横浜市立市民病院

戻る
HOME

診療科・部門

検査部

一般検査

主に尿、便に関する検査を行っています。

尿の検査
尿試験紙検査
尿試験紙検査
尿定性自動分析装置
尿定性自動分析装置
尿沈渣を顕微鏡で観察
尿沈渣を顕微鏡で観察
インフルエンザ迅速検査
インフルエンザ迅速検査

尿定性
試験紙を使って、尿中に糖や蛋白などが出ているかを検査します。
尿沈渣
尿中の、腎臓や膀胱などから剥がれ落ちた細胞や詰まって結晶状になってしまった物質を集め(遠心分離)、顕微鏡で観察します。

一般検査で行うその他の検査

赤血球沈降速度
太さ、長さが一定のチューブに血液を入れ、赤血球が沈んでいくスピードを見る検査です。
髄液・穿刺液検査
脳脊髄液や胸水・腹水・関節液の状態を見たり、細胞数を数えたりする検査です。
精液一般検査
精液の状態を見たり、精子を数えたりする検査です。
便潜血検査
糞便の中の血液成分(ヘモグロビン)を検査することにより、大腸癌のスクリーニングを行います。
迅速簡易検査(POCT)
インフルエンザ、RSウイルス、アデノウイルス、糞便中ロタ・アデノウイルス、尿中肺炎球菌莢膜抗原、尿中レジオネラ抗原、A群溶血連鎖球菌抗原検査を行います。

血液検査

全自動血球分析装置
全自動血球分析装置
顕微鏡で血液細胞を観察
顕微鏡で血液細胞を観察
血液凝固測定装置
血液凝固測定装置

血液で血球算定(数や量を調べる)をして赤血球や血色素から貧血の程度、白血球の多さから炎症の程度などを把握します。また、赤血球や白血球などの血球形態検査(白血球の分類等)に異常がないかなども検査します。
他にも凝固検査(出血を止める作用の検査)を行っています。
また骨髄穿刺液から標本を作製し、骨髄内の細胞分類や 異常細胞出現の有無を顕微鏡で観察して血液疾患の診断や 治療評価の補助を行っています。

検査項目

血球算定
赤血球数、ヘモグロビン濃度、MCV、MCH、MCHC、網赤血球数、赤芽球数、白血球数、血小板数
血球形態
白血球分画(好中球、好酸球、好塩基球、リンパ球、単球)
凝固検査
PT、APTT、フィブリノーゲン、AT-III、FDP、D-ダイマー
骨髄検査

生化学検査

主に、血液の生化学分析を行います。
血液を遠心器で分離し、血清と呼ばれる成分で機械にかけられます。

生化学検査
生化学自動分析装置
生化学自動分析装置
糖尿病検査関係(血糖およびHb-A1c)
糖尿病検査関係
(血糖およびHb-A1c)

蛋白質
総蛋白、アルブミン、CRP、IgG、IgA、IgM
酵素
AST、ALT、ALP、CK、γ‐GT、CK、CK-MB、LDH、Ch-E、AMY
無機物
Ca、P、Fe(TIBC,UIBC)、Mg、Na、K、CL
含窒素成分
BUN、CRE、アンモニア、尿酸、総ビリルビン、直接ビリルビン
脂質
総コレステロール、HDLコレステロール、LDLコレステロール、中性脂肪
その他
グルコース、Hb-A1c

免疫検査

免疫検査自動分析装置
免疫検査自動分析装置

免疫自動分析装置で感染症、ホルモン、腫瘍マーカーなどの検査を行います。
感染症
肝炎ウイルス(B型C型)、HIV、梅毒
腫瘍マーカー
CEA、α-フェトプロテイン、CA19-9、PSA、CA-125、CA15-3
ホルモン
甲状腺ホルモン(TSH)、遊離トリヨードサイロニン(FT3)、遊離サイロキシン(FT4)、脳性ナトリウム利尿ペプチド(BNP)

輸血検査

自動輸血検査装置
自動輸血検査装置

貧血の人や手術で血液が必要な時に検査を行う部門です。自動輸血検査装置で血液型や不規則抗体検査などを行います。

検査項目

血液型、不規則抗体検査、交差適合試験、血液型亜型の検査

検査業務

自己血製剤の保管管理
日赤血液製剤の入庫・出庫管理

生理検査室(心疾患リハビリテーション室)

