研修医日記
RESIDENT DIARY
こんにちは!研修医2年目の濱田江里奈と申します。
先日マッチングの結果が発表されましたね!当院での研修が決まった学生の皆さんは、来年完成する新病院での研修を心待ちにされていることと思います。研修医2年目の私は新病院をみることなく去らなければいけないので、うらやましい限りです…!
まさか自分に研修医日記の担当が回ってくるなんて夢にも思っていませんでした!10月に東京国際フォーラムで開催された日本血液学会総会でポスター発表をさせて頂いたので、そのときのことについて少しお話できたらと思います。
当院の血液内科は県内でも有数の症例数を誇っており、臨床研究も盛んに行われています。今年の学会での登録演題数はなんと全国No.1だったそうです!そのうち、研修医として内村先生、小峰先生、私の3名がポスター発表の機会を頂きました。私が発表させていただいたのは、『80歳以上の超高齢者DLBCLにおけるPrognostic Nutritional Index (PNI)の臨床的意義』という演題でした。詳しい内容は省きますが、高齢のDLBCL患者の予後とPNIという栄養評価指数の関連を検証し、PNIの臨床的な有用性について考察したものです。当院で治療された患者さんのデータの統計解析の段階から、準備は始まりました。初めての学会発表であり、何から進めたらよいのかわからない状態でした。気が付いたら本番の1か月前になり、指導医の先生に助けて頂きながら慌てて準備し、もっと早く準備すればよかった…と半ば後悔しかけながらも何とか無事本番に間に合いました。
学会の日程は、記憶に新しいかと思いますが大型台風が直撃したあの週末でした。沖縄へ地域研修に行っていた内村先生がその週末だけ発表のために帰ってくる予定でしたが、台風のために急遽学会に参加できなくなるという悲しい事件がありました…とても残念でしたが、内村先生のためにも頑張ろうと、小峰先生と意気込みました。
会場にたどり着くまで緊張でガチガチの状態でしたが、ずらっと並んだポスターの中に自分のポスターを見つけたときは嬉しい気持ちになりました。本番は、指導してくださった先生方や他施設の先生方含め、多くの方が発表を聞きに来てくださいました。質疑応答の時間にはいくつも質問を頂き、自分自身も勉強させて頂きました。
そして、大変嬉しいことに優秀ポスター賞を受賞することができました!このような大変名誉な賞を頂くことができ、ご指導頂いた血液内科の仲里先生、小倉先生をはじめとして多くの先生方に感謝の気持ちでいっぱいです。この場をお借りして心より御礼申し上げます。
最後に、写真を一枚供覧します。
発表中、なんと緊張のあまり棒を逆に持っていたようです…‼証拠写真を撮られてしまいました。発表が終わってから先生に言われて、5分間ずっとこの状態で大勢の先生方の前でしゃべっていたかと思うと恥ずかしさの極みでした。次の学会発表ではどんなに緊張しても棒の向きだけは間違えないように気を付けたいと心に決めました。自分への戒めもこめて写真を載せます。皆さんも気を付けてくださいね (^^)
研修医2年目も残り半年を切りました。横浜市民病院での限られた時間を大切にしながら、残りの研修生活を悔いのないように楽しんでいきたいと思います。
ハロウィンも終わり、だんだんと寒くなってきました。6年生の皆さんは国家試験の勉強で大変かと思いますが、くれぐれも体調には気を付けてお過ごしください!
研修医2年目 濱田 江里奈
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