8:00~11:00
※診療開始時間 午前8:45
入院患者さんは、肺がんをはじめとする胸部悪性腫瘍が最多を占め、その他市中肺炎、誤嚥性肺炎、間質性肺疾患、慢性呼吸不全急性増悪、気管支喘息発作などです。外来では良性疾患の占める割合がやや高くなっております。
岡本 浩明 医師
当科は地域基幹病院の呼吸器内科として、呼吸器疾患全般の診療に携わっていますが、特に注力しているのは肺がん診療です。診断では新しい技術である超音波内視鏡や気管支ナビゲーションシステムを取り入れ診断率の向上に取り組んでいます。
治療に関してはエビデンスに基づいた治療のみならず、日本臨床腫瘍研究グループ (JCOG)、胸部腫瘍研究 グループ(TORG)等の複数の研究グループに所属し、新しい内科的治療の開発や承認前の新規薬剤の治験に携わっております。
臨床研究では当科が研究代表と事務局を務め、他施設を牽引する全国規模の多施設共同研究が2本進行中です。
がん専門病院や大学病院以外の地方自治体病院で当科のように全国レベルの大規模臨床試験を複数立案し統率する施設は希少であり、私達は先進的な内科的治療のノウハウとリサーチマインドを身に着けていると自負しております。
患者さん視点に立てば、当科が臨床試験に精通してもあまり関係ないとお思いかもしれませんが、多くの臨床試験をこなしている医療チームは、実地医療においても優れた医療を提供することが知られています。近年合併症を持つ高齢肺がん患者の増加や新たな免疫チェックポイント阻害剤の登場による副作用の多様化から、肺がん診療は様々なマネージメントが要求されるようになりました。
当科は総合病院であることのメリットを生かしながら、個々の患者さんに合った最適ながん診療が可能です。肺がん以外にも喘息、COPD、肺炎などの一般的な呼吸器疾患はもとより間質性肺炎、急性呼吸不全などの専門的な診断や集学的な治療を必要とする疾患まで、幅広く対応しております。近年喘息では新たな生物学的製剤が続々と承認され、当科でも難治例に対し積極的に投与し効果をあげています。 医師、看護師、薬剤師・臨床工学技士・リハビリ療法士・ケースワーカーなど幅広い職種がチーム医療で患者さんを支え、対話に基づいた安心できる治療を日々心がけております。
腫瘍内科は平成30年4月より単独としての診療を廃止し、 呼吸器内科と一体化させました。基本的に当院は臓器別の診療科単位で悪性腫瘍を扱っていることが主たる理由です。したがって原発不明がん、複数臓器にまたがる悪性腫瘍、稀な肉腫など、主科を決め難い悪性腫瘍を当科が診療しております。
月曜日から金曜日まで毎日初診と再診を行っています。初診は午前中(11:00まで)のみです。原則として初診には他の医療機関からの紹介状が必要です。再診も予約外来ですが臨時の受診も可能です。近年副作用の軽い抗がん剤が増え、外来化学療法件数が増加しております。通院治療が円滑に進むよう経験豊富な看護師と薬剤師が毎日支援を致します 。
2017年4月から横浜市立大学医学部臨床統計学教室(山中竹春教授)と当科の間で、連携大学院制度が発足しました。当科で内科専門研修医もしくは常勤医として通常勤務しながら 、医学博士号が取得できる画期的なシステムです。さらに当科は北里大学呼吸器内科とも研究員制度で連携しており、学位取得を目指すことが可能です。日常臨床と先駆的な治療や研究を両立できる病院はそれほど多くはなく、当科ならではの特徴です。ご興味のある先生は総務課人事係までご連絡ください。
平成30年度の1日平均入院患者数は呼吸器内科と腫瘍内科併せて50.5人でした。
急性期病院としての性格上、平均在院日数は14.0日です。肺がんについては「肺がん治療センター」をご参照下さい。
地域のかかりつけの医療機関から紹介を受けて受診された患者さんにつきましては、原則として病状のコントロールがつき次第、かかりつけの先生へ逆紹介させて頂いております。急性期病院としての性格上、当院外来における長期間のフォローアップは難しく、開業医の先生との密な連携により、継続的な経過観察を行っていくこととなります。この点について患者さんとその御家族におかれましてはご理解をよろしくお願い致します。また、末期の患者さんや寝たきりの患者さんが、退院または転院待ちで在宅療養となる場合も、当院の患者総合サポートセンターを通じて、地域の在宅訪問看護ステーションや往診医への連携を図り、在宅への円滑な移行に努めておりますのでご相談ください。
