ヘルニア(脱腸)に対して、メッシュ(人工物)を用いた方法や自家組織によるメッシュを用いない方法(components separation法)による再建を行っています。

診療実績

2018年4月1日~ 2019年3月31日

形成外科年間手術件数 474件
入院手術 257件
外来手術 227件
合計 484件
主な手術実績
外傷 56件
先天異常 11件
皮膚腫瘍 161件
瘢痕・瘢痕拘縮 36件
難治性潰瘍 6件
炎症・変性疾患 180件
眼瞼下垂 34件
四肢リンパ浮腫 105件
上肢 続発性 16件
原発性 1件
下肢 続発性 73件
原発性 15件
顔面神経麻痺再建 16件
腹壁瘢痕ヘルニア 21件

地域医療連携の取組

当科主催研究会
・神奈川リンパ浮腫研究会(年 2 回)
・褥瘡ケアチーム研修会(年 2 回)

よくある質問

医師/スタッフ紹介
竹丸 雅志

竹丸 雅志タケマル マサシ

形成外科長代理

卒業年 平成24年
専門 マイクロサージェリー、リンパ浮腫、顔面神経麻痺
取得資格 日本形成外科学会形成外科専門医

乳房再建用エキスパンダー責任医師

乳房再建用インプラント責任医師

永本 久貴ナガモト ヒサキ

医師

卒業年 平成26年
専門 乳房再建、眼瞼下垂、形成一般

宇野 貴博ウノ タカヒロ

専攻医

卒業年 平成28年
専門 難治性潰瘍、創傷外科、形成一般

片山 陸カタヤマ リク

専攻医

卒業年 平成30年
専門 形成外科一般、リンパ浮腫
外来担当医表
受付時間
  • 初診の方

    8:00~11:00

    ※診療開始時間 午前8:45

  • 再診の方
    【予約のない方】

    午前7:30~11:00

    ※午後は専門外来(予約制)

  • 再診の方
    【予約のある方】

    予約時間までに受付
    手続を
    お願いします。

初診・再診
AM - 永本、宇野 - - -
PM 竹丸 - - 永本、宇野 -
予約制 専門外来
AM - リンパ浮腫外来
(1,2,3,4週)
- - 処置外来
PM - リンパ浮腫検査外来
(1,3,4週)
顔面神経麻痺外来
(2週)
- - -

1. 交通事故などによる顔面や手指の外傷(顔面・手指挫創、指切断、顔面骨骨折)
2. 体表面の腫瘍(良性・悪性の皮膚・皮下腫瘍など)
3. 先天異常(耳介変形、多指・合指症、臍ヘルニアなど)
4. 皮膚潰瘍(難治性潰瘍)
5. 熱傷(やけど)、熱傷後の瘢痕、ケロイド、瘢痕拘縮(傷のひきつれ)、腹壁瘢痕ヘルニア
6. 腫瘍切除後組織欠損の再建(乳がん、頭頚部がん術後)
7. 炎症・変性疾患(四肢リンパ浮腫、陳旧性顔面神経麻痺、眼瞼内反症)
8. 眼瞼下垂症

ご挨拶

竹丸 雅志 形成外科長代理

竹丸 雅志 形成外科長代理

当形成外科の治療においては、“傷”や“形”や“機能”をどこまで改善していくかが重要であり目標となります。すなわち、限りなく目立たなくし、形態を限界まで整え、機能を極力回復させることが形成外科の使命と考えます。
当科は形成外科全般を扱っていますが、特に“機能の再建”にこだわり、四肢リンパ管機能の再建、顔面神経・表情筋機能の再建、腹壁機能の再建などに力を入れて診療を行っております。

形成外科とは

形成外科は、先天的または後天的に何らかの原因で失われた形態・機能を再建する診療科です。手術を行い、形態、機能を再建することで、生活における質(QOL)を向上させることを目的としております。

当院形成外科の特徴

2020年4月から常勤4名、非常勤1名の体制で診療を行っております。
当院形成外科では形成外科全般を扱っていますが、リンパ浮腫、顔面神経麻痺等、特に“機能の再建”に力を入れています。
その他、眼瞼下垂・腹壁瘢痕ヘルニア・乳房再建にも力を入れています。

