キービジュアル

研修医日記

RESIDENT DIARY

045-316-4580

診療科日記 ~脳神経外科~

診療科日記 脳神経外科

1)診療科紹介

 横浜市民病院の脳神経外科は、現在3名の常勤医師にて診療にあたっています。脳卒中、脳腫瘍、頭部外傷等の脳神経疾患全般を診るようにしており、対応疾患の守備範囲を広くとっている事が当科の特徴です。さらにtopicsとして202310月、複数診療科、多職種により脳神経疾患へのアプローチをすることを目的に「ストロークブレインセンター」が開設されました。センターでは脳神経内科、脳血管内治療科、集中治療部、リハビリテーション科等と連携し、主に脳卒中による出血性疾患や、頭部外傷の検査や治療を行います。当センターの最大の強みは、当院は脳疾患だけを診る単科の病院とは違い、各科のspecialistがいる総合病院ですので、脳の病気だけではなく全身合併症への対応が適切かつ迅速に行える事と考えています。

2)脳に興味のある先生方へ

 大脳はなぜ左右に分かれているのか、人間の脳の神経細胞は一度死んでしまうと再生しないのか、認知症は本当になおらないのか等、脳および神経系に関してはまだまだ分からないことが一杯です。神秘的で未知の領域の多い脳神経の分野は現在も様々な研究が行われており、今後も新たな知見が得られるものから、さらに謎が深まっていくものまで多岐にわたっていくものと思います。

 脳神経外科という科は、その神秘的な人間の脳そのものを見て触ることの許された唯一の領域であるものと考えています。さらに、脳外科から医師生活をスタートして他科に鞍替えするケースはよく見かけますが、その逆のケースは多くはありません。おそらくは体力であったり、金銭的な事であったり、時間的な事であったりと、年齢を重ねる毎に自身のおかれている社会生活環境が段々と重いものになっていく方が多いためだと思います。

 脳の神秘に興味のある方、身軽な若いうちに脳神経外科に足を踏み入れてみるというのもお薦めです。経験は財産であり邪魔になることはありません。お考えになってみてください。

64a3ae761f10954b365c82d6dbfc04d9-1705548735.png

アクセス情報ACCESS

〒221-0855 
神奈川県横浜市神奈川区三ツ沢西町1-1

アクセス情報を見る

バスでお越しの方

バス停「市民病院」下車 ※令和2年5月2日に新設
・横浜駅西口から 市営87系統又は34系統(平日の日中のみ)
・東神奈川駅から 市営88系統(東神奈川駅西口~東横反町駅前~三ツ沢上町前~市民病院)
・保土ケ谷区内や相鉄線沿線から 208系統(横浜駅西口~和田町~市民病院)

バス停「三ツ沢総合グランド入口」下車 徒歩1分
・横浜駅西口から三ツ沢総合グランド経由のバスに乗車

© 2019 City of Yokohama. All rights reserved.