研修医日記
RESIDENT DIARY
こんにちは。研修医2年目のAです。雨が続く季節になりましたね。
突然ですが、当院は “Park Hospital” であることを皆さんご存知ですか?
横浜市立市民病院は自然溢れる三ツ沢公園に隣接しているため、公園と一体化した“Park Hospital”として、病院周囲にはたくさんの花や木が植えられており病院を訪れる人の癒しとなっています。
そんな当院には外だけでなく、中にも自然豊かな場所があります。
それは何を隠そう、私が今ローテートしている放射線診断科の部屋です。
放射線診断科というとたくさんのパソコンとモニターが置かれている、自然とは無縁の部屋を想像するかもしれません。しかし、当院の放射線診断科は一味違います。
まず部屋の入り口両脇、正面には立派な枝葉をもった観葉植物がいくつか置かれています。
そして先生方のデスクとデスクの間にも観葉植物が、さらにパソコンのモニターの後ろの壁の棚には一面に観葉植物が飾られています。
この部屋は清掃の方から「ジュラ紀ですか?恐竜がいそうな部屋ですね。」と言われるほど、と言えば緑豊かな様子が伝わるでしょうか。(写真をご覧ください)
私も最初訪れたときは植物園の中で先生方が働いているのかと一瞬思いました。
この部屋の植物は放射線診断科の部長が、呼吸器系の疾患を患っていた先生のために、少しでも空気がよくなればと願って病院移転の際に配置したそうです。そして驚くことに植物の手入れは、仕事の合間をぬって部長自らがしており、毎日水をあげたりこまめに配置換えをしたりしています。
研修医用のパソコンの目の前にも枝葉が立派な観葉植物が置かれており、たまに眺めて読影で疲れた目を癒しています。
研修医日記ということですので、ここからは放射線科の研修医の1日を簡単に紹介します。
午前中は前日の夜中に救急外来に来た患者さんの画像の読影や、その日に撮られた外来・入院中の患者さんの画像の読影をします。研修医が書いたレポートは指導医の先生が全てチェックしてくださり、症例ごとに特に注意すべき箇所、読影のコツ、直した方が良い部分などを教えていただけます。また、日によってはIVRがあることもあります。午後は午前の読影の続きをしつつ、造影CTの穿刺やアレルギー反応への対応などを行います。
1日中画像だけに向き合って勉強する機会はなかなかないためとても勉強になりますし、先生方も優しく、分からないことも質問しやすい環境です。
この記事を読んでくださった医学生の皆さん、横浜にありながら中も外も緑あふれる当院で研修してみませんか。お待ちしています!
アクセス情報ACCESS
〒221-0855
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バス停「市民病院」下車 ※令和2年5月2日に新設
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バス停「三ツ沢総合グランド入口」下車 徒歩1分
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