他院からの受診を希望される際は形成外科外来宛ての紹介状を持参してください。

当院形成外科の特徴

特に力を入れている疾患
  • リンパ浮腫
  • リンパ浮腫とは

    リンパ浮腫とは体にたまった老廃物を運搬するリンパ管の機能が低下し、四肢を中心にむくみ(浮腫)が生じた状態です。主に婦人科系の悪性腫瘍や乳がんの手術時にリンパ節が切除されることで、リンパ管の機能低下が生じて発症します。放射線・化学療法も機能低下の原因となります。 また、上述のような明らかな原因がなくても発症する場合があります。
    浮腫を軽減し生活の質を向上させることを目的に治療を行います。

    リンパ浮腫の症状

    浮腫が生じ、さらに炎症(蜂窩織炎)を起こしやすくなります。

    リンパ浮腫の診断

    リンパシンチグラフィー・やインドシアニングリーン(ICG)を使用したICGリンパ管蛍光造影検査を行います。

    リンパシンチグラフィー

    アイソトープによるリンパ管造影を行い、リンパ流をダイナミックに捉えます。病期診断や手術適応の有無に有用な検査です。

    ICGリンパ管蛍光造影検査

    近赤外線カメラを用いてリアルタイムにリンパの流れを可視化します。 術前・術後の評価に有用です。

    リンパ浮腫の治療

    リンパ浮腫の治療は主に保存的治療(理学療法)と、外科的治療(手術療法)があります。
    理学療法は用手的リンパドレナージ(マッサージ)、弾性包帯やストッキングによる圧迫、運動療法などがあります。
    手術は主にリンパ管静脈吻合術を行います。
    リンパ管を静脈に吻合し、リンパを静脈内へ還流させることで浮腫の軽減を見込みます。

    リンパ浮腫治療

    手術初見

    リンパ浮腫治療

    手術の効果は、理学療法との併用でより効果が期待できると考えられています。
    当院では基本的に全身麻酔下にて手術を行います。
    入院期間は約1週間です。
    また、近年では静脈にも着目し、積極的に静脈検査・治療も併用しています。
    受診希望の場合はリンパ浮腫外来を受診してください(第1、2、3、4週火曜日午前)。
    ■予約方法はこちらをご覧ください。

  • 顔面神経麻痺
  • 顔面神経麻痺とは

    顔面神経は顔の表情を作る筋を動かす働きをもちます。
    様々な原因で顔面神経が麻痺した場合、豊かな表情が作れなくなり、生活の質が低下します。
    表情筋機能の再建を行い、生活の質を向上させることが治療の目的です。

    顔面神経麻痺の症状

    主に麻痺・拘縮・共同運動が挙げられます。
    麻痺とは神経が障害されたことにより筋肉が動かくなることです。
    具体的には
    ・閉瞼不全(眼を閉じることができない)
    ・眉毛挙上不全(眉毛を挙げることができない)
    ・口角挙上不全(笑顔を作ることができない)
    といった症状があります。

    顔面神経麻痺の症状

    拘縮とは神経が障害され一定期間筋肉が動かなったために筋肉にこわばりが生じることです。
    共同運動とは神経が障害されてから再生する過程で過誤支配が生じてしまうことです。
    具体的には眼・口が同時に動くといった症状があります。

    顔面神経麻痺の治療

    上記の症状毎に適切な治療法を選択します。
    麻痺に対しては主に手術を行います。手術治療は静的再建・動的再建に大別されます。
    静的再建とは静止時の左右対称性を再建する手術、動的再建とは動きを再建する手術です。
    治療方針は外来で相談の上、決定します。
    詳細に関しては担当医にご相談ください。

    ・眉毛挙上術(静的再建)
    眉毛が下がり視野が狭くなった症状に対して眉毛上の皮膚を切除して眉毛を挙上し、左右のバランスをとります。

    顔面神経麻痺の治療

    ・閉瞼不全/眼瞼外反症手術(静的再建)
    閉瞼不全・下眼瞼外反の症状に対して瞼板のつり上げや筋膜を移植することで症状を改善します。

    閉瞼不全/眼瞼外反症手術(静的再建)