生理検査室

生理検査室は、地下1階(B1F)、エレベーターを出て左に折れた通りにあります

生理検査室では、スタッフ(臨床検査技師)11名が下記の検査に携わっています
笑顔での応対を心がけています

【 お問合せ先 (TEL)】
045-331-1961 内線 5161 ( 生理検査室 )

検査項目のご案内

検査項目をクリックしてください。検査の説明や注意事項など記載してあります。
(黒字の検査項目に関してはもうしばらくお待ちください。)

心電図検査

  • 心電図とは心筋が収縮する際に発生する微細な電流を、心電計で記録したものです。この検査では、不整脈、心筋梗塞などをしらべます。
  • 胸と両手首、両足首を出して、ベットの上に仰向けになり、力を抜いて寝ていただきます。
    その後、手首、足首および胸部に電極をつけて測定します。
検査時間
  • 患者様の状況にもよりますが、3~10分程度です。
検査の準備・注意事項・痛いの?安全なの?
  • 検査中に胸痛や息切れ、尿意や便意などの症状が出現したら声をかけてください。
  • きれいに記録するために、数秒程度、息を止めていただくことがあります。
  • 胸部や手足に電極を付けますので、脱ぎ着のしやすい服装でいらしてください。
  • 腕時計はつけたままでも問題はありません。
  • 基本的に苦痛はありません。
  • 心電計から電気が流れることはありません。(ビリビリと感じることはありません。)

負荷心電図検査

  • 運動によって起こる症状(胸痛、動悸、息切れ)が、心臓が原因で起こるのかを調べる検査です。
  • 負荷心電図は、一定の運動を行い、心筋の虚血の有無を見たり、運動によって変化する不整脈を判定します。
検査の方法
  • マスター2ステップ法は、検査室で用意した階段を3分間、昇り降りしてもらい、運動した直後、3分後、5分後に心電図をとり、心電図変化の判定をします。(患者様の状態により、運動時間が1分半、4分半と変わることがありますので、ご了承ください。)
  • 小児科では、階段が高いなどの理由から、100回ジャンプを行なった後、直後、1分、1分半の心電図を記録する方法で心電図変化の判定を行います。
検査時間
  • 10~20分
    *心電図変化があった場合は、記録時間を延長することがあります。
検査の準備 ・注意事項
  • 階段の昇り降りをしますので、足腰の弱い方は事前に検査者に申し出てください。
  • 検査中に胸痛、動悸、息切れなどの症状が出ましたら、我慢せずに申し出てください。運動を中止して、心電図検査を行ないます。
  • 転倒防止のため、検査時は靴下を脱いでもらいます。
痛いの?安全なの?
  • 運動負荷心電図は、心臓の症状が誘発され、心筋梗塞に移行する場合があります。
    少しでも症状が出ましたら、絶対に我慢しないで検査者に申し出てください。
  • 階段の昇り降りができなくなった場合も転倒防止のため、運動負荷を中止することがあります。

ODテスト

  • OD( 起立性調節障害)とは、思春期に多発する自律神経失調症の1つです。
  • ODは起立することによって下半身に血液が溜まり、立ちくらみ、めまい、脳貧血などの循環症状が起こるとされています。
  • 検査方法は、安静時の心電図を記録した後、手首、足首に電極をつけたまま、10分間起立してもらいます。その間に、起立直後、5分後、10分後の心電図を記録します。
検査時間:
  • 15分程度です。
検査の準備・注意事項・痛いの?安全なの?
  • 胸部や手足に電極を付けますので、脱ぎ着のしやすい服装でいらしてください。
  • 腕時計はつけたままでも問題はありません。
  • 検査中、気分が悪くなりましたら、申し出てください。その時の心電図を記録します
  • 心電計から電気が流れることはありません。(ビリビリと感じることはありません。)

検査中、気分が悪くなった場合には、必ず、申し出てください。

自律神経検査(CVR-R)

