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研修医日記

RESIDENT DIARY

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沖縄での地域医療研修

沖縄での地域医療研修

はじめまして!研修医2年目のFです。

今回私は、地域実習で沖縄県の伊江島に行ってきたので、その様子をご紹介したいと思います。

伊江島は沖縄本島からフェリーで30分の所にある人口約4500人の島です。
島の南側には白い砂浜が広がるビーチ、北側には切り立った断崖絶壁があり、島の中心には標高約170mのタッチューこと城山(ぐすくやま)がそびえ立つ、とても自然豊かな場所となっています。
ソーキそばはもちろんのこと、伊江牛、サトウキビから作られたラム酒、島の湧水で作られたソーダなど名産品もかなり多く、行けば必ずこの島の虜になること間違いなしです!

さて肝心の実習内容ですが、診療所では1日平均100人前後の患者さんが外来を受診され、子供からご高齢の方まで満遍なく診察を行います。限られた医療資源の中で、幅広い疾患の診療を行うため、総合診療の能力を培うことができます。
普段何気なくオーダーしていた血液検査も、検査技師さんがいないため看護師さんが一項目ずつ機械に回して下さり、レントゲンやCTに関しても放射線技師さんが1人しかいないため夜中でも駆けつけて下さるなど、改めてコメディカルの方々のありがたさを実感しました。それと同時に、診療所に常勤医は2人しかいないため、あらゆる疾患に対して自分の判断だけで適切な診断と最善の治療を行う先生方には本当に尊敬の気持ちでいっぱいです。

また、救急搬送された患者さんに関しては初期対応を行い、緊急性の高い場合や入院による治療が必要となった場合は、ヘリコプターで搬送したり、船に同乗して本島まで搬送したりします。年間150件以上搬送されており、実習期間中も何度も搬送を経験させていただきました。島に入院施設が存在しないため、ヘリや船での救急患者の搬送は離島での地域医療ならではの特徴だと思います。

地域実習は、普段の診療では決して得られない経験ができる貴重な機会であり、当院が連携している実習先はどこも素晴らしい病院ばかりです。場所も北は北海道から南は沖縄まで、とても恵まれた環境で実習をすることができるのも当院のアピールポイントです。

離島での地域実習に興味を持った方がいれば、是非一度、当院に見学にいらして下さい!
運が良ければ美味しいお土産をおすそ分けできるかもしれません笑


※写真は上から順に、GIビーチ、湧出(ワジー)、ソーキそば、救急患者搬送用の船です。

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