    ・筋移植術(動的再建)
    口角が挙がらない、笑顔が作れないという症状に対して新たに筋肉を移植することで、口角挙上を可能にします。
    脇腹の筋肉(前鋸筋)を移植し、動力源として主に健側顔面神経・咬筋神経を使用します。

    筋移植術(動的再建)

    その他、拘縮・共同運動に対しても手術を含めた治療を行います。
    受診を希望される場合は顔面神経麻痺外来を受診してください(第2週火曜日午後)。
    ■予約方法はこちらをご覧ください。

  • 乳房再建
  • 乳房再建とは

    乳房再建とは、乳癌手術などで失われた乳房を手術で再建することです。
    可能な限り左右対称で自然な形の乳房を再建し、生活の質を向上させることが治療の目的です。

    乳房再建の時期

    手術時期は一次(乳癌手術と同時に乳房再建)と二次(乳癌手術の一定期間後に乳房再建)に分けられ、手術回数は一期(1回の手術での乳房再建)と二期(2回の手術での乳房再建)に分けられます。
    これらの組み合わせにより、乳房再建の手術時期と手術回数を決定します。
    当院では乳癌治療が落ち着いた方を対象に、主に二次一期再建・二次二期再建を行っております。

    一次 二次
    一期
    二期

    * 〇:当院で対応可能

    乳房再建の方法

    人工物で再建する方法と自家組織で再建する方法に分けられます。

    1.人工物による再建

    1回目の手術で再建する予定の乳房の皮膚・筋肉の下にエキスパンダーという組織拡張器を入れます。退院後、外来で2~3週間毎にエキスパンダーに生理食塩水を注入して膨らまし、皮膚を伸展させます。皮膚を十分に伸展させてから約6ヶ月程度経過した時点で、シリコンインプラントに入れ替えます。
    手術の際の入院期間はそれぞれ約1週間となります。

    2.自家組織による再建

    背中の組織を用いる広背筋皮弁による再建と、下腹部の組織を用いる腹部皮弁による再建が主に用いられます。
    手術の際の入院期間は約2週間となります。
    受診希望の場合は形成外科外来を受診ください(月/木曜日午後)。
    ■予約方法はこちらをご覧ください。

  • 眼瞼下垂
  • 主に加齢性の眼瞼下垂を対象に、局所麻酔下にて手術を行っております。
    手術の際の入院期間は約2泊3日となります。
    (※主に入院で行っていますが、症状により日帰り手術も対応しています。)
    受診希望の場合は形成外科外来を受診ください。
    ■予約方法はこちらをご覧ください。

  • 腹壁瘢痕ヘルニア
  • 外科開腹手術の術後に生じた腹壁瘢痕ヘルニア(脱腸)に対して、メッシュ(人工物)を用いた方法や自家組織によるメッシュを用いない方法(components separation法)による再建を行っています。

診療実績

2018年4月1日~ 2019年3月31日

形成外科年間手術件数 474件
入院手術 257件
外来手術 227件
合計 484件
主な手術実績
外傷 56件
先天異常 11件
皮膚腫瘍 161件
瘢痕・瘢痕拘縮 36件
難治性潰瘍 6件
炎症・変性疾患 180件
眼瞼下垂 34件
四肢リンパ浮腫 105件
上肢 続発性 16件
原発性 1件
下肢 続発性 73件
原発性 15件
顔面神経麻痺再建 16件
腹壁瘢痕ヘルニア 21件

地域医療連携の取組

当科主催研究会
・神奈川リンパ浮腫研究会(年 2 回)
・褥瘡ケアチーム研修会(年 2 回)

よくある質問

患者さんのご紹介について

市民病院では、紹介状をお持ちの患者さんの待ち時間短縮のために、電話で紹介患者さんの事前予約サービスを行う「紹介患者予約センター」を開設しています。

電話番号

045-316-6541(直通)