①「木曜日に肺がんを読む会(年4回)」と「呼吸器病診連携連絡会(年2回)」 を開催
概ね隔月に年6回、第二木曜日午後7-9時に当院講堂で開催しております。前者は胸部のレントゲン読影に関する勉強会と呼吸器疾患に関する外部招聘講師による特 別講演を開催し、後者は当科の取組の紹介と当科医師による講演および地域の先生 方との情報交換を行っております。両会とも開催日の2週前に近隣医療機関や開業 の先生方へご案内のハガキを郵送しますので、積極的なご参加をお待ちしています 。
②近隣医療機関との勉強会を年数回程度、開催
上記以外にも、当科と近隣医療機関との勉強会を年数回程度、近隣ホテルで開催しております。企業主催・当科共催のためテーマと日時は様々ですが、会を通じて 、地域の先生方と顔の見える関係づくりに努めております。
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入院患者さんは、肺がんをはじめとする胸部悪性腫瘍が最多を占め、その他市中肺炎、誤嚥性肺炎、間質性肺疾患、慢性呼吸不全急性増悪、気管支喘息発作などです。外来では良性疾患の占める割合がやや高くなっております。
岡本 浩明 医師
当科は地域基幹病院の呼吸器内科として、呼吸器疾患全般の診療に携わっていますが、特に注力しているのは肺がん診療です。診断では新しい技術である超音波内視鏡や気管支ナビゲーションシステムを取り入れ診断率の向上に取り組んでいます。
治療に関してはエビデンスに基づいた治療のみならず、日本臨床腫瘍研究グループ (JCOG)、胸部腫瘍研究 グループ(TORG)等の複数の研究グループに所属し、新しい内科的治療の開発や承認前の新規薬剤の治験に携わっております。
臨床研究では当科が研究代表と事務局を務め、他施設を牽引する全国規模の多施設共同研究が2本進行中です。
がん専門病院や大学病院以外の地方自治体病院で当科のように全国レベルの大規模臨床試験を複数立案し統率する施設は希少であり、私達は先進的な内科的治療のノウハウとリサーチマインドを身に着けていると自負しております。
患者さん視点に立てば、当科が臨床試験に精通してもあまり関係ないとお思いかもしれませんが、多くの臨床試験をこなしている医療チームは、実地医療においても優れた医療を提供することが知られています。近年合併症を持つ高齢肺がん患者の増加や新たな免疫チェックポイント阻害剤の登場による副作用の多様化から、肺がん診療は様々なマネージメントが要求されるようになりました。
当科は総合病院であることのメリットを生かしながら、個々の患者さんに合った最適ながん診療が可能です。肺がん以外にも喘息、COPD、肺炎などの一般的な呼吸器疾患はもとより間質性肺炎、急性呼吸不全などの専門的な診断や集学的な治療を必要とする疾患まで、幅広く対応しております。近年喘息では新たな生物学的製剤が続々と承認され、当科でも難治例に対し積極的に投与し効果をあげています。 医師、看護師、薬剤師・臨床工学技士・リハビリ療法士・ケースワーカーなど幅広い職種がチーム医療で患者さんを支え、対話に基づいた安心できる治療を日々心がけております。
腫瘍内科は平成30年4月より単独としての診療を廃止し、 呼吸器内科と一体化させました。基本的に当院は臓器別の診療科単位で悪性腫瘍を扱っていることが主たる理由です。したがって原発不明がん、複数臓器にまたがる悪性腫瘍、稀な肉腫など、主科を決め難い悪性腫瘍を当科が診療しております。
月曜日から金曜日まで毎日初診と再診を行っています。初診は午前中(11:00まで)のみです。原則として初診には他の医療機関からの紹介状が必要です。再診も予約外来ですが臨時の受診も可能です。近年副作用の軽い抗がん剤が増え、外来化学療法件数が増加しております。通院治療が円滑に進むよう経験豊富な看護師と薬剤師が毎日支援を致します 。
