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垣根のない診療体制で「一歩先」のフットケアを

小浦 貴裕 (循環器内科担当部長/フットケアセンター長)

市民病院で活躍するさまざまな職種のスタッフにフォーカスし、その人柄や医療にかける思いに迫る本企画。今回登場するのは、循環器内科の担当部長であり、フットケアセンター長も務める小浦医師です。

わずかな情報から疾患を読み解く姿に魅了されて

AHA学会発表

幼少期、父親の転勤に伴って関西地方を中心に生活していました。その頃は体が弱く、高熱を出すことも少なくなかったのですが、近所の小児科医がよく往診に来てくれたことを覚えています。素早く注射を打って「よく頑張ったね」などと温かな声をかけてくれる優しさに、子ども心に尊敬と憧れの念を抱いていました。これが、私が医師を目指すようになった原体験だといえるかもしれません。

中学と高校は一貫制の学校に通っており、学生生活は本当に楽しいものでした。化学部に所属していたものの、文化祭に向けた準備期間以外は部員たちと野球をしたりして、遊んでばかりいたことも良い思い出です。医師を目指して勉強に力を入れ始めたのは、高校2年生の頃から。無事に医学部へ進学し、学生時代の実習や研修を通して、循環器内科を専門にしようと決意しました。聴診や心電図のように「体の外から得られる情報」だけでも、かなり正確な診断に結び付けられるところが循環器内科の大きな魅力。たった1枚の心電図から多くの情報を読み取る専門医の姿に、大きな衝撃を受けました。また、自分の父親が心臓病を患っていたことも影響したと思います。

その後は大学院に進学し、不整脈に関する研究にも着手しました。新しい機器を用いたやりがいのある研究で、アメリカの学会で発表したこともありますが、直接患者さんと触れ合う仕事の方が性に合っていると考えるように。大学院を卒業して市民病院に入職し、多くの先生方にお世話になりながら経験を積み、現在に至るまで臨床で働いてきました。

フットケアセンター開設で「足の窓口」を一本化

循環器内科の医師として心疾患の患者さんを診る通常の診療に加え、2018年にはフットケア外来を開設し、難治性足病変の診療に力を入れてきました。「なぜ循環器内科医がフットケア?」と思われるかもしれませんが、こうした足の問題には血流が関わっていることが多く、心臓を含めた全身の管理が必要なのです。2022年10月にはさらにフットケアセンターを設立し、外来および入院の診療体制をより一層強化しています。

例えば、糖尿病を抱えている方や透析中の方などは、血流障害により足の傷が治りにくくなることがあります。こうした患者さんの総合的な窓口として機能するのが、フットケアセンターです。以前は「足に傷があるから皮膚科?」「足が痛いから整形外科?」「足が冷えるから循環器内科?」といったように受診先を迷う方も多かったのですが、センターの設置によってスムーズな診療につながりやすくなったわけです。まだまだ院内外での認知度が高いとはいえませんが、例えば近隣の透析病院がフットケアセンターの存在を把握し、困っている患者さんを紹介してくれるようなケースも増えてきました。

一般に足のトラブルは各科の「狭間」にあって見過ごされやすい傾向があり、それでいて重篤化するリスクが高く、切断が必要になるケースもあります。対応が後手に回ることを防ぐには、各科で密な連携を図ることが欠かせません。その点について市民病院は、スタッフ間の協力体制が優れており、診療科や職種間の垣根も高くないと感じます。今後はさらに垣根を低くすることに挑みながら、より質の高いフットケアを提供していきたいです。

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その人の思いに寄り添う「裾野の医療」を大切にしたい

私がフットケアに注力するようになったきっかけに、ある患者さんとの出会いがあります。脳梗塞により半身不随になり、思うように動かなくなった足に傷ができてしまい、血流障害のため治りづらい状態になっていました。ご本人はリハビリテーションを行う意欲が薄く、治療の選択肢の一つとして切断が検討される状況でしたが、ご家族の希望もあって足を温存する方向で治療を行いました。

すると数年後、大きくなったお孫さんの「おじいちゃんにも歩いてほしい!」という言葉が力になり、リハビリテーションへ意欲的に取り組むようになったのです。最終的にはご自身の足で歩くことまで可能になり、本当に驚きました。あのとき足を切断しなかったことで「自力で歩行できる」という未来が拓けたわけですが、当初はまったく予想できないことでした。想定外の事態が起こり得ることを学ぶと同時に、フットケアの意義や可能性を強く感じた出来事です。

今後は、心臓リハビリテーションや心不全緩和ケア※などの質をさらに高めることにも挑戦していきたいです。最先端の治療を推進することも大切ですが、そればかりに偏ることなく、患者さんの意思決定を十分に支えられるような「裾野の医療」にも一層力を入れることが重要だと思うからです。健康について心配なことがあるとき、どんな方でも安心して当院を受診してもらえるよう、そしてその方に合った医療を提供し続けられるよう、これからも精進していきます。
※関係者同士で今後の方針をしっかりと話し合い、心不全の苦痛症状の緩和やQOLの維持・向上などに努めること。

プロフィール

小浦 貴裕(こうら・たかひろ)循環器内科担当部長/フットケアセンター長

東京都出身。慶應義塾大学病院などでの勤務を経て、2000年に市民病院に入職。子ども時代からの趣味は囲碁で、最近ではインターネットでの対戦を中心に楽しんでいる。ジョギングも好きなことの一つで、目黒シティラン(マラソン大会)に出場経験あり。

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