受付時間

月〜金曜日

9:00~17:00

※土曜日・日曜日・祝日・年末年始(12月29日〜1月3日)
は受付しておりません。

1. 交通事故などによる顔面や手指の外傷(顔面・手指挫創、指切断、顔面骨骨折)
2. 体表面の腫瘍(良性・悪性の皮膚・皮下腫瘍など)
3. 先天異常(耳介変形、多指・合指症、臍ヘルニアなど)
4. 皮膚潰瘍(難治性潰瘍)
5. 熱傷(やけど)、熱傷後の瘢痕、ケロイド、瘢痕拘縮(傷のひきつれ)、腹壁瘢痕ヘルニア
6. 腫瘍切除後組織欠損の再建(乳がん、頭頚部がん術後)
7. 炎症・変性疾患(四肢リンパ浮腫、陳旧性顔面神経麻痺、眼瞼内反症)
8. 眼瞼下垂症

ご挨拶

竹丸 雅志 形成外科長代理

竹丸 雅志 形成外科長代理

当形成外科の治療においては、“傷”や“形”や“機能”をどこまで改善していくかが重要であり目標となります。すなわち、限りなく目立たなくし、形態を限界まで整え、機能を極力回復させることが形成外科の使命と考えます。
当科は形成外科全般を扱っていますが、特に“機能の再建”にこだわり、四肢リンパ管機能の再建、顔面神経・表情筋機能の再建、腹壁機能の再建などに力を入れて診療を行っております。

形成外科とは

形成外科は、先天的または後天的に何らかの原因で失われた形態・機能を再建する診療科です。手術を行い、形態、機能を再建することで、生活における質(QOL)を向上させることを目的としております。

当院形成外科の特徴

2020年4月から常勤4名、非常勤1名の体制で診療を行っております。
当院形成外科では形成外科全般を扱っていますが、リンパ浮腫、顔面神経麻痺等、特に“機能の再建”に力を入れています。
その他、眼瞼下垂・腹壁瘢痕ヘルニア・乳房再建にも力を入れています。

他院からの受診を希望される際は形成外科外来宛ての紹介状を持参してください。

当院形成外科の特徴

特に力を入れている疾患
  • リンパ浮腫
  • リンパ浮腫とは

    リンパ浮腫とは体にたまった老廃物を運搬するリンパ管の機能が低下し、四肢を中心にむくみ(浮腫)が生じた状態です。主に婦人科系の悪性腫瘍や乳がんの手術時にリンパ節が切除されることで、リンパ管の機能低下が生じて発症します。放射線・化学療法も機能低下の原因となります。 また、上述のような明らかな原因がなくても発症する場合があります。
    浮腫を軽減し生活の質を向上させることを目的に治療を行います。

    リンパ浮腫の症状

    浮腫が生じ、さらに炎症(蜂窩織炎)を起こしやすくなります。

    リンパ浮腫の診断

    リンパシンチグラフィー・やインドシアニングリーン(ICG)を使用したICGリンパ管蛍光造影検査を行います。

    リンパシンチグラフィー

    アイソトープによるリンパ管造影を行い、リンパ流をダイナミックに捉えます。病期診断や手術適応の有無に有用な検査です。

    ICGリンパ管蛍光造影検査

    近赤外線カメラを用いてリアルタイムにリンパの流れを可視化します。 術前・術後の評価に有用です。

    リンパ浮腫の治療

    リンパ浮腫の治療は主に保存的治療(理学療法)と、外科的治療(手術療法)があります。
    理学療法は用手的リンパドレナージ(マッサージ)、弾性包帯やストッキングによる圧迫、運動療法などがあります。
    手術は主にリンパ管静脈吻合術を行います。
    リンパ管を静脈に吻合し、リンパを静脈内へ還流させることで浮腫の軽減を見込みます。

    リンパ浮腫治療

    手術初見

    リンパ浮腫治療

    手術の効果は、理学療法との併用でより効果が期待できると考えられています。
    当院では基本的に全身麻酔下にて手術を行います。
    入院期間は約1週間です。
    また、近年では静脈にも着目し、積極的に静脈検査・治療も併用しています。
    受診希望の場合はリンパ浮腫外来を受診してください(第1、2、3、4週火曜日午前)。
    ■予約方法はこちらをご覧ください。