  • 自律神経の働きによって脈拍は、吸気時で速く、呼気時に遅くなります。また、安静時と比べ、深呼吸を行なうとさらに心拍数が変動します。その変動の有無から自律神経が働いているかどうかを判定します。
  • 主に糖尿病による神経障害の有無の判定に行ないます。
検査の方法:
  • 検査は2回行ないます。(場合によっては、それ以上になることもあります。)
  • 安静時の測定は、ベッドに2~3分間横になってもらいます。自律神経の検査であるため、少しでも動くと再度検査となりますのでご協力お願いします。
  • 深呼吸時の測定は、1分間に6回の深呼吸を行なうように検査者から指示がでますので、息を深く吸って深く吐くように心掛けてください。
検査時間:
  • 10分前後
検査の準備 ・注意事項
  • 安静時の測定は、ベッド上で、2,3分の安静を保っていただきます。(瞬きや会話も禁止です。軽く目を閉じて安静にしてください。)
  • 深呼吸時の測定は、検査者から指示が出ますので、できるだけ5秒で深く吸い、5秒で深く吐いてください。
  • 不整脈がある方は、検査判定ができない場合があります。
痛いの?安全なの?
  • 痛みは、ありません。

血圧脈波検査(PVW/ABI)

  • PWVとは、脈の伝わる速さのことです。この速さを調べることで、血管の硬さの評価が出来ます。
  • ABIとは、上腕と足首の血圧比のことで、血管の詰まり具合(狭窄)がわかります。
  • 血管の硬さと詰まり具合から、動脈硬化を調べる検査です。
  • 両腕、両足首にカフを巻いて、4ヶ所同時に血圧を測定します。
検査時間
  • 5~10分程度です。
検査の準備・注意事項・痛いの?安全なの?
  • 上着は、薄手のもの1枚になっていたただき、足は、素足で膝下まで出していただきます。
    脱ぎ着し易い服装でお越しください。
  • 食事制限はありません。喫煙は控えてください。
  • 両腕、両足首を圧迫しますので、圧迫してはいけない部位がある方は、検査前に申し出てください。
    1. 1 透析用のシャントのある方
    2. 2 動脈瘤がある方
    3. 3 下肢静脈血栓症の既往がある方
  • 両手足首の血圧を測定するため、巻いたカフが強く圧迫し、多少痛みを感じる方もいます。
  • 非侵襲的な検査です。

ホルター心電図

  • 動悸、息切れや胸痛発作が病院にいないときに起こる場合があります。このように病院にいないときの心電図を記録するために、携帯可能な機器(心電計)を装着して24時間の心電図を記録する検査です。
  • 動悸の原因、失神、めまいの訴え、息切れ、胸痛、徐脈、治療効果の判定、さらにペースメーカーを植え込んでいる患者さんの評価などを行います。
  • きれいな心電図を記録するために、皮膚を清拭し、スキンクリーナーでこすって皮膚の角質を適宜除去します。
  • シールタイプの電極を通常胸の5箇所に貼って、さらに外れないようにテープで固定します。
  • 機器をベルトで腰に固定して24時間携帯していただきます。装着している間は検査のために無理に安静をとる必要は全くなく、むしろ通常通りの生活送ってください。(但し、入浴、シャワーは不可)
  • 翌日、装着時刻とほぼ同時刻(24時間後)に機器(心電計)をはずしに再来院していただきます。
  • 24時間の主な行動記録(行動日記)をつけていただきます。また、症状が起きたときには、イベン トボタンを押してもらい、時間やその時の状態を日記に記録していただきます。行動記録も解析に重要ですので 面倒ではありますが、ご記入よろしくお願いします。
検査時間
  • 電極取り付け・説明:10~15分程度
  • 記録時間:24時間
検査の準備・注意事項・痛いの?安全なの?
  • 機器の装着時は、入浴、シャワーはできません。(電極、記録器が濡れないように注意していただければ、身体清拭、足洗いなどは可能です。)
  • 電極外れ等による未記録が生じた場合、再検査が必要になることがあります。
  • 基本的に痛みを伴うことはありません。
  • 肌のかぶれやすい方の場合、電極や固定のテープにより、発赤や痒みが生じることがありす。かぶれ易い方は、申し出てください。(かぶれにくいテープで対応いたします。)

