横浜市立市民病院

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診療科・部門

リハビリテーション部

治療をご希望の方へ

リハビリテーション治療をご希望の方へ

外来・入院を問わず、治療を希望される方はリハビリテーション科医師による診察を受診してください。 リハビリテーション科のご案内はこちらです。

リハビリテーション部の概要

リハビリテーション部は理学療法士11名、作業療法士4名、言語聴覚士1名が所属しており、リハビリテーション科医師の処方箋に基づき、理学療法(PT:Physical Therapy)、作業療法 (OT:Occupational Therapy)、言語聴覚療法(SLHT :Speech-Language-Hearing Therapy または ST:Speech Therapy )や嚥下療法の業務を行っています。 主として脳血管障害、運動器疾患、スポーツ障害、癌、心疾患、内科・外科系の疾患、廃用症候群、難病などさまざまな疾患を対象に機能や障害状況に応じた目標を設定し、支援しています。

施設基準

厚生労働省が定める施設基準(I~III)のうち、専任のリハビリテーション科常勤医師や専門スタッフ10名以上従事している、充実度の高い基準を取得しています。
脳血管障害等リハビリ(I) 運動器リハビリ(I) 呼吸器リハビリ(I)

場所

西棟 1階 リハビリテーション科 訓練室

  • 理学療法室
    理学療法室
  • 作業療法室
    作業療法室
訓練時間

平日(月~金曜日)9:00~17:00 土日祝日は休診

頻度

主治医あるいはリハビリテーション科医師が状態に応じて頻度を判断します。 外来は毎日~月1回程度まで  入院は原則として平日。

治療期間

厚生労働省の診療報酬点数票に定められている疾患別の算定上限日数です。 (発症・受傷、手術日を起算日とし、そこから脳血管疾患180日、運動器疾患、呼吸器疾患90日まで) 起算日よりそれぞれの算定日数上限を超える場合は、主治医あるいはリハビリテーション科医師と御相談してください。

理学療法

理学療法とは
身体を動かすことに何らかの支障がある患者さまに運動能力の改善や維持を目的に理学療法士が運動の行い方を指導します。

理学療法の対象は

脳血管疾患、脊髄疾患・切断・.骨折・脱臼・靭帯損傷などの運動器疾患、癌、心臓病などの循環器疾患、肺炎・慢性閉塞性肺疾患などの呼吸器疾患、関節リウマチ・パーキンソン病などです。

理学療法の目的は
  • 脳卒中などの脳血管障害では、麻痺した手足の回復を促し、バランス訓練などにより運動回復を図ります。また、起き上がり・座る・立つ・歩くといった基本動作の再獲得を促していきます。
  • 脊髄損傷や切断などでは、残存機能の増強をはじめ、車いす訓練や義足歩行訓練を行い日常生活の自立を促します。
  • 骨折・脱臼・靭帯損傷などでは、物理療法・関節可動域訓練・筋力増強訓練を中心に、日常生活への復帰を促していきます。
  • 心疾患や呼吸器疾患などによる障害にも取り組んでいます。
  • 関節リウマチ、パーキンソン病などの障害の軽減を図ります。
  • 家庭復帰への準備として、家族指導などを行います。
  • 理学療法場面
    理学療法場面
  • 階段昇降 練習用
    階段昇降 練習用

作業療法

作業療法とは
からだやこころ、学業や職業、社会活動などさまざまな活動に障害をお持ちの方、またそれらが予測される方に対して、その人らしく充実した生活が送れるように、作業活動を通してからだやこころの回復や活動を高める治療や指導、援助を行います。

作業療法の対象は

当院では病気やけがの初期段階で全身管理を必要とする急性期医療が中心で、脳血管疾患、骨折などの運動器疾患、関節リウマチやパーキンソン病などによる身体機能、認知機能、日常生活活動、社会生活活動に障害をお持ちの方が対象です。

作業療法の目的は

作業療法では、日常生活の動作、仕事や遊びなど、人にかかわるすべての活動を「作業活動」と呼び、治療や援助、指導の手段としてもちいます。作業活動を通して、からだやこころの基本的な機能の改善を援助するとともに、病気や怪我による新たな機能の低下を予防します。具体的な例をあげると、身体機能では上肢の関節の動きや筋力の向上、道具の操作性の向上、麻痺した手の治療や管理方法の指導など、認知機能では記憶、注意機能などの指導や援助を行います。そして、食事や排泄など日常生活のさまざま動作能力の向上や、就学、復職など社会生活への適応能力の向上を図ります。

  • 作業療法場面
    作業療法場面
  • 家事動作 練習用
    家事動作 練習用

言語療法・嚥下療法

言語聴覚療法とは
言葉の障害(失語症・運動障害性構音障害)や食べ物の飲み込みの障害(摂食嚥下障害)を持つ方々に対し、評価・訓練・援助を行ないます。

言語聴覚療法の対象は

脳血管・脳神経障害の急性期における失語症・運動障害性構音障害、廃用症候群による摂食嚥下障害が対象です。

言語聴覚療法の目的は
言語療法場面

失語症の場合はコミュニケーション能力の向上や周囲のコミュニケーション上の工夫の助言を、運動障害性構音障害の場合は発話明瞭度の向上を、摂食嚥下障害の場合は嚥下機能の向上および摂食時の工夫の助言などを目的としています。

医療関係者および学生の皆様へ

当院は地域の急性期病院としてその役割を担っています。リハビリテーション部も様々な疾患を対象に主として急性期リハビリテーション治療を行なっています。日々の診療業務に加えて下記のような業務を行い、より一層の専門的知識の習得や技術の向上に取り組んでいます。

診療記録業務
記録場面

患者ごとに病状、検査結果、病棟の様子が一元的に電子カルテに保管され、随時閲覧することができます。医師の指示、実施時間、評価、訓練内容を記録し、予約・統計など効率的な業務管理を行っています。

チーム医療

1~2時間/週の頻度で医師、看護師、ソーシャルワーカー、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士など各専門家が情報を共有し治療の方針を話し合います。

  • リハビリテーション科医師による病棟回診・カンファレンス
  • 整形外科カンファレンス
  • 神経内科カンファレンス
  • 脳神経外科カンファレンス
  • 摂食・嚥下カンファレンス
地域連携

脳卒中と大腿骨頚部骨折の地域連携クリニカルパスを運用しています。複数のパートナー病院と連携して、回復期のリハビリテーションが円滑に継続できるようになっています。

職場内教育

症例検討、勉強会や部内でテーマごとに調べたことをまとめ発表します。また、他職種に講師を依頼し専門的知識を深めています。

  • 勉強会
    勉強会
  • 整形外科病棟主催の勉強会
    整形外科病棟主催の勉強会
学術活動

日本理学療法学術大会、全国学術研修大会、神奈川県理学療法士学会、日本作業療法学会、神奈川県作業療法学会、日本摂食・嚥下リハビリテーション学会などの学会に参加や発表することにより、専門職として常に研鑽を積み、リハビリテーション医療の発展に努めています。また、横浜市内の関連病院の理学療法士、作業療法士と定期的に集まり情報交換および勉強会を行っています。

臨床実習

毎年、近隣の養成校から実習生を受け入れ、将来の理学療法士・作業療法士育成の使命を果たしています。各学年の教育目標に応じた指導方法で行い、授業や教科書では学び得ない実習を体験し、社会人もしくは専門職としてふさわしい基礎能力が身に着くことを目標としています。