  • 顔面神経麻痺
  • 顔面神経麻痺とは

    顔面神経は顔の表情を作る筋を動かす働きをもちます。
    様々な原因で顔面神経が麻痺した場合、豊かな表情が作れなくなり、生活の質が低下します。
    表情筋機能の再建を行い、生活の質を向上させることが治療の目的です。

    顔面神経麻痺の症状

    主に麻痺・拘縮・共同運動が挙げられます。
    麻痺とは神経が障害されたことにより筋肉が動かくなることです。
    具体的には
    ・閉瞼不全(眼を閉じることができない)
    ・眉毛挙上不全(眉毛を挙げることができない)
    ・口角挙上不全(笑顔を作ることができない)
    といった症状があります。

    顔面神経麻痺の症状

    拘縮とは神経が障害され一定期間筋肉が動かなったために筋肉にこわばりが生じることです。
    共同運動とは神経が障害されてから再生する過程で過誤支配が生じてしまうことです。
    具体的には眼・口が同時に動くといった症状があります。

    顔面神経麻痺の治療

    上記の症状毎に適切な治療法を選択します。
    麻痺に対しては主に手術を行います。手術治療は静的再建・動的再建に大別されます。
    静的再建とは静止時の左右対称性を再建する手術、動的再建とは動きを再建する手術です。
    治療方針は外来で相談の上、決定します。
    詳細に関しては担当医にご相談ください。

    ・眉毛挙上術(静的再建)
    眉毛が下がり視野が狭くなった症状に対して眉毛上の皮膚を切除して眉毛を挙上し、左右のバランスをとります。

    顔面神経麻痺の治療

    ・閉瞼不全/眼瞼外反症手術(静的再建)
    閉瞼不全・下眼瞼外反の症状に対して瞼板のつり上げや筋膜を移植することで症状を改善します。

    閉瞼不全/眼瞼外反症手術(静的再建)

    ・筋移植術(動的再建)
    口角が挙がらない、笑顔が作れないという症状に対して新たに筋肉を移植することで、口角挙上を可能にします。
    脇腹の筋肉(前鋸筋)を移植し、動力源として主に健側顔面神経・咬筋神経を使用します。

    筋移植術(動的再建)

    その他、拘縮・共同運動に対しても手術を含めた治療を行います。
    受診を希望される場合は顔面神経麻痺外来を受診してください(第2週火曜日午後)。
    ■予約方法はこちらをご覧ください。

  • 乳房再建
  • 乳房再建とは

    乳房再建とは、乳癌手術などで失われた乳房を手術で再建することです。
    可能な限り左右対称で自然な形の乳房を再建し、生活の質を向上させることが治療の目的です。

    乳房再建の時期

    手術時期は一次(乳癌手術と同時に乳房再建)と二次(乳癌手術の一定期間後に乳房再建)に分けられ、手術回数は一期(1回の手術での乳房再建)と二期(2回の手術での乳房再建)に分けられます。
    これらの組み合わせにより、乳房再建の手術時期と手術回数を決定します。
    当院では乳癌治療が落ち着いた方を対象に、主に二次一期再建・二次二期再建を行っております。

    一次 二次
    一期
    二期

    * 〇:当院で対応可能

    乳房再建の方法

    人工物で再建する方法と自家組織で再建する方法に分けられます。

    1.人工物による再建

    1回目の手術で再建する予定の乳房の皮膚・筋肉の下にエキスパンダーという組織拡張器を入れます。退院後、外来で2~3週間毎にエキスパンダーに生理食塩水を注入して膨らまし、皮膚を伸展させます。皮膚を十分に伸展させてから約6ヶ月程度経過した時点で、シリコンインプラントに入れ替えます。
    手術の際の入院期間はそれぞれ約1週間となります。

    2.自家組織による再建

    背中の組織を用いる広背筋皮弁による再建と、下腹部の組織を用いる腹部皮弁による再建が主に用いられます。
    手術の際の入院期間は約2週間となります。
    受診希望の場合は形成外科外来を受診ください(月/木曜日午後)。
    ■予約方法はこちらをご覧ください。