ホルター血圧計

  • 血圧は、一日の生活の中で変動します。ホルター血圧計は、日常生活における血圧の変動の様子を携帯可能な機器を装着して24時間記録する検査です。
  • 体の不調(息切れ、めまい、のぼせ、ふらつき等)が、血圧の変動によって起きているのか調べます。
検査の方法
  • 血圧計のカフ(血圧を測定、加圧するバンド)を上腕に巻き、昼間は30分ごと、夜間(22時から翌朝7時)は1時間ごとに血圧計が自動で血圧を測定します。
  • 検査中は、検査のために無理に安静をとる必要は無く、むしろ通常通りの生活を送ってください。(但し、入浴、シャワーは不可)
  • 翌日も装着時刻とほぼ同時刻に(24時間後)血圧計をはずしに来院していただきます。
  • 患者さんには、24時間の主な行動記録(日記)をつけていただきます。また、症状が起きたときも、時間やその時の状態を日記に記録します。行動記録も解析に重要ですので面倒ではありますが、ご記入をお願いします。
検査時間
  • 血圧計取り付け・説明:10~15分程度
  • 記録時間:24時間
検査の準備 ・注意事項
  • 血圧計を装着しているので、入浴やシャワーはできません。(お着替え、身体の清拭は構いません。)
  • 血圧計の故障による未記録が生じた場合、再検査が必要になることがあります。
  • 血圧測定は自動で始まりますので、測定中は腕を動かさないでください。
痛いの?安全なの?
  • 血圧測定時に血圧が高い場合、加圧が強くなるため圧迫による多少の痛みを伴うことがあります。
  • カフを固定するテープでかぶれる場合があります。かぶれ易い方は申し出てください。

トレッドミル負荷心電図検査

  • 電動式で動くベルトコンベアーの上で歩行やジョギングを行い、そのときにどんな症状が起きるか、心電図や血圧に変化が起きるかどうかをみる検査です。
  • 検査は心電図の電極を胸につけ、血圧測定用のカフを腕に巻いて運動します。
  • ベルトコンベアーのスピードや傾斜を変えることによって、心臓への負荷量を変えながら検査を行います。
  • 労作性狭心症の診断、心機能評価、治療効果や予後の判定、心疾患患者の段階的なリハビリテーションの応用などのための検査です。
検査時間
  • 20~30分程度
    *運動時間は心臓へ負荷がかかるまで行いますので、患者様ごとに異なります。
検査の準備 ・ 注意事項 ・痛いの?安全なの?
  • 汗をかきます。
    運動用に半そでTシャツ等の着替え、タオルをご用意ください。
  • 検査は裸足で行いますので運動用の靴は必要ありません。
  • 食事制限はありません。ただし検査直前の食事は避けてください。
    (運動途中で気持ち悪くなることがあります)
  • ひざや腰が痛いなど運動が困難な場合は事前にお申し出ください。
  • 傾斜のついたベルトコンベアーを歩くため、足が疲れることがあります。
    足がだるくなったり、ひざや腰が痛くなり運動が困難になった場合は申し出てください。ベルトコンベアーは自動で動いているので急に歩行をやめると転倒して危険です。
  • 循環器科の医師が検査を行い、運動中の心電図・血圧をモニターしながら行っていますのでご安心ください。
    検査中「胸が痛い」等の自覚症状が出た場合には、すぐに検査担当者に伝えてください。

心室遅延電位(LP)

心室遅延電位はどんな検査?
  • 心筋梗塞などで、心臓の筋肉(心筋)に障害が起こると、正常と違うゆっくりした小さな電気信号が生じます。その小さな電気信号を心室遅延電位といい、その有無を検査します。
検査の方法
  • 安静時の心電図を測定し、心室遅延電位用のシール電極を胸に付けて安静にしていてもらいます。
  • 検査中は、動いてしまうと微小電位の加算の妨げになります。
  • 検査は、脈拍250拍分を加算して記録します。(2~3回検査します。)
検査時間
  • 30~60分
    *心拍数や不整脈の出現頻度により検査時間が異なります。
検査の準備 ・注意事項
  • 検査に時間がかかりますので、トイレを済ませておいてください。
  • 食事の影響はありません。
痛いの?安全なの?
  • 安静時心電図と同様で、検査中に痛みなどはありません。
  • シール電極を使用するので、検査終了後の取り外しに多少の痛みを伴います.ので、そのときは、申し出てください。

腹部超音波検査(腹部エコー)

