上の写真は、あるグループ面接での一場面です。皆さん、どこがおかしいかお分かりになりますでしょうか。

　正解は、面接に参加している皆さんの顔の向きがバラバラな点です。

　皆さんとんちんかんな方向を見ていますよね。そもそも爬虫類は眼が横についているため元々どこを見ているか分かりませんが、ボーダーコリーのラーちゃんは面接官の方を向いて自己アピールに夢中ですし、豆柴のゴンちゃんに至っては天を仰いでしまっておりもはや心ここにあらず状態です。

　グループ面接では自分が積極的に発言することも大事ですが、自分が発言していない時も面接官は見ています。人の話を傾聴するには、話している人の方を向いて、しっかり目を見て聞くことが重要です。これは当院のグループ面接に限ったことではなく、どこの病院、どこの会社のグループ面接にも共通する大事なポイントです。グループ面接だけでなく、日頃から人の目を見て話す、人の目を見て話を聞くことは医師として最も必要な資質です。患者さんの目を見て話を聞く、看護師さんの目を見て話を聞くことはチーム医療に不可欠な姿勢です。

　なんて偉そうな事をのたまってしまいましたが、結局は我が家の家族を自慢したかっただけなんです。ごめんなさい。

＊因みに写真のお部屋は実際にグループ面接で使用する部屋です。こんな感じでグループ面接を行っているので参考にされて下さい。

臨床研修委員長

仲里朝周

　　　　　　　　　出演

ラーちゃん（ボーダーコリー）　日本代表

ゴンちゃん（豆柴）　　　　　　日本代表

ブルーイグアナ　　　　　　　　ニカラグア代表

ゲイリートゲオアガマ　　　　　トーゴ代表

アカメカブトトカゲ　　　　　　インドネシア代表

ヒョウモントカゲモドキ　　　　アメリカ代表