  • 眼瞼下垂
  • 主に加齢性の眼瞼下垂を対象に、局所麻酔下にて手術を行っております。
    手術の際の入院期間は約2泊3日となります。
    (※主に入院で行っていますが、症状により日帰り手術も対応しています。)
    受診希望の場合は形成外科外来を受診ください。
    ■予約方法はこちらをご覧ください。

  • 腹壁瘢痕ヘルニア
  • 外科開腹手術の術後に生じた腹壁瘢痕ヘルニア(脱腸)に対して、メッシュ(人工物)を用いた方法や自家組織によるメッシュを用いない方法(components separation法)による再建を行っています。

診療実績

2018年4月1日~ 2019年3月31日

形成外科年間手術件数 474件
入院手術 257件
外来手術 227件
合計 484件
主な手術実績
外傷 56件
先天異常 11件
皮膚腫瘍 161件
瘢痕・瘢痕拘縮 36件
難治性潰瘍 6件
炎症・変性疾患 180件
眼瞼下垂 34件
四肢リンパ浮腫 105件
上肢 続発性 16件
原発性 1件
下肢 続発性 73件
原発性 15件
顔面神経麻痺再建 16件
腹壁瘢痕ヘルニア 21件

地域医療連携の取組

当科主催研究会
・神奈川リンパ浮腫研究会(年 2 回)
・褥瘡ケアチーム研修会(年 2 回)

よくある質問

1. 交通事故などによる顔面や手指の外傷(顔面・手指挫創、指切断、顔面骨骨折)
2. 体表面の腫瘍(良性・悪性の皮膚・皮下腫瘍など)
3. 先天異常(耳介変形、多指・合指症、臍ヘルニアなど)
4. 皮膚潰瘍(難治性潰瘍)
5. 熱傷(やけど)、熱傷後の瘢痕、ケロイド、瘢痕拘縮(傷のひきつれ)、腹壁瘢痕ヘルニア
6. 腫瘍切除後組織欠損の再建(乳がん、頭頚部がん術後)
7. 炎症・変性疾患(四肢リンパ浮腫、陳旧性顔面神経麻痺、眼瞼内反症)
8. 眼瞼下垂症

ご挨拶

竹丸 雅志 形成外科長代理

竹丸 雅志 形成外科長代理

当形成外科の治療においては、“傷”や“形”や“機能”をどこまで改善していくかが重要であり目標となります。すなわち、限りなく目立たなくし、形態を限界まで整え、機能を極力回復させることが形成外科の使命と考えます。
当科は形成外科全般を扱っていますが、特に“機能の再建”にこだわり、四肢リンパ管機能の再建、顔面神経・表情筋機能の再建、腹壁機能の再建などに力を入れて診療を行っております。

形成外科とは

形成外科は、先天的または後天的に何らかの原因で失われた形態・機能を再建する診療科です。手術を行い、形態、機能を再建することで、生活における質(QOL)を向上させることを目的としております。

当院形成外科の特徴

2020年4月から常勤4名、非常勤1名の体制で診療を行っております。
当院形成外科では形成外科全般を扱っていますが、リンパ浮腫、顔面神経麻痺等、特に“機能の再建”に力を入れています。
その他、眼瞼下垂・腹壁瘢痕ヘルニア・乳房再建にも力を入れています。

他院からの受診を希望される際は形成外科外来宛ての紹介状を持参してください。

当院形成外科の特徴

特に力を入れている疾患
  • リンパ浮腫
  • リンパ浮腫とは

    リンパ浮腫とは体にたまった老廃物を運搬するリンパ管の機能が低下し、四肢を中心にむくみ(浮腫)が生じた状態です。主に婦人科系の悪性腫瘍や乳がんの手術時にリンパ節が切除されることで、リンパ管の機能低下が生じて発症します。放射線・化学療法も機能低下の原因となります。 また、上述のような明らかな原因がなくても発症する場合があります。
    浮腫を軽減し生活の質を向上させることを目的に治療を行います。

