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公立病院としての使命を胸に良質な医療を届けていきたい

中澤 明尋 (病院長/整形外科長)

市民病院で活躍するさまざまな職種のスタッフにフォーカスし、その人柄や医療にかける思いに迫る本企画。今回登場するのは、2023年4月に病院長に就任した中澤明尋医師です。

医学部の実習で気付いた患者さんと接する仕事の魅力

家族に医師が多かったわけでもなく、ごく一般的なサラリーマン家庭で育ちました。中学時代から理数系の科目が好きで、特に興味を引かれたのが生物や遺伝子の分野でした。もっと人体の不思議に迫りたいと医学部へ進学し、5年目に実習を経験したとき、患者さんと接する臨床のおもしろさに目覚めました。

卒業後の研修では4つの診療科を回りましたが、最も魅力を感じたのが整形外科でした。担当した患者さんの機能が回復していき、退院後も外来で元気な姿を見せてくださることが素直にうれしくて、整形外科を専門にしたいと考えるようになりました。

これまで医師として大切にしてきたのは、何よりも、良質な医療を提供すること。そして、患者さんと積極的にコミュニケーションを図り、会話を楽しむことを心がけています。整形外科では患者さんと長期のお付き合いになることが珍しくなく、30年も担当を続けているようなケースもあります。命の危機を何度も乗り越えた戦友のような患者さん、私が病院を移っても遠方から来院してくださる患者さんなど、絆が深い方々も数知れません。
長年医師として働いてきましたが、そういえば、朝に目覚めて「出勤したくない」と思ったことは一度もありません。つくづくこの仕事が性に合っているのだと思います。

経営者の視点を持ちながら「医師の良心」を忘れない

市民病院では副病院長を10年間務めてきましたが、本年より病院長を拝命しました。重責に身の引き締まる思いですが、3年前に横浜市立大学で1年間学んだ病院経営の知見も生かしながら日々奮闘中です。経営者としては病院全体を見渡しながら差配することが求められますが、それ以上に医師としての良心を忘れないようにしたいと思っています。臨床の部分では他の医師にお任せすることも増えましたが、現在も外来を担当しており、患者さんと接する機会は失わないようにしています。

あらためて当院の特長は何かと考えると、医師や看護師といった医療従事者だけでなく、事務職なども含めてスタッフの質が高いことだと思います。これは、病院という組織にとって何より大切なこと。職員一人ひとりに「ずっとここで働きたい」と思ってもらえるような職場環境を整えることは、私が率先して取り組むべき重要なミッションの一つだと心得ています。

また、2020年の移転を経て施設・設備が一新され、緑に囲まれた周辺環境にも恵まれています。今後はこうした立地を生かし、市民のためのイベント開催にも挑戦したいですね。例えば、隣接する三ツ沢公園で皆さんと運動するイベントを立ち上げるなどして、病気にかかる以前の未病の段階から市民に寄り添う病院を目指したいです。

市民からの熱い期待にこたえ医療で安心感をもたらす存在に

コロナ禍では、当院は県内唯一の第一種感染症指定医療機関として、地域において「最後の砦」としての機能を果たしてきました。最も多いときで約70人の新型コロナウイルス感染症の患者さんを受け入れ、感染症内科のスタッフだけではなく、全病院職員が一丸となって対応しました。
高度急性期医療と感染症対策を兼ね備えた取り組みが評価され、Newsweek誌の「World’s Best Hospitals」に選出されたことも誇らしく思います。スタッフたちの意識はさらに高まっており、仮に今後新たなパンデミックが起こったとしても、今回の経験を生かせると確信しています。

民間病院では採算が難しいなどの理由で手を出しづらいような領域にも、積極的に取り組んでいくことが、公立病院の使命の一つだと考えています。何か困ったことがあったとき、「横浜市立市民病院を受診すれば安心」と思っていただけるような存在でありたいですね。市民の皆さんから本当に必要とされる良質な医療を提供し続けるため、病院長としてこれからも力を尽くしてまいります。

(2023年7月掲載)

プロフィール

中澤 明尋(なかざわ・あきひろ)
病院長/整形外科長

長野県出身。1986年横浜市立大学医学部卒。藤沢市民病院や横浜市立大学附属病院などで勤務し、2004年横浜市立市民病院に入職。整形外科部長、副病院長を経て2023年4月より現職。専門は整形外科。
若いころから音楽、特にロックを愛好している。また、野毛の酒場めぐりも趣味の一つ。近隣の店舗事情に精通し「野毛の主」を自称する。

学生時代にはバンドを組み、ギター/ベースを担当

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