2017年4月から横浜市立大学医学部臨床統計学教室(山中竹春教授)と当科の間で、連携大学院制度が発足しました。当科で内科専門研修医もしくは常勤医として通常勤務しながら 、医学博士号が取得できる画期的なシステムです。さらに当科は北里大学呼吸器内科とも研究員制度で連携しており、学位取得を目指すことが可能です。日常臨床と先駆的な治療や研究を両立できる病院はそれほど多くはなく、当科ならではの特徴です。ご興味のある先生は総務課人事係までご連絡ください。
平成30年度の1日平均入院患者数は呼吸器内科と腫瘍内科併せて50.5人でした。
急性期病院としての性格上、平均在院日数は14.0日です。肺がんについては「肺がん治療センター」をご参照下さい。
地域のかかりつけの医療機関から紹介を受けて受診された患者さんにつきましては、原則として病状のコントロールがつき次第、かかりつけの先生へ逆紹介させて頂いております。急性期病院としての性格上、当院外来における長期間のフォローアップは難しく、開業医の先生との密な連携により、継続的な経過観察を行っていくこととなります。この点について患者さんとその御家族におかれましてはご理解をよろしくお願い致します。また、末期の患者さんや寝たきりの患者さんが、退院または転院待ちで在宅療養となる場合も、当院の患者総合サポートセンターを通じて、地域の在宅訪問看護ステーションや往診医への連携を図り、在宅への円滑な移行に努めておりますのでご相談ください。
①「木曜日に肺がんを読む会(年4回)」と「呼吸器病診連携連絡会(年2回)」 を開催
概ね隔月に年6回、第二木曜日午後7-9時に当院講堂で開催しております。前者は胸部のレントゲン読影に関する勉強会と呼吸器疾患に関する外部招聘講師による特 別講演を開催し、後者は当科の取組の紹介と当科医師による講演および地域の先生 方との情報交換を行っております。両会とも開催日の2週前に近隣医療機関や開業 の先生方へご案内のハガキを郵送しますので、積極的なご参加をお待ちしています 。
②近隣医療機関との勉強会を年数回程度、開催
上記以外にも、当科と近隣医療機関との勉強会を年数回程度、近隣ホテルで開催しております。企業主催・当科共催のためテーマと日時は様々ですが、会を通じて 、地域の先生方と顔の見える関係づくりに努めております。
岡本 浩明オカモト ヒロアキ
科長 部長(がんセンター長 肺がん治療センター長 遺伝医療センター長 予防医療センター長兼務)
卒業年 | 昭和59年 |
---|---|
専門 | 呼吸器内科、腫瘍内科 |
取得資格 | 日本内科学会総合内科専門医・指導医、 日本呼吸器学会専門医・指導医、 日本呼吸器内視鏡学会専門医・指導医、 日本肺癌学会評議員(中皮腫ガイドライン小委員会委員)、 日本臨床腫瘍学会協議委員、 JCOG(効果安全性評価委員会委員長・運営委員など)、 TORG 理事、 横浜市立大学大学院客員教授 |
初診の方
8:00~11:00
※診療開始時間 午前8:45
再診の方
【予約のない方】
午前7:30~11:00
※午後は専門外来(予約制)
再診の方
【予約のある方】
予約時間までに受付
手続を
お願いします。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
---|---|---|---|---|---|
AM | 濱川、三角 | 上見、阿河 | 下川 | 岡本、谷口 | 相子、平澤 |
PM | - | - | - | - | - |
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
---|---|---|---|---|---|
AM | 谷口、平澤 | 岡本、相子 | 岡本、上見、阿河 | 下川 | 三角、濱川 |
PM | 谷口、平澤 | 岡本、相子 | 上見、渡辺、阿河 | 下川 | 下川、濱川、三角 |
入院患者さんは、肺がんをはじめとする胸部悪性腫瘍が最多を占め、その他市中肺炎、誤嚥性肺炎、間質性肺疾患、慢性呼吸不全急性増悪、気管支喘息発作などです。外来では良性疾患の占める割合がやや高くなっております。