  • 超音波という人間には聞くことのできない高い音を体の中に入射し、臓器から反射してきた音を画像化してモニターに映し出し異常所見を見つける検査です。
  • 主に、肝臓、胆嚢、膵臓、脾臓、腎臓を対象に検査しますが、依頼目的により膀胱や、腹部大動脈、腎動脈なども検査しています。
  • モニターに映し出した臓器は、内部の性状を観察し、大きさや炎症の有無、腫瘍の有無やその性状から良性か悪性かを推定し、検査しています。
検査時間
  • 20分
    *体型(肥満、やせ)やお腹のガスの量、所見の有無により前後します。
検査の準備・注意事項・ 痛いの?安全なの?
  • 検査前日、当日(午後の予約検査の方)は、暴飲暴食は避けてください。また、乳製品(牛乳やヨーグルトなど)は食べないでください。
  • イラスト検査前は、禁食です。午前中の予約検査は、朝食は食べないでください。
    午後の予約検査は、昼食は食べないでください。また、予約時間の6時間前までに朝食を済ませるようにお願いします。
    少量の水、白湯は大丈夫です。
    常時お飲みになっているお薬がありましたら通常どおりにお飲みください。
  • 膀胱、子宮、卵巣、前立腺を検査する方は、尿をためてきて検査します。(主治医の依頼時のみ検査)
    膀胱や子宮、卵巣、前立腺は、尿をためてないとお腹のガスが邪魔をして検査することができません。
    検査前の1時間前ぐらいから排尿しないようにしてください。検査前に、トイレに行きたい時は、生理検査受付に申し出てください。予約時間外でも検査いたします。
    尿のたまり具合により、予約時間や順番が前後する場合がありますのでご了承ください。
  • 上下の分かれた服装でお越しください。
    おなかが見えるように洋服をまくり上げて、エコーゼリーを腹部に塗りながら検査します。
    エコーゼリーで服が汚れますのでワンピース、ボディスーツ等は避けてください。
  • 検査する部分に機器が接触します。圧迫感が多少ありますので、検査担当者に申し出てください。
  • エコーは人には聞くことのできない高い音 ( 超音波 ) を利用して検査しています。
    被爆などの心配はありません。妊娠されている方でも安定期であれば検査できます。

心臓超音波検査 (心エコー)

  • 心エコーは、超音波という人間には聞くことのできない高い音を体の中に入射し、心臓から反射してきた音を画像化してモニターに映し出し異常所見を見つける検査です。
  • 心臓は左胸部にあるため、上半身の衣服はすべて脱いで頂きます。また、検査者が、患者さんの上半身を抱える様にして検査しますのでご了承ください。
  • 心臓は絶えず動いており、その動きから心筋(心臓の筋肉)障害や異常血流の有無を視覚的に判定します。また、心臓の大きさや心筋の厚さなどの計測も行ないます。
検査時間
  • 20~30分
検査の準備 イラスト
  • 食事制限はありません。
  • 上下の分かれた服装でお越しください。
痛いの?安全なの?
  • 検査する部分に機器が接触します。心エコーは肋骨と肋骨の間から心臓を検査するので圧迫感、痛みが多少ありますので、苦痛な場合は検査担当者に申し出てください。
  • エコーは人には聞くことのできない高い音( 超音波 )を利用して検査しています。体への影響はほとんどありません。妊娠されている方でも安定期であれば検査できます。

経食道心エコー

超音波プローブを胃カメラのように飲み込んでもらい、食道を介して超音波で心臓を検査します。
肺のガスの影響を受けないため、通常の(胸からの)心エコーをより精密な検査ができます。
検査は、循環器医師が行います。胃カメラと同様に、喉に麻酔をして行います。

検査前は、禁食です。
検査後も、麻酔が完全に覚めるまでは、誤飲の原因になるので禁食です。
検査時間は、60分から90分です。

腎・膀胱超音波検査(腎・膀胱エコー)