    リンパ浮腫の症状

    浮腫が生じ、さらに炎症(蜂窩織炎)を起こしやすくなります。

    リンパ浮腫の診断

    リンパシンチグラフィー・やインドシアニングリーン(ICG)を使用したICGリンパ管蛍光造影検査を行います。

    リンパシンチグラフィー

    アイソトープによるリンパ管造影を行い、リンパ流をダイナミックに捉えます。病期診断や手術適応の有無に有用な検査です。

    ICGリンパ管蛍光造影検査

    近赤外線カメラを用いてリアルタイムにリンパの流れを可視化します。 術前・術後の評価に有用です。

    リンパ浮腫の治療

    リンパ浮腫の治療は主に保存的治療(理学療法)と、外科的治療(手術療法)があります。
    理学療法は用手的リンパドレナージ(マッサージ)、弾性包帯やストッキングによる圧迫、運動療法などがあります。
    手術は主にリンパ管静脈吻合術を行います。
    リンパ管を静脈に吻合し、リンパを静脈内へ還流させることで浮腫の軽減を見込みます。

    リンパ浮腫治療

    手術初見

    リンパ浮腫治療

    手術の効果は、理学療法との併用でより効果が期待できると考えられています。
    当院では基本的に全身麻酔下にて手術を行います。
    入院期間は約1週間です。
    また、近年では静脈にも着目し、積極的に静脈検査・治療も併用しています。
    受診希望の場合はリンパ浮腫外来を受診してください(第1、2、3、4週火曜日午前)。
    ■予約方法はこちらをご覧ください。

  • 顔面神経麻痺
  • 顔面神経麻痺とは

    顔面神経は顔の表情を作る筋を動かす働きをもちます。
    様々な原因で顔面神経が麻痺した場合、豊かな表情が作れなくなり、生活の質が低下します。
    表情筋機能の再建を行い、生活の質を向上させることが治療の目的です。

    顔面神経麻痺の症状

    主に麻痺・拘縮・共同運動が挙げられます。
    麻痺とは神経が障害されたことにより筋肉が動かくなることです。
    具体的には
    ・閉瞼不全(眼を閉じることができない)
    ・眉毛挙上不全(眉毛を挙げることができない)
    ・口角挙上不全(笑顔を作ることができない)
    といった症状があります。

    顔面神経麻痺の症状

    拘縮とは神経が障害され一定期間筋肉が動かなったために筋肉にこわばりが生じることです。
    共同運動とは神経が障害されてから再生する過程で過誤支配が生じてしまうことです。
    具体的には眼・口が同時に動くといった症状があります。

    顔面神経麻痺の治療

    上記の症状毎に適切な治療法を選択します。
    麻痺に対しては主に手術を行います。手術治療は静的再建・動的再建に大別されます。
    静的再建とは静止時の左右対称性を再建する手術、動的再建とは動きを再建する手術です。
    治療方針は外来で相談の上、決定します。
    詳細に関しては担当医にご相談ください。

    ・眉毛挙上術(静的再建)
    眉毛が下がり視野が狭くなった症状に対して眉毛上の皮膚を切除して眉毛を挙上し、左右のバランスをとります。

    顔面神経麻痺の治療

    ・閉瞼不全/眼瞼外反症手術(静的再建)
    閉瞼不全・下眼瞼外反の症状に対して瞼板のつり上げや筋膜を移植することで症状を改善します。

    閉瞼不全/眼瞼外反症手術(静的再建)

    ・筋移植術(動的再建)
    口角が挙がらない、笑顔が作れないという症状に対して新たに筋肉を移植することで、口角挙上を可能にします。
    脇腹の筋肉(前鋸筋)を移植し、動力源として主に健側顔面神経・咬筋神経を使用します。

    筋移植術(動的再建)

    その他、拘縮・共同運動に対しても手術を含めた治療を行います。
    受診を希望される場合は顔面神経麻痺外来を受診してください(第2週火曜日午後)。
    ■予約方法はこちらをご覧ください。

  • 乳房再建
  • 乳房再建とは

    乳房再建とは、乳癌手術などで失われた乳房を手術で再建することです。
    可能な限り左右対称で自然な形の乳房を再建し、生活の質を向上させることが治療の目的です。