岡本 浩明 医師
当科は地域基幹病院の呼吸器内科として、呼吸器疾患全般の診療に携わっていますが、特に注力しているのは肺がん診療です。診断では新しい技術である超音波内視鏡や気管支ナビゲーションシステムを取り入れ診断率の向上に取り組んでいます。
治療に関してはエビデンスに基づいた治療のみならず、日本臨床腫瘍研究グループ (JCOG)、胸部腫瘍研究 グループ(TORG)等の複数の研究グループに所属し、新しい内科的治療の開発や承認前の新規薬剤の治験に携わっております。
臨床研究では当科が研究代表と事務局を務め、他施設を牽引する全国規模の多施設共同研究が2本進行中です。
がん専門病院や大学病院以外の地方自治体病院で当科のように全国レベルの大規模臨床試験を複数立案し統率する施設は希少であり、私達は先進的な内科的治療のノウハウとリサーチマインドを身に着けていると自負しております。
患者さん視点に立てば、当科が臨床試験に精通してもあまり関係ないとお思いかもしれませんが、多くの臨床試験をこなしている医療チームは、実地医療においても優れた医療を提供することが知られています。近年合併症を持つ高齢肺がん患者の増加や新たな免疫チェックポイント阻害剤の登場による副作用の多様化から、肺がん診療は様々なマネージメントが要求されるようになりました。
当科は総合病院であることのメリットを生かしながら、個々の患者さんに合った最適ながん診療が可能です。肺がん以外にも喘息、COPD、肺炎などの一般的な呼吸器疾患はもとより間質性肺炎、急性呼吸不全などの専門的な診断や集学的な治療を必要とする疾患まで、幅広く対応しております。近年喘息では新たな生物学的製剤が続々と承認され、当科でも難治例に対し積極的に投与し効果をあげています。 医師、看護師、薬剤師・臨床工学技士・リハビリ療法士・ケースワーカーなど幅広い職種がチーム医療で患者さんを支え、対話に基づいた安心できる治療を日々心がけております。
腫瘍内科は平成30年4月より単独としての診療を廃止し、 呼吸器内科と一体化させました。基本的に当院は臓器別の診療科単位で悪性腫瘍を扱っていることが主たる理由です。したがって原発不明がん、複数臓器にまたがる悪性腫瘍、稀な肉腫など、主科を決め難い悪性腫瘍を当科が診療しております。
月曜日から金曜日まで毎日初診と再診を行っています。初診は午前中(11:00まで)のみです。原則として初診には他の医療機関からの紹介状が必要です。再診も予約外来ですが臨時の受診も可能です。近年副作用の軽い抗がん剤が増え、外来化学療法件数が増加しております。通院治療が円滑に進むよう経験豊富な看護師と薬剤師が毎日支援を致します 。
2017年4月から横浜市立大学医学部臨床統計学教室(山中竹春教授)と当科の間で、連携大学院制度が発足しました。当科で内科専門研修医もしくは常勤医として通常勤務しながら 、医学博士号が取得できる画期的なシステムです。さらに当科は北里大学呼吸器内科とも研究員制度で連携しており、学位取得を目指すことが可能です。日常臨床と先駆的な治療や研究を両立できる病院はそれほど多くはなく、当科ならではの特徴です。ご興味のある先生は総務課人事係までご連絡ください。
平成30年度の1日平均入院患者数は呼吸器内科と腫瘍内科併せて50.5人でした。
急性期病院としての性格上、平均在院日数は14.0日です。肺がんについては「肺がん治療センター」をご参照下さい。
地域のかかりつけの医療機関から紹介を受けて受診された患者さんにつきましては、原則として病状のコントロールがつき次第、かかりつけの先生へ逆紹介させて頂いております。急性期病院としての性格上、当院外来における長期間のフォローアップは難しく、開業医の先生との密な連携により、継続的な経過観察を行っていくこととなります。この点について患者さんとその御家族におかれましてはご理解をよろしくお願い致します。また、末期の患者さんや寝たきりの患者さんが、退院または転院待ちで在宅療養となる場合も、当院の患者総合サポートセンターを通じて、地域の在宅訪問看護ステーションや往診医への連携を図り、在宅への円滑な移行に努めておりますのでご相談ください。