  • 超音波という人間には聞くことのできない高い音を体の中に入射し、臓器から反射してきた音を画像化してモニターに映し出し異常所見を見つける検査です。
  • 腎臓と膀胱を対象に検査します。
  • モニターに映し出した臓器は、内部の性状を観察し、大きさや炎症の有無、腫瘍の有無やその性状から良性か悪性かを推定し検査しています。
検査時間
  • 10~15分
    *体型(肥満、やせ)やお腹のガスの量、所見の有無により前後します。
検査の準備・注意事項・痛いの?安全なの?
  • 食事制限はありません。
  • イラスト膀胱に尿をためてきて検査します。
    膀胱は、尿をためてないと小さく、お腹のガスが邪魔をして検査することができません。
    検査の1時間前ぐらいから排尿しないようにしてください。検査前に、トイレに行きたい時は、生理検査受付に申し出てください。予約時間外でも検査いたします。
    尿のたまり具合により、予約時間や順番が前後する場合がありますのでご了承ください。
  • 上下の分かれた服装でお越しください。
    おなかが見えるように洋服をまくり上げて、エコーゼリーを腹部に塗りながら検査します。
    エコーゼリーで服が汚れますのでワンピース、ボディスーツ等は避けてください。
  • 検査する部分に機器が接触します。圧迫感が多少ありますので、検査担当者に申し出てください。
  • エコーは人には聞くことのできない高い音( 超音波 )を利用して検査しています。
    被爆などの心配はありません。妊娠されている方でも安定期であれば検査できます。

乳腺超音波検査 (乳腺エコー)

  • 超音波という人間には聞くことのできない高い音を体の中に入射し、臓器から反射してきた音を画像化してモニターに映し出し異常所見を見つける検査です。
  • 両側の乳房の状態と腋窩(わきの下)のリンパ節の腫れの有無を検査します。
  • 乳房の中の乳腺の状態をモニターに映し、観察します。しこりの形や大きさ、腫瘍の有無やその性状から良性か悪性かを推定し検査しています。
検査時間
  • 約20分
検査の準備・注意事項・痛いの?安全なの?
  • 食事制限はありません。
  • イラスト上下に分かれた服装でお越しください。
    両乳房と腋窩(わきの下)にエコーゼリーを塗りながら検査します。
    脱ぎ着の楽な服装でお越しください。
  • 検査する部分に機器が接触します。圧迫感が多少あります。
  • エコーは人には聞くことのできない高い音( 超音波 )を利用した検査です。
    被爆などの心配はありません。妊娠されている方でも安定期であれば検査できます。

甲状腺超音波検査(甲状腺エコー)

  • 甲状腺エコーは、超音波という人間には聞くことのできない高い音を体の中に入射し、甲状腺から反射してきた音を画像化してモニターに映し出し異常所見を見つける検査です。
  • 首の腫れやしこりの原因が、甲状腺の大きさの異常なのか、腫瘍によって腫れているのかなどを検査します。
検査時間
  • 20~30分
検査の準備
  • 食事制限はありません。
  • 首を検査しますので、首周り(首から鎖骨付近)が充分見えるようにしてください。また、ネックレスなどは、検査前に外しておいてください。
    ※タートルネックやハイネックの洋服は、お避けください。首に塗布するゼリーで汚れてしまうので脱いで検査してもらいます。
痛いの?安全なの?
  • 検査する部分に機器が接触します。圧迫感が多少ありますので、苦痛な場合は検査担当者に申し出てください。
  • エコーは人には聞くことのできない高い音( 超音波 )を利用して検査しています。
    体への影響はほとんどありません。妊娠されている方でも安定期であれば検査できます。

頚動脈超音波検査 (頚動脈エコー)

  • 頚動脈エコーは、超音波という人間には聞くことのできない高い音を体の中に入射し、頚動脈から反射してきた音を画像化してモニターに映し出し異常所見を見つける検査です。
  • 当院の頚動脈エコーは、DMスクリーニング検査と精査の2種有ります。
  • DMスクリーニング:総頸動脈の太さや血管壁の厚さの計測、プラークの有無を検査します。動脈硬化の程度を判定する検査のひとつです。(プラークとは、血管壁に付着する血液やコレステロールなどの小さな塊。)
  • 精査 : 上記のスクリーニング検査の内容に加え、脳梗塞の原因などが頚動脈に無いかをより詳しく検査します。総頸動脈だけではなく、それぞれの細かい血管(内頚動脈、外頚動脈、椎骨動脈)の血流の流速を計測し、狭窄の有無を判定します。
検査時間
  • DMスクリーニング: 10~20分
  • 精査: 30~45分
検査の準備
  • 食事制限はありません。
  • 首を検査しますので、首周り(首から鎖骨付近)が充分見えるようにしてください。また、ネックレスなどは、検査前に外しておいてください。
    ※タートルネックやハイネックの洋服は、お避けください。首に塗布するゼリーで汚れてしまうので脱いで検査してもらいます。
痛いの?安全なの?
  • 検査する部分に機器が接触します。圧迫感が多少ありますので、苦痛な場合は検査担当者に申し出てください。
  • エコーは人には聞くことのできない高い音( 超音波 )を利用して検査しています。
    体への影響はほとんどありません。妊娠されている方でも安定期であれば検査できます。

