救急診療科は病院全科の強力な協力体制の下、24 時間365 日常に一次から三次まですべての救急症例に対応するER型救命救急センターの中核を担い、その最前線にて救急車の対応および他医療機関からの依頼に対応しています。救命救急センターにおける診療体制は常にStaff 医師、臨床研究医、さらには初期臨床研修医を加えたチームでの診療を行い、初期研修医の救急医学教育の一翼も担っています。
また、院外心肺停止(CPA)蘇生後症例、高エネルギー外傷症例、熱中症や低体温症例、さらには急性薬物中毒症例等の重症症例のICU および救命HCU における入院患者の全身管理も行っています。
さらには、横浜市救急医療チーム(YMAT = Yokohama Medical Ambulance Team )に参画し、救急現場へ出動し救急隊と共に現場活動も行っています。また、日本DMAT ( = Disaster MedicalAssistant Team ) の一員として活動し、災害時現地への災害出動など院内における災害対応の中核としての役割も担っています。
加えて、院内急変時対応チーム RRT ( = Rapid Response team ) の中核も担っており、院内における安全管理にも貢献しています。
平日日中は、原則として救急車による搬送患者さんのみ受入対応しています。 平日夜間・休日に、救急(ER)外来を受診されるときにはこちらを参考にしてください。
平成29年度 実績
救急患者数 18,358人(うち入院患者数5,360人 入院率29.2%)
救急車受入数 5,350台(救急応需率 91.8% 心肺停止(CPA) 症例324 例 入院患者数2,924 例 入院率54.7%)