①「木曜日に肺がんを読む会(年4回)」と「呼吸器病診連携連絡会(年2回)」 を開催
概ね隔月に年6回、第二木曜日午後7-9時に当院講堂で開催しております。前者は胸部のレントゲン読影に関する勉強会と呼吸器疾患に関する外部招聘講師による特 別講演を開催し、後者は当科の取組の紹介と当科医師による講演および地域の先生 方との情報交換を行っております。両会とも開催日の2週前に近隣医療機関や開業 の先生方へご案内のハガキを郵送しますので、積極的なご参加をお待ちしています 。
②近隣医療機関との勉強会を年数回程度、開催
上記以外にも、当科と近隣医療機関との勉強会を年数回程度、近隣ホテルで開催しております。企業主催・当科共催のためテーマと日時は様々ですが、会を通じて 、地域の先生方と顔の見える関係づくりに努めております。
市民病院では、紹介状をお持ちの患者さんの待ち時間短縮のために、電話で紹介患者さんの事前予約サービスを行う「紹介患者予約センター」を開設しています。
月〜金曜日
9:00~17:00
※土曜日・日曜日・祝日・年末年始(12月29日〜1月3日)
は受付しておりません。
入院患者さんは、肺がんをはじめとする胸部悪性腫瘍が最多を占め、その他市中肺炎、誤嚥性肺炎、間質性肺疾患、慢性呼吸不全急性増悪、気管支喘息発作などです。外来では良性疾患の占める割合がやや高くなっております。
岡本 浩明 医師
当科は地域基幹病院の呼吸器内科として、呼吸器疾患全般の診療に携わっていますが、特に注力しているのは肺がん診療です。診断では新しい技術である超音波内視鏡や気管支ナビゲーションシステムを取り入れ診断率の向上に取り組んでいます。
治療に関してはエビデンスに基づいた治療のみならず、日本臨床腫瘍研究グループ (JCOG)、胸部腫瘍研究 グループ(TORG)等の複数の研究グループに所属し、新しい内科的治療の開発や承認前の新規薬剤の治験に携わっております。
臨床研究では当科が研究代表と事務局を務め、他施設を牽引する全国規模の多施設共同研究が2本進行中です。
がん専門病院や大学病院以外の地方自治体病院で当科のように全国レベルの大規模臨床試験を複数立案し統率する施設は希少であり、私達は先進的な内科的治療のノウハウとリサーチマインドを身に着けていると自負しております。
患者さん視点に立てば、当科が臨床試験に精通してもあまり関係ないとお思いかもしれませんが、多くの臨床試験をこなしている医療チームは、実地医療においても優れた医療を提供することが知られています。近年合併症を持つ高齢肺がん患者の増加や新たな免疫チェックポイント阻害剤の登場による副作用の多様化から、肺がん診療は様々なマネージメントが要求されるようになりました。
当科は総合病院であることのメリットを生かしながら、個々の患者さんに合った最適ながん診療が可能です。肺がん以外にも喘息、COPD、肺炎などの一般的な呼吸器疾患はもとより間質性肺炎、急性呼吸不全などの専門的な診断や集学的な治療を必要とする疾患まで、幅広く対応しております。近年喘息では新たな生物学的製剤が続々と承認され、当科でも難治例に対し積極的に投与し効果をあげています。 医師、看護師、薬剤師・臨床工学技士・リハビリ療法士・ケースワーカーなど幅広い職種がチーム医療で患者さんを支え、対話に基づいた安心できる治療を日々心がけております。
腫瘍内科は平成30年4月より単独としての診療を廃止し、 呼吸器内科と一体化させました。基本的に当院は臓器別の診療科単位で悪性腫瘍を扱っていることが主たる理由です。したがって原発不明がん、複数臓器にまたがる悪性腫瘍、稀な肉腫など、主科を決め難い悪性腫瘍を当科が診療しております。
月曜日から金曜日まで毎日初診と再診を行っています。初診は午前中(11:00まで)のみです。原則として初診には他の医療機関からの紹介状が必要です。再診も予約外来ですが臨時の受診も可能です。近年副作用の軽い抗がん剤が増え、外来化学療法件数が増加しております。通院治療が円滑に進むよう経験豊富な看護師と薬剤師が毎日支援を致します 。