腎動脈エコー

腎動脈の狭窄(血管が狭くなり、つまっている状態)がないかどうか調べる検査です。
腎動脈の狭窄が原因で高血圧になることがあり、超音波で左右の腎動脈を検査します。
食事は禁食です。(食後6時間は検査できません)
水分は、水、お茶のみでお願いします。
上着は胸まで上げて、腹部を出して頂きますのでご了承ください。
検査時間は、30分から40分です。

下肢エコー(DVTチェック)

腫れた足の下肢深部静脈に血栓が無いか調べる検査です。
その他にも、手術前の肺塞栓予防のために行います。

食事制限はありません。
検査時は、素足で検査します。靴下、ズボン、スカートを脱いでいただきます。
太ももまであるズボン下やガードルなども、すべて脱いでいただきますのでご了承ください。
検査時間は、20-40分です。検査前は、必ずお手洗いを済ませておいて下さい。

下肢静脈エコー(表在静脈)

静脈には、血液を逆流させないために静脈弁があります。
静脈瘤は、主に下肢表在静脈(大伏在静脈や小伏在静脈)の静脈弁が壊れることで血液がうっ滞し、静脈瘤ができる疾患です。
検査は、静脈弁の壊れている範囲を調べます。

食事制限はありません。
検査時は、素足で検査します。靴下、ズボン、スカートを脱いでいただきます。
太ももまであるズボン下やガードルなども、すべて脱いでいただきますのでご了承ください。
検査時間は、30-60分です。検査前は、必ずお手洗いを済ませておいて下さい。

静脈瘤

その他の超音波検査(その他エコー)

  • 最近の超音波診断装置の性能は年々良くなり、今までエコー機で調べにくかった場所にある小さな腫瘤なども検査できるようになりました。
    当院で行なう超音波検査も多様化し、診療科の要望に答えられる様に設けた超音波検査項目です。(頸部リンパ節、皮下腫瘤、そ頸ヘルニア、陰嚢腫瘤など)
  • エコー検査は、超音波という人間には聞くことのできない高い音を体の中に入射し、臓器から反射してきた音を画像化してモニターに映し出し異常所見を見つける検査です。
検査時間
  • 約20分
検査の準備
  • イラスト食事制限はありません。
痛いの?安全なの?
  • 検査する部分に機器が接触します。圧迫感が多少ありますので、苦痛な場合は検査担当者に申し出てください。
  • エコーは人には聞くことのできない高い音( 超音波 )を利用して検査しています。体への影響はほとんどありません。妊娠されている方でも安定期であれば検査できます。

簡易スパイロ検査

  • 肺の病気を評価するため、肺がどのくらいの量の空気を吸い込めるか(肺活量)、また吸い込んだ空気をどのくらいの速さで吐き出すことができるかをしらべる検査です。
  • 方法はマウスピースというものを口にくわえていただき、鼻をクリップでとめて口だけで呼吸をしていただきます。そして、できるだけたくさん大きく息を吸い込んだり、吐き出したりして測定します。
  • この検査では、患者様の努力によって結果が大きく変わってしまうので、できるだけ少ない回数で検査が終わるように一緒にがんばりましょう。
検査時間
  • 患者様の状況にもよりますが、5~15分程度です。
検査の準備・注意事項・痛いの?安全なの?
  • 服を脱いだり、特別な準備は必要ありません。
  • 呼吸が制限されるような服装や下着の着用は避けてください。
  • 入れ歯の方でマウスピースがくわえにくい場合は、入れ歯を外していただくこともあります。
  • 