8:00~11:00
※診療開始時間 午前8:45
1、膀胱がん
2、前立腺がん
3、腎臓がん
4、腹圧性尿失禁
5、尿路結石 など
newsお知らせ
太田 純一 医師
当科の特色を3つ挙げるとすると、「低侵襲で先進的な医療」、「多職種チーム医療」、「病診連携」です。
ダヴィンチXiサージカルシステムを用いて、前立腺がんに対する前立腺全摘、浸潤性膀胱がんに対する膀胱全摘、早期腎臓がんに対する腎部分切除術をより安全、低侵襲に行っております。
また令和3年10月に「前立腺・膀胱センター」を立ち上げ、泌尿器科、放射線治療科、リハビリテーション科、看護部、薬剤部、栄養部から構成される多職種チーム医療の体制を整備しました。
病診連携は以前より積極的に行っており、前立腺がんのホルモン治療や前立腺がん、膀胱がんの術後フォロー、放射線治療後のフォローは当科と連携しているクリニックに依頼し、600名以上の患者さんをクリニックと連携して治療にあたっています。
ロボット支援前立腺全摘除術、ロボット支援膀胱全摘+尿路変向(体腔内吻合)、ロボット支援腎部分切除術、腎摘除術が施行可能です。泌尿器科におけるロボット支援手術は令和2年:9件、令和3年:58件、令和4年:92件、令和5年:107件と急増しています。
膀胱がんに対する経尿道的膀胱腫瘍切除術(TURBT)は通常腫瘍をバラバラに分割して切除しますが、当科では分割せずに一塊切除(TURBO)を積極的に行っており、施行実績は500例を超え国内有数です。腫瘍の完全切除や正確な診断に有用と考えております。
また肉眼的には見落としやすい膀胱がんを、手術前に5-アミノレブリン酸を内服し、青色光を放つ蛍光内視鏡でがんを光らせる光力学診断(PDD)システムを導入し、PDD併用のTURBT、TURBOを現在まで100例以上行いました。
前立腺全摘後の尿漏れ(尿失禁)に対して、AMS800®人工尿道括約筋の植込み手術を行っております。県内では対応できる施設が限られております。
ホルミウム・ヤグレーザーを用いた経尿道的尿路結石砕石術(f-TUL)を行っております。体外衝撃波結石破砕(ESWL)の装置はなく、対応不可です。
休診日
土曜、
日曜、国民の祝日、
年末年始(12月29日〜
1月3日)