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研修医日記

RESIDENT DIARY

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【第2弾】当院初期研修医の英語論文がImpact factor8.4の海外医学英文誌にacceptされました!

 この度、当院初期研修医であるS先生が書いた英語論文がなんとInternational Journal of Infectious Diseasesという海外医学英文誌に見事アクセプトされ念願のPubmedにその名が刻まれました。International Journal of Infectious DiseasesImpact factor 8.4と極めて高く、驚くべき快挙です。前回、この研修医日記で紹介したY先生の論文も同じ雑誌にacceptされており、2人ともちょっと信じられないようなレベチな方々です。

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 2023年3月に名古屋国際会議場で開催された日本造血免疫細胞療法学会にてS先生がポスター発表をした症例報告をS先生自らが英語論文化したものです。同種移植後は免疫不全が遷延し様々な感染症を合併します。本症例は難治性多発性骨髄腫に対して同種骨髄移植を施行し、原病に関しては奇跡的に寛解となったものの高度免疫不全となりMycobacterium Kansasiiという非結核性抗酸菌が頭蓋や脊椎、肝臓など多発性に播種病変を形成したという内容です。同種移植後に非結核性抗酸菌(NTM)感染を合併することは稀であり、かつ本症例は4剤の抗菌薬を1年以上長期投与行い治癒を達成できたのでacceptされたのだと思います。
 S先生は血液内科志望でしたが是非学会発表と論文発表をしたいと強く希望され今回の快挙につながりました。日常臨床の忙しい中、試行錯誤をしながら慣れない英語論文作成に一生懸命取り組み、見事結果を出したことは本当に素晴らしいと思います。また、S先生を熱心に指導して下さった血液内科の黒澤修兵先生に心から感謝申し上げます。

 

臨床研修委員長

仲里朝周

 

         

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