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研修医日記

RESIDENT DIARY

045-316-4580

働き始めて半年

はじめまして。研修医1年目のKです。

ある日ふと病院に立ち寄ると、マッチング試験が行われていました。もうそんな時期かと思いながら、来年から一緒に働くことになるかもしれない皆さんのためになるような、研修医日記を書かせていただきます。

医療現場では患者さんが1番困っていることを主訴と言います。ただ、同じ「頭をぶつけた」という主訴でも、子供なのか高齢の方なのかでどこまで検査をやるのかが変わってきますし、もともとご病気をお持ちなのか、他に症状がないのかも重要になります。数値化できることとできないことをしっかりと区別して、必要な情報は何かを考える訓練をしています。

手技の怖さも日々教えられています。採血の上手い下手は経験がものをいう部分もありますが、自分の行っている行為が本当に患者さんのためになっているか、振り返りながら手を動かすようにしています。指導医の先生も、研修医一人ひとりが、どこまでなら任せられて、何ができていないかをよくみてくださっていて、オブラートに包みながら、時に包むことなく伝えてくださいますので、場合によっては、手技をやらせてもらえないこともあります。手技が多い病院を研修先として良い病院だと考えることもあるかもしれませんが、「守られている」中で、できないことへのもどかしさを感じながら、コメディカルの皆様に助けられながら、少しずつ成長していくことのできる環境こそ恵まれていると思います。

医師として働き出して半年、常にそして大勢の誰かのためを思って動いていないと、本当の意味ではやっていけない職業だなと、身に染みて感じました。臨床現場では、問診と身体診察をして、採血結果や画像診断から、病態と最良の治療は何かを考えるのですが、患者さんの背景に見えない悩みがあって、誤解を恐れずに言うと、そこを解決することが治療の半分くらいを占めるのではないでしょうか。もちろん、駆け出しの医師である私たちにとっては、システマチックに勉強することもとても大切ですが、なかなか時間の取れない中でも、目の前にいる患者さんの話に耳を傾けることを怠らないようにしていきたいです。そのためには、医師だけでは診療はできません。市民病院で働いていると、たくさんのコメディカルや医療スタッフの方に囲まれていること実感します。社会人として、仕事として医師として働くことの難しさを感じるこの頃ですが、素敵な先生の真似から始めてみようとこの日記を執筆しながら思いました。

ここまで業務に関係するお話しをしてきましたが、ここからは少し趣味や同期への想いを綴ります。僕は音楽を聴いて共感するのが好きでして、最近の一押しはOfficial髭男dismの「ビンテージ」です。おそらくラブソングなのですが、近頃そんなパステル色の生活を送っていないせいか、サビの歌詞とメロディが綺麗で、これまで横浜で過ごした半年間を思い出させます。1年しか一緒に過ごせない同期もいるなかで、大変な世の中ですが、簡単に色褪せない研修医生活になるように、残り半年の研修生活を何気なく大切に一緒に送っていきたいです。

写真は病院移転前のシミュレーションに参加させていただき、模擬患者さん役をしているところです。市民病院の皆様、患者様のご協力で無事に移転を終えることができ、私たち研修医も新しい病院で働くことができています。もう1枚はCVカテーテル実習の写真で、手技の練習をしています。研修医日記用に後から気付いて撮ってもらったものなので、何も写っていないモニターを見ているのが僕です。

初期研修医1年目
K

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