    乳房再建の時期

    手術時期は一次(乳癌手術と同時に乳房再建)と二次(乳癌手術の一定期間後に乳房再建)に分けられ、手術回数は一期(1回の手術での乳房再建)と二期(2回の手術での乳房再建)に分けられます。
    これらの組み合わせにより、乳房再建の手術時期と手術回数を決定します。
    当院では乳癌治療が落ち着いた方を対象に、主に二次一期再建・二次二期再建を行っております。

    一次 二次
    一期
    二期

    * 〇:当院で対応可能

    乳房再建の方法

    人工物で再建する方法と自家組織で再建する方法に分けられます。

    1.人工物による再建

    1回目の手術で再建する予定の乳房の皮膚・筋肉の下にエキスパンダーという組織拡張器を入れます。退院後、外来で2~3週間毎にエキスパンダーに生理食塩水を注入して膨らまし、皮膚を伸展させます。皮膚を十分に伸展させてから約6ヶ月程度経過した時点で、シリコンインプラントに入れ替えます。
    手術の際の入院期間はそれぞれ約1週間となります。

    2.自家組織による再建

    背中の組織を用いる広背筋皮弁による再建と、下腹部の組織を用いる腹部皮弁による再建が主に用いられます。
    手術の際の入院期間は約2週間となります。
    受診希望の場合は形成外科外来を受診ください(月/木曜日午後)。
    ■予約方法はこちらをご覧ください。

  • 眼瞼下垂
  • 主に加齢性の眼瞼下垂を対象に、局所麻酔下にて手術を行っております。
    手術の際の入院期間は約2泊3日となります。
    (※主に入院で行っていますが、症状により日帰り手術も対応しています。)
    受診希望の場合は形成外科外来を受診ください。
    ■予約方法はこちらをご覧ください。

  • 腹壁瘢痕ヘルニア
  • 外科開腹手術の術後に生じた腹壁瘢痕ヘルニア(脱腸)に対して、メッシュ(人工物)を用いた方法や自家組織によるメッシュを用いない方法(components separation法)による再建を行っています。

診療実績

2018年4月1日~ 2019年3月31日

形成外科年間手術件数 474件
入院手術 257件
外来手術 227件
合計 484件
主な手術実績
外傷 56件
先天異常 11件
皮膚腫瘍 161件
瘢痕・瘢痕拘縮 36件
難治性潰瘍 6件
炎症・変性疾患 180件
眼瞼下垂 34件
四肢リンパ浮腫 105件
上肢 続発性 16件
原発性 1件
下肢 続発性 73件
原発性 15件
顔面神経麻痺再建 16件
腹壁瘢痕ヘルニア 21件

地域医療連携の取組

当科主催研究会
・神奈川リンパ浮腫研究会(年 2 回)
・褥瘡ケアチーム研修会(年 2 回)

よくある質問

診療科・部門・センター
  • 当院で出産を考えている方
    当院で出産を
    考えている方
  • 初期臨床研修医・専攻医
    初期臨床研修医・
    専攻医
  • 予防医療
    予防医療
  • 地域医療機関検索
    地域医療
    機関検索
  • 受付時間
    (初診の方・予約のない方)

    8:00~11:00

    ※診療開始時間 午前8:45

    外来担当医師一覧
  • 休診日

    土曜、
    日曜、国民の祝日、
    年末年始(12月29日〜
    1月3日)

Accessアクセス情報

〒221-0855 
神奈川県横浜市神奈川区三ツ沢西町1-1

バスでお越しの方

バス停「市民病院」下車 ※令和2年5月2日に新設
横浜駅西口から 市営87系統又は34系統(平日の日中のみ)
東神奈川駅から 市営88系統(東神奈川駅西口~東横反町駅前~三ツ沢上町前~市民病院)
保土ケ谷区内や相鉄線沿線から 208系統(横浜駅西口~和田町~市民病院)

バス停「三ツ沢総合グランド入口」下車 徒歩1分
・横浜駅西口から三ツ沢総合グランド経由のバスに乗車