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研修医日記

RESIDENT DIARY

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平戸での地域医療研修

 今回の研修医日記の担当となった、2年目の研修医Dです。

 日記のテーマはなんでも良いということであったので、自分は今年度に行かせていただいた地域医療について書かせていただこうかと思います。

 

 まず、当院の初期研修における地域医療は北海道、青森、秋田、長崎、沖縄、小笠原諸島と様々な選択肢の中から1つ選んで1ヶ月の間で地域の医療を経験します。

 各学年で、行き先の決め方は変わると思うのですが、自分の学年はあみだくじで行き先を決めました。正直なところ、自分はあみだくじの結果があまりよくなくて行きたかった沖縄に行くことができず、長崎県の平戸市というところになり楽しめるのかと不安を感じていました。

 

 平戸市は九州から地続きでいける西の果てにある島で、人口は約3万人、65歳以上が13000人以上という日本の未来の姿を見ることができる高齢化が進んでいる地域でした。

 私は福岡空港からレンタカーをして約3時間かけて平戸の中央にある平戸市民病院に行きました。土砂降りの雨のなか、1ヶ月間生活できるのか、横浜市民病院とは勝手が違うであろうことが容易に想像できて不安だったことを良く覚えています。

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雨の中の初日の平戸市民病院

 平戸市民病院では、横浜市民病院での1年間の初期研修の成果を実感するように臨床を経験できました。

というのも、例えば当直では自分の判断で診察から帰宅までを判断できたり、入院させる患者の方がいた場合は主治医として退院まで一連の治療を一貫して行うことができました。

 また、レントゲンやCTなども夜間帯は自分で撮影するという貴重な経験をすることもできました。

 また、ダニにかまれるやSFTSという、ダニにかまれて感染する感染症といった横浜では見ることのできない症例を経験することもできました。

 小さい島なので、患者の方もスタッフの方も全員が知り合いで、とても暖かい雰囲気を感じながら仕事ができ、働きやすい環境でした。

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病院にすんでいると言っても過言ではない猫

 平戸市民病院は、横浜市民病院以外の病院からも地域医療研修医を受け入れているため、他の病院の研修医とも知り合いになれることもとても魅力的でした。仕事で悩んだことがあったときに気軽に相談でき、休日も一緒に行動したりと平戸を楽しめたのも彼ら、彼女らのおかげだと思っています。平戸市民病院の先生方もとても気さくに相談だったり、レクチャーを行っていただき、貴重な経験を積ませていただきました。

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 ここからがメインというわけではないですが、平戸は自然やごはんがとてもおいしいという素晴しい場所でした!

 海鮮は特においしく、刺身の盛り合わせは人生で食べた中で1番おいしいと誇張ではなくかんじました。海鮮のみならず平戸牛もとてもおいしく毎日の仕事終わりの楽しみになっておりました。

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平戸牛の焼き肉

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人生で一番おいしいと感じた刺身の盛り合わせ

 来るときはとても不安に感じていたけれど、平戸特有の暖かい雰囲気を感じてあっという間に1ヶ月が過ぎてしまいました。

休みの日は楽しくあそび、仕事もしっかりと成長を感じることができた素敵な土地でした。

 今度は休みの時にゆっくりと平戸を観光したいと思います!

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病院近くでお気に入りだった根獅子海岸

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バス停「市民病院」下車 ※令和2年5月2日に新設
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・東神奈川駅から 市営88系統(東神奈川駅西口~東横反町駅前~三ツ沢上町前~市民病院)
・保土ケ谷区内や相鉄線沿線から 208系統(横浜駅西口~和田町~市民病院)

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・横浜駅西口から三ツ沢総合グランド経由のバスに乗車

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