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研修医日記

RESIDENT DIARY

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憧れの沖縄離島実習

 

 こんにちは,研修医2年生のTです。

 1年生の頃は業務を覚えるので必死でしたが、2年目のこの時期にもなると仕事にも慣れ、志望科も無事決まりました。専攻医になるにはまだまだ実力不足なので、頑張らなきゃと思う日々です。当院の研修医は似たような性格の人が多く、いつも同じ悩みを共有し合って一緒に頑張ることができてとても心強いです。こんな同期たちともあと半年ちょっとでお別れと思うと寂しい限りですね。

 さて、私は今年の6月、地域実習として、島に医療従事者が医師1人と看護師1人しかいない人口600人の粟国島に行ってまいりました。沖縄の離島に実習に行けるのはこの病院の魅力の1つだと個人的には思っており、他にも様々ありますが、私が横浜市立市民病院での初期研修を志した理由の1つです。周りの人達からは「ドクター・コトーみたいだね!」と言われました。私はドラマも映画も観たことないのでよくわかりませんが、きっと作品名からしてそんな感じなのでしょう。なお、島の名前をご存知だった方は、相当なダイビング経験者だと思います。ギンガメアジの大群(インスタグラムから引用)で有名なダイバーの聖地なのですが、海流が激しく、潜ることが許されているの100ダイブ以上の上級者です。ダイビングに観光業を全振りしているため、島内の見どころは大体台風で壊れているか草原になっていました。

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 粟国島では、生活も医療も本土と別世界であり、一生できない経験をすることができました。まず、島を歩いていて人とすれ違うことがほぼありません。出会うのは蝶とヤギばかりです。この島に本当に患者さんがいるのか?と思いつつ出勤しましたが、診療所にはたくさん来るのですね。様々な主訴で訪れる患者さんに対して、持っている武器は心電図とエコー、後は自力で撮るレントゲンだけです。ガスの機械はあるものの他の検査項目は週1しか測れず、看護師さんの手で遠心分離してフェリーで本土に送って結果を待つ、という世界でした。24時間常にオンコールの中、限られた医療資源で戦う先生と看護師さんは本当にカッコよかったです。

 沖縄の離島といえば、やはり綺麗な海ですよね。本日記は粟国島の美しい海の写真で締めようと思います。この病院で初期研修をする方は、ぜひ沖縄の離島実習に行ってみてください!皆様と一緒に働けることを楽しみにしております。

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