皆さんこんにちは。初期研修医2年目になりました、Ｙといいます。
研修医日記が始まったということで、さっそく記事を書かせていただきたいと思います。

僕は横浜市立大学出身でサッカー部に所属していました。
横浜市民病院を志望した理由はいろいろありますが一番は雰囲気の良さです。
病院全体もそうですが、なによりも研修医同士の雰囲気がすごいいいので助け合ったり高めあったり楽しんだりと僕にとって理想の研修環境だと感じています。

さて、4月から研修医2年目になりました。
最初は1年目をうまく指導できるのか？去年の先輩方みたいな姿を見せられるのかなど不安でいっぱいでした。4月は救急科に配属されまして、1年目にも2ヶ月回った科だったこともあり、当時ひたすら慌てていた記憶があったためとても不安でした。ですが、1年目よりは確実にわかる範囲が増えて視野も広がったのを実感しましてとても充実した1ヶ月を送ることができたと思います。1年目の指導に関しては最初すぎたためたいしたことは教えられずに終わりましたが、いきなりの救急科で大変だと思ったので美味しい焼肉屋につれてってあげました。

また、4月は消化器病学会の症例発表がありました。
いままでこういう発表とかをしたことが全くなかったので、何から取り組めばいいのかや考察とかもどうすればいいのか全くわかりませんでした。ですが、消化器内科の指導員の先生がとても丁寧に教えて下さったおかげで、消化器病学会の研修医部門の奨励賞をいただくことができました。今までこういうパワポを作ることや人前で発表することに苦手意識をすごい感じていただけに、とっても嬉しかったです。
懇切丁寧に指導していただいた消化器内科諸星先生をはじめとした指導医の方々、この場を借りて御礼申し上げたいと思います。
また、この消化器病学会は消化器内科だけではなく、外科も参加しているのですが、うちの病院の炎症性腸疾患科として発表した同期のＫも奨励賞を受賞しました。4月はお互いに忙しい環境だったので、励ましあって発表に取り組んでいただけに、自分のこと以上にＫの受賞は嬉しかった思い出があります。 写真も載せときます。

２枚目は同伴してくださった副院長の小松先生が発表後、労いのケーキをご馳走してくださいました。小松先生は僕の発表の最終チェックもしていただきました。本当に有難うございます。


そして現在ですが、6月はなんと地域研修で沖縄の久米島に来ています！1ヶ月滞在する予定です！

公立久米島病院で研修しています。
離島の医療ってどんなもんだろうと思って臨みましたが、CTもあるしほとんどの血液検査はすぐに結果は出るしで初期治療の質はすごい高いです！

たしかに、MRIがないことや、緊急ope、カテができないと言った弱点はありますが、少ない医師数で久米島の人口7000人をみないといけないので、久米島病院の医師は本当にハードに仕事をこなしています！
ちなみに重症患者はドクターヘリで本島に送ります。1週間で5回あるかないかくらいの頻度で飛んでいます。

また診療科も少なく内科一般と整形、小児科が基本でそのほかの科は週末だけとか、月にこの期間だけと言った感じで診療できる日は限られています。
そのため内科として診療していても耳鼻とか皮膚とかも理解してないといけませんし、専門じゃなくても上部内視鏡の検査だけはやるみたいです。そして当然、重症患者の初期対応や管理もありますので、本当に守備範囲が広くないと務まらないなあと思います。
後期の先生方の持参している参考書の量が膨大すぎてどれも読んだ後が残っているので、もっともっと勉強しないといけないなと反省しました。
ですがせっかくの沖縄ですので、休日は一人で島を散策したり、スタッフのかたに飲みに連れてっていただいたりしています。この前、海神祭という海の平穏や豊漁を祈願した競漕があり、スタッフの一員として参加させていただいたので写真を載せておきます。

沖縄県内の人かと思ったとちょこちょこ言われます笑
海でダイビングが好きっていう若い看護師さんもちらほら移住してくるみたいですよ。笑

とにかく久米島は本当にいいところです！

でもそろそろ横浜市民病院が恋しくなってきました。
働く環境や雰囲気、居心地は本当に良いと思いますので、興味をもった方は是非病院見学にでもいらしてください！

書きたいことがいろいろあり長文になってしまい失礼いたしました！

初期研修医２年目　Ｙ