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研修医日記

RESIDENT DIARY

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当院初期研修医の論文が海外医学英文誌にAcceptされました

 この度、当院初期研修医であるT先生が書いた英語論文がCureusという海外医学英文誌に見事アクセプトされ念願のPubmedにその名が刻まれました。Cureusは症例報告が中心のまだ若い雑誌ですがすでにImpact factor1.4とついており、素晴らしい快挙です。

 本論文は慢性骨髄性白血病の症例報告です。本症例は慢性骨髄性白血病が分子標的薬治療中に急性転化し急性白血病に進展しました。急性巨核芽球性白血病(M7)という稀なタイプに急性転化をしたケースであり、世界でもこれまで12例の報告があるのみです。M7に急性転化した場合、極めて予後不良なのですが本症例では第3世代チロシンキナーゼ阻害薬であるPonatinibが著効し寛解となり、その後速やかに非血縁者間同種骨髄移植を施行し長期生存が得られている大変貴重な症例です。
 T先生は腎臓内科に進みましたが、どの診療科をローテートしても一生懸命取組み、血液内科でも全力で頑張ってくれました。このようなアカデミックな活動にも積極的に取組み、見事結果を出したことは本当に素晴らしいと思います。

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臨床研修委員長

仲里 朝周

2025年09月
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