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研修医日記

RESIDENT DIARY

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研修医生活も残りわずか!

研修医生活も残りわずか!

市民病院での初期研修医としての生活も残り3ヶ月と迫り、年の瀬に自ずと過去を振り返る研修医Kです。当院での2年間はたくさんのことを経験できます。まず、幅広い診療科から自分の将来に合わせた研修スケジュールを組むことができます。実際には、初期臨床研修中に将来像は揺れ動くものですが、自分にとって最適な選択ができるように、進路が決まる大事な時期には余裕のある研修を積むことができます。各学年20名以上と大世帯ですので、気づいた時に支えてくれる仲間もいます。
次に、地域の中核病院で、頼りになる様々な領域の先生に実臨床を学びながら、興味の深い診療科では、学会発表や論文執筆など学術的な活動に勤しむこともできます。1年目では消化器外科の先生にとてもお世話になり、日本消化器病学会地方会でオンライン発表を行い、2年目で症例報告を日本消化器病学会雑誌に投稿しました。私には将来、治療法の定まっていない消化器腫瘍や難病に、研究、診療の立場から対峙したいというVisionがあります。難しい治療でも、大切な人と笑って美味しい食事ができる、やりたいことがまたできる時間を少しでも叶えられれば、医療者も医療を受ける患者さんも、大変な時間を乗り越えて、前を向けるのではないかと感じます。
最後に、研修医として本当に大切なことは患者さんの近くでその方の生活を意識し、より良くしたいと思うことではないでしょうか。物理的な距離でも、心理的な距離でも、患者さんの近くにいることはとても大事なことだと思います。私は10月後半に地域研修として、世界自然遺産に登録されている西表島の西表西部診療所で、2週間研修をさせていただきました。島の人々はとても暖かく(気候も暖かかったです)、生活に魅力を感じました。その生活を支えるための医療を学びました。写真はお世話になった看護師さんと先生です。
まとめますと、当院での初期臨床研修は、多様性と協調性を両立することで、自分自身の医師としての生活を充実させることのできる環境です。救急診療、集中治療では熱量のある現場を経験できます。病棟では、できることが増えるにつれて、患者さんを囲うコメディカルの方々からたくさん教えてもらえます。簡潔に横浜市民病院の研修プログラムの良さを書かせていただきました。残り3ヶ月ですが、これまで学んだことを整理して、来年以降に繋げられるようにしたいと思います。ご覧くださりありがとうございました。

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    市立田沢湖病院へご挨拶に伺いました
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