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研修医日記

RESIDENT DIARY

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診療科日記 ~呼吸器内科・腫瘍内科~

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 みなさん初めまして、こんにちは。呼吸器内科所属・医師8年目のA.Sと申します。かねてよりN先生執筆の研修医日記の大ファンでして、僭越ながら呼吸器内科・腫瘍内科の診療科日記の作成に立候補いたしました。

 

 私は横浜市立市民病院 内科専攻医プログラムを経て、呼吸器内科スタッフに任用いただいた経歴であり、若干の私見も交えて呼吸器内科についてご紹介いたします。また、本記事を読んで呼吸器内科に興味をもっていただいた方は、是非昨年度の呼吸器内科診療科日記をご覧ください。

診療科日記 ~呼吸器内科~

 本年度の呼吸器内科常勤医は11名、呼吸器内科専攻医は1名在籍しており、呼吸器専門医 10名、呼吸器指導医 5名と、県内でも有数のスタッフ数で診療しています。出身大学も北は北海道~南は九州と幅広く、経歴も様々です。当科医師は素晴らしい方ばかりなのですが、呼吸器内科をローテートしていただけないと、皆さんと関わる機会が薄く、残念に思っています。そこで、呼吸器内科のスタッフについてより身近に感じていただけるように、個人的見知から他己紹介とさせていただきます。

 

Y.N先生

 本年度より呼吸器内科の新科長となられました。女性科長ならではのきめ細かな気配りで大変働きやすい環境です。過去には胸部腫瘍研究グループ(TORG)の臨床試験を先導するなど臨床だけではなくアカデミックにもリーダーシップをとられる尊敬する先生です。一生ついていきます。

T.S先生

 寡黙で柔らかい雰囲気のスタッフ思いの先生です。市民病院呼吸器内科は日本臨床腫瘍研究グループ (JCOG)TORGなどの臨床研究グループに所属していますが、その数々の治験・臨床試験の責任医師を務められ、功績は数えきれない程です。ぜひPubMedT.S先生の名前を検索してみてください。

Y.A先生

当科には腫瘍内科も併設しているのですが、日本臨床腫瘍学会がん薬物療法指導医のY.A先生なくしては成り立ちません。院内の化学療法のリーダー的存在を担っており、外来化学療法室室長でいらっしゃいます。抗癌剤の知識量は凄まじく、どんな些細な質問にも丁寧にお答えいただける優しい先生です。

Y.M先生

 市民病院歴が一番長く、Y.M先生のことをご存じないスタッフはいないのではないでしょうか。どんなに小さな肺結節もCTガイド下生検で診断をつけてくださり、組織生検の最後の砦です。RSTRespiratory support team)という人工呼吸器管理症例のサポートチームのリーダーでもあられます。

Y.T先生

 担当患者数No.1にも関わらずいつも穏やかで懐の深さもNo.1です。カナダへの留学経験があり、通訳さん不要で英語での診療を行う姿は尊敬以外の何物でもありません。常に新しい学会・論文発表のネタを生み出しており、底が知れない度もNo.1です。昨年度は横浜市立大学医学部臨床統計学教室との連携大学院制度にて学位を取得されました。

K.M先生

 呼吸器内科は週に2回気管支鏡検査を実施しており、新病院移転後はクライオ生検も導入しましたが、K.M先生の存在は大変大きいです。呼吸器内視鏡学会の評議員であられ、気管支鏡検査手技においては不可能を可能にしてくださいます。若手スタッフはK.M先生の背中をみて育っています。

Y.H先生

 『能ある鷹は爪を隠す』といいますが、Y.H先生は能がありすぎて爪が隠しきれていません。かつては国防に従事した経歴があり、強靭な精神力をお持ちです。昨年度は横浜市立大学呼吸器内科学教室との連携大学院制度を活用し、臨床の現場を離れることなく学位を取得されました。患者さんからも大大大人気の先生です。

M.A先生

 総合内科出身の先生で、呼吸器疾患だけでなく多分野に通暁しています。ガイドライン作成や初学者向けの教本の執筆も行っており、エビデンス・ベースド・メディスンとはなんたるかを体現していらっしゃいます。疾患管理の適格さが素晴らしく、内科医を目指す皆さんは是非M.A先生に師事してください。

Y.H先生

 昨年度、呼吸器専門医を取得されたばかりであり、最新の呼吸器の知識はY.H先生にありです。科内随一の仕事のスピーディーさで、気管支鏡検査時間の短縮や入院患者の早期退院マネジメントなど、病院運営・経営に繋がる部分でも遺憾なく実力を発揮され、若手のホープ的な立ち位置の先生です。

A.S(筆者自らアピールするのは恐れ多く、Y.H先生にお願いしました。)

 活力にあふれ最も勢いがある先生です。直近で呼吸器専門医試験をパスされ、最新の知識が豊富です。他病院でお手上げとなった迷子症例も、時間を尽くして対応する優しさにあふれています。リーダーシップを発揮し、今後も呼吸器内科を引っ張って行ってくれるでしょう。

H.S先生

H.S先生の入職で呼吸器内科の顔面偏差値が10は上がりました。呼吸器内科はシミュレーションセンターで模型を用いて胸腔穿刺の手技指導を実施しており、H.S先生が主に指導を担当してくれています。皆さんに年齢も近く、わからないことも相談しやすい優しいお兄ちゃんです。

A.H先生

呼吸器内科で一番フレッシュな先生で、持ち前の快活さで科内の雰囲気を明るくしています。本年度は全国学会の総会でたくさんの聴講者の中で発表され、緊張は想像に難くありませんでしたが、堂々としたご様子で大変立派でした。気管支鏡検査手技も専攻医3年目とは思えぬスムーズさで日々成長している先生です。

 

 どうでしょうか。呼吸器内科の先生方の説明から当科の雰囲気を感じていただけましたでしょうか。当院呼吸器内科の誇大広告を疑われかねませんが、真実はどうであるか是非呼吸器内科をローテートして確かめてみてください。

 

 これまでの病院紹介とは違う角度から、ざっくばらんな紹介としてみました。昨年度の診療科日記 ~呼吸器内科~とあわせて呼吸器内科の魅力が120%伝われば、筆者が執筆を立候補した冥利につきます。内科医としての一歩を私たちと共に踏み出してみませんか?

それでは次回、筆者とは愛猫の観察日記~ちゃちゃに密着24時~でお会いしましょう。 

●呼吸器内科一同↓

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●友情出演:ちゃちゃ(筆者愛猫)↓

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