2017年4月から横浜市立大学医学部臨床統計学教室(山中竹春教授)と当科の間で、連携大学院制度が発足しました。当科で内科専門研修医もしくは常勤医として通常勤務しながら 、医学博士号が取得できる画期的なシステムです。さらに当科は北里大学呼吸器内科とも研究員制度で連携しており、学位取得を目指すことが可能です。日常臨床と先駆的な治療や研究を両立できる病院はそれほど多くはなく、当科ならではの特徴です。ご興味のある先生は総務課人事係までご連絡ください。
平成30年度の1日平均入院患者数は呼吸器内科と腫瘍内科併せて50.5人でした。
急性期病院としての性格上、平均在院日数は14.0日です。肺がんについては「肺がん治療センター」をご参照下さい。
地域のかかりつけの医療機関から紹介を受けて受診された患者さんにつきましては、原則として病状のコントロールがつき次第、かかりつけの先生へ逆紹介させて頂いております。急性期病院としての性格上、当院外来における長期間のフォローアップは難しく、開業医の先生との密な連携により、継続的な経過観察を行っていくこととなります。この点について患者さんとその御家族におかれましてはご理解をよろしくお願い致します。また、末期の患者さんや寝たきりの患者さんが、退院または転院待ちで在宅療養となる場合も、当院の患者総合サポートセンターを通じて、地域の在宅訪問看護ステーションや往診医への連携を図り、在宅への円滑な移行に努めておりますのでご相談ください。
①「木曜日に肺がんを読む会(年4回)」と「呼吸器病診連携連絡会(年2回)」 を開催
概ね隔月に年6回、第二木曜日午後7-9時に当院講堂で開催しております。前者は胸部のレントゲン読影に関する勉強会と呼吸器疾患に関する外部招聘講師による特 別講演を開催し、後者は当科の取組の紹介と当科医師による講演および地域の先生 方との情報交換を行っております。両会とも開催日の2週前に近隣医療機関や開業 の先生方へご案内のハガキを郵送しますので、積極的なご参加をお待ちしています 。
②近隣医療機関との勉強会を年数回程度、開催
上記以外にも、当科と近隣医療機関との勉強会を年数回程度、近隣ホテルで開催しております。企業主催・当科共催のためテーマと日時は様々ですが、会を通じて 、地域の先生方と顔の見える関係づくりに努めております。
入院患者さんは、肺がんをはじめとする胸部悪性腫瘍が最多を占め、その他市中肺炎、誤嚥性肺炎、間質性肺疾患、慢性呼吸不全急性増悪、気管支喘息発作などです。外来では良性疾患の占める割合がやや高くなっております。
岡本 浩明 医師
当科は地域基幹病院の呼吸器内科として、呼吸器疾患全般の診療に携わっていますが、特に注力しているのは肺がん診療です。診断では新しい技術である超音波内視鏡や気管支ナビゲーションシステムを取り入れ診断率の向上に取り組んでいます。
治療に関してはエビデンスに基づいた治療のみならず、日本臨床腫瘍研究グループ (JCOG)、胸部腫瘍研究 グループ(TORG)等の複数の研究グループに所属し、新しい内科的治療の開発や承認前の新規薬剤の治験に携わっております。
臨床研究では当科が研究代表と事務局を務め、他施設を牽引する全国規模の多施設共同研究が2本進行中です。
がん専門病院や大学病院以外の地方自治体病院で当科のように全国レベルの大規模臨床試験を複数立案し統率する施設は希少であり、私達は先進的な内科的治療のノウハウとリサーチマインドを身に着けていると自負しております。
患者さん視点に立てば、当科が臨床試験に精通してもあまり関係ないとお思いかもしれませんが、多くの臨床試験をこなしている医療チームは、実地医療においても優れた医療を提供することが知られています。近年合併症を持つ高齢肺がん患者の増加や新たな免疫チェックポイント阻害剤の登場による副作用の多様化から、肺がん診療は様々なマネージメントが要求されるようになりました。
