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成熟した組織の総合力を強みに、横浜の健康を支える

伊奈川 岳 (副病院⻑/麻酔科⻑)

市民病院で活躍するさまざまな職種のスタッフにフォーカスし、その人柄や医療にかける思いに迫る本企画。今回登場するのは、副病院⻑であり、麻酔科⻑や手術部長も務める伊奈川岳医師です。

「本質的な仕事がしたい」と志した医学の道

小学生から高校生になるまでの間、横浜で育ちました。団地住まいだったため、外に出ると常に同年代の誰かがいる環境で、野球などをして毎日のように遊んでいました。中学・高校時代はバレーボール部に所属し、練習に明け暮れるように。特に、中学時代の顧問の先生からは、競技のことだけでなく言葉遣いや礼儀の指導もいただき感謝しています。中でも「日々の積み重ねの大切さ」は、今でも意識している教えの一つ。小さなことでも続ければ大きな成果につながり、「これだけ継続してきた」という実感が自信を生み出してくれるもの。大人になった今でも、「昨日より今日、ほんの少しでも成長していられたら」という思いで日々業務に当たっています

高校生になっても興味のある職業や学びたいことは頭に浮かばず、医師になろうと決めたのは浪人中のこと。時代や場所が変わっても求められ続ける「本質的な仕事」がしたい、人に喜んでもらえる職業に就きたいと考えるようになり、思い浮かんだ選択肢の一つが医師だったのです。結果的に、石川県金沢市の医学部に進学したので学生寮に入り、総勢300人以上の寮生と文字通り「同じ釜の飯を食う」生活をしていました。寮全体がサークルのようで、医学部以外の学生とも親しくなれて非常に刺激的でしたね。その中の何人かとは、今も交流があります。大学時代は、本当にたくさんのことに挑戦しました。カヌーを自作したこともあれば、なんと金沢市から横浜市まで歩いたこともあります。

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「生きる」を支える麻酔科に惹かれて

大学卒業後は横浜に戻り、横浜市立大学附属病院で2年間、さまざまな診療科を回りながら経験を積みました。もともとは外科系に興味があったのですが、最終的には麻酔科を選択。呼吸・循環・代謝など、人が生きていく上で重要な要素を手術中に管理すること、そして根源的な苦しみである「痛み」を和らげられることに、大きなやりがいを感じたからです。また、いわゆる手術中の麻酔だけでなく、ICU、救急、緩和ケア、無痛分娩など、活躍の場が広いことにも魅力を感じました。

麻酔科医は手術前後の患者さんと関わることが多く、特に複数の合併症を抱えた患者さんには非常に細やかな配慮が必要とされます。時には大変なこともありますが、無事に手術・周術期を乗り越え、元気になって退院していく患者さんの姿を見ることは大きな喜びであり、麻酔科医として誇りを感じる瞬間でもありますね。医師になって30年以上がたちますが、その思いは今も変わりません。

現在は市民病院の麻酔科長として、科全体のマネジメント業務や、それぞれの麻酔科医が力を発揮できるような環境調整を行っています。また、手術部の責任者として、日々の手術が円滑に行えるよう人材、物品、手術スケジュールの調整などを行うことも、大切な役割です。病院は患者さんに医療を提供する場であると同時に、職員が日々働く場でもあります。一人ひとりが成長しつつ、生き生きとその人らしく輝きを放ちながら働けるような環境をつくっていきたいです。

医療は日進月歩、自分もたゆまず成長したい

市民病院に入職してから、11年がたちます。当院の魅力の一つが、教育体制が整っていること。院内を歩いていても、経験豊かなスタッフが若手スタッフに対して、丁寧に指導している姿をよく目にします。私自身、何年も前に指導した医師と一緒に仕事をすることがありますが、その躍進ぶりに目を見張ることも少なくありません。後進が成長を遂げた姿を見ることはとてもうれしく、逆に彼らから新たな学びが得られることもあります。

私自身も麻酔科医、そして医療従事者として日々の成長を大事にしており、カンファレンスでの勉強会などを毎日コツコツと続けています。医療は日進月歩で、手術の方法一つ取っても、どんどん進化を遂げています。時代が移り変わっても安全で質の高い医療を提供し続けるために、自分も組織もとどまることなく成長していきたいです。

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また、医療は一人で行うものではなく、チーム一丸となって取り組むことが欠かせません。市民病院には多様な診療科があり、しかも部門間の敷居が低いという特徴があります。多職種が連携しながら、総合的な判断を通して患者さんに適切な医療を提供できることが、当院の素晴らしい点だと感じています。がん、感染症、救急といった重点領域を含めて、地域の先生方とも連携を図りながら、これからも横浜の皆さんの健康を守り続けたいです。

(2025年1月掲載)

プロフィール

伊奈川 岳(いながわ・がく)副病院⻑/麻酔科長

1993年、金沢大学医学部卒業。その後、横浜市立大学附属病院などで経験を積み、2013年、横浜市立市民病院に麻酔科長として入職。2021年4月より副病院長に就任。現在は手術部長、臨床工学部長、臨床研究部長も兼務している。コーヒーが好きで、旅行などの際にも好きな豆を持参している。

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