顎の発育異常で、顎の大きさのアンバランスがあり、顔面形態の異常や機能障害を伴う症状の総称である。生まれつきのもの(先天性)と、出生後に生じたもの(後天性)があるが多くは原因不明である。
顎骨のどの骨に異常が存在するのかで細分され、下顎前突症、上顎前突症、開口症などがある。
下顎前突症
上顎前突症
出典元 : (公社)日本口腔外科学会
レントゲン検査や顔面の写真、歯列模型などを用いて診断される
歯科矯正治療や手術療法が適応となる。
軽度の場合は歯科矯正治療のみで可能なこともある。中等度以上の変形が存在する場合には歯科矯正治療に手術療法が適応される。
一般に歯科矯正治療は保険外診療となりますが、手術を要する場合、歯科矯正治療および手術の両者とも保険適応となる(顎口腔機能診断の認定施設において、当科は認定施設である)。
解説
歯科口腔外科長 大澤 孝行
休診日
土曜、
日曜、国民の祝日、
年末年始(12月29日〜
1月3日)
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