当科は総合病院であることのメリットを生かしながら、個々の患者さんに合った最適ながん診療が可能です。肺がん以外にも喘息、COPD、肺炎などの一般的な呼吸器疾患はもとより間質性肺炎、急性呼吸不全などの専門的な診断や集学的な治療を必要とする疾患まで、幅広く対応しております。近年喘息では新たな生物学的製剤が続々と承認され、当科でも難治例に対し積極的に投与し効果をあげています。 医師、看護師、薬剤師・臨床工学技士・リハビリ療法士・ケースワーカーなど幅広い職種がチーム医療で患者さんを支え、対話に基づいた安心できる治療を日々心がけております。
腫瘍内科は平成30年4月より単独としての診療を廃止し、 呼吸器内科と一体化させました。基本的に当院は臓器別の診療科単位で悪性腫瘍を扱っていることが主たる理由です。したがって原発不明がん、複数臓器にまたがる悪性腫瘍、稀な肉腫など、主科を決め難い悪性腫瘍を当科が診療しております。
月曜日から金曜日まで毎日初診と再診を行っています。初診は午前中(11:00まで)のみです。原則として初診には他の医療機関からの紹介状が必要です。再診も予約外来ですが臨時の受診も可能です。近年副作用の軽い抗がん剤が増え、外来化学療法件数が増加しております。通院治療が円滑に進むよう経験豊富な看護師と薬剤師が毎日支援を致します 。
2017年4月から横浜市立大学医学部臨床統計学教室(山中竹春教授)と当科の間で、連携大学院制度が発足しました。当科で内科専門研修医もしくは常勤医として通常勤務しながら 、医学博士号が取得できる画期的なシステムです。さらに当科は北里大学呼吸器内科とも研究員制度で連携しており、学位取得を目指すことが可能です。日常臨床と先駆的な治療や研究を両立できる病院はそれほど多くはなく、当科ならではの特徴です。ご興味のある先生は総務課人事係までご連絡ください。
平成30年度の1日平均入院患者数は呼吸器内科と腫瘍内科併せて50.5人でした。
急性期病院としての性格上、平均在院日数は14.0日です。肺がんについては「肺がん治療センター」をご参照下さい。
地域のかかりつけの医療機関から紹介を受けて受診された患者さんにつきましては、原則として病状のコントロールがつき次第、かかりつけの先生へ逆紹介させて頂いております。急性期病院としての性格上、当院外来における長期間のフォローアップは難しく、開業医の先生との密な連携により、継続的な経過観察を行っていくこととなります。この点について患者さんとその御家族におかれましてはご理解をよろしくお願い致します。また、末期の患者さんや寝たきりの患者さんが、退院または転院待ちで在宅療養となる場合も、当院の患者総合サポートセンターを通じて、地域の在宅訪問看護ステーションや往診医への連携を図り、在宅への円滑な移行に努めておりますのでご相談ください。
①「木曜日に肺がんを読む会(年4回)」と「呼吸器病診連携連絡会(年2回)」 を開催
概ね隔月に年6回、第二木曜日午後7-9時に当院講堂で開催しております。前者は胸部のレントゲン読影に関する勉強会と呼吸器疾患に関する外部招聘講師による特 別講演を開催し、後者は当科の取組の紹介と当科医師による講演および地域の先生 方との情報交換を行っております。両会とも開催日の2週前に近隣医療機関や開業 の先生方へご案内のハガキを郵送しますので、積極的なご参加をお待ちしています 。
②近隣医療機関との勉強会を年数回程度、開催
上記以外にも、当科と近隣医療機関との勉強会を年数回程度、近隣ホテルで開催しております。企業主催・当科共催のためテーマと日時は様々ですが、会を通じて 、地域の先生方と顔の見える関係づくりに努めております。
休診日
土曜、
日曜、国民の祝日、
年末年始(12月29日〜
1月3日)
Accessアクセス情報
〒221-0855
神奈川県横浜市神奈川区三ツ沢西町1-1
バス停「市民病院」下車 ※令和2年5月2日に新設
・横浜駅西口から 市営87系統又は34系統(平日の日中のみ)
・東神奈川駅から 市営88系統(東神奈川駅西口~東横反町駅前~三ツ沢上町前~市民病院)
・保土ケ谷区内や相鉄線沿線から 208系統(横浜駅西口~和田町~市民病院)
バス停「三ツ沢総合グランド入口」下車 徒歩1分
・横浜駅西口から三ツ沢総合グランド経由のバスに乗車