研修医日記
RESIDENT DIARY
こんにちは!研修医2年目のKです。
もうすっかり冬ですね。研修も終盤に近づいてきましたが、日々素晴らしい先生方や同期に囲まれ、改めてこの研修病院を選んでよかったと思っています。
そんな病院を選ぶ決め手となった「研修医日記」を自分が書く日がくるなんて感慨深いです。
当院の洗練されたプログラムに関しては過去の先輩方や同期達が書き尽くしているので、そちらの記事も併せて見て頂けると幸いです。
「一生に一度」はオーロラを見ることの枕詞(?)としてよく使われる言葉ですが、寒いし遠いし見れるか分からないし、オーロラをみるハードルはかなり高いです。
10月に研修医室で同期から「なんかオーロラ見に行きたくね」と唐突に言われ、そんな非現実的なこと、と思いながらも「いいよねオーロラ、一生に一度はみたいよね」と返したら「何言ってんだ、本当に行くんだよ」と言われました。
見たいけど行動を起こすまでではないよな、と感じていた自身の心の内を見透かされた気がしてハッとさせられました。
幸いにも夏休みが少しだけ余っており、指導医の先生にご相談したら快く了承してくださいました。
そんな訳で11月にフィンランドに行ってきました。フィンランドといえばムーミンが有名ですが、世界で唯一、「本物」のサンタクロースに会える場所でもあります。
↓フィンランドのサンタクロース村
ムーミン、サンタに会っていよいよ目玉のオーロラ鑑賞。
当日の天気は快晴。現地のツアーガイドの方も「今日はオーロラが見れる確率が高いね」と教えてくださり、期待は高まるばかりです。焚き火を囲み、空を見上げること3時間。あれあれ?オーロラは一向に現れません。
諦めて「まあそんな日もあるか、仕方ないよな」と思い、一匹も釣れなかった釣り師の気持ちでバスに乗り込みました。バスの中でぼんやり外を見ていると何やら緑の光が突然現れました。その光はどんどん大きくなってやがて緑のカーテンになりました。
お、お、オーロラだぁ!
寝ている同期を気にも止めずに思わず叫んでしまいました。慌ててバスから飛び降り寒空を見上げると、そこにはゆらゆらと揺れ動き、次第に形を変えて、瞬きする間も惜しいくらいに美しいオーロラが広がっていました。
オーロラは幻想的で神秘的な光景だと分かってはいましたが、目の当たりにすると想像以上の光景でした。
今回の旅行を通じ人生たまには自分の気持ちに素直に行動することも大切だと思いました。
素敵な夏休みを下さった指導医の先生方と「オーロラが見たい」という願いを叶えてくれたサンタクロースに感謝します。
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