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研修医日記

RESIDENT DIARY

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診療科日記 ~整形外科~

診療科日記 整形外科

 整形外科は運動器を扱う診療科であり、主に四肢関節や脊椎に関する外傷・疾患を対象に治療を行っています。救急外来に代表される外傷に対しての治療方針の決定にはある程度のスピードが要求される一方、人工関節や脊椎に対する手術など、慢性疾患に対する治療には綿密な計画が求められるといったように、様々な状況に対応する必要がある診療科でもあります。あまり直接生死にかかわるケースは多くありませんので、そういった医療を主に希望されている先生には向かない診療科ではありますが、高齢者の場合など、運動機能の低下が生命予後に大きく影響を与えることも少なくありません。何より、外傷などにより著しく障害を被った患者さんが、治療することで回復する経過を実感したり、慢性疾患の治療によりQOLが向上し患者さんが喜んでいらっしゃるのを見ることは整形外科冥利に尽きると日々感じています。

 

 当院の整形外科は中澤院長以下11名のスタッフで診療にあたっています。当直帯を含め24時間必ず誰か整形外科医が当直している体制となっていますが、これは救急センターなどではない一般病院としてはかなり珍しいケースです。救急診療科の先生方と連携を取らせて頂きながら、横浜市の救急医療の一端を担っております。

 扱う疾患も多岐にわたり、様々な一般的な外傷をはじめ人工関節・脊椎・スポーツ整形など、整形外科の中でも専門的な分野での手術症例も多く、骨原発の悪性腫瘍や小児の系統疾患などの特殊な疾患以外はほぼ全て経験する事が出来ます。特に肩関節疾患・スポーツ整形に関してはなかなか通常の市中病院では経験できない症例や手術を経験することが出来ます。近隣の横浜国立大学アメリカンフットボールチームのチームドクターでもあり、現役のスポーツ選手の治療も実際に見ることが出来ます。また、スタッフ数の多さから余裕を持った指導体制が可能となっており、整形外科に興味をお持ちの初期研修医の先生方にとってはバランスの取れたお勧めの医療機関ではないかと考えております。

 

 また、横浜と言えば全国に誇る飲み屋街の「野毛」があります。みなとみらい?いえいえ、そういったありふれた観光地ではなく、本当に面白いお店は野毛に多々あります。精通しているスタッフも数名おりますので、こちらも興味のおありの先生に対してはご案内させて頂く事も可能です。是非お声掛けください。

 

 医局員が200名を超える横浜市立大学整形外科医局に属していますが、当院は若手医局員の研修希望病院リストでも上位というありがたい評価をいただいています。これもひとえに当院の恵まれた環境や現在まで培ってきた伝統、そして歴代のスタッフの方々のご尽力によるものであり、さらに今後も良い病院にしていきたいと思っております。

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神奈川県横浜市神奈川区三ツ沢西町1-1

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バス停「市民病院」下車 ※令和2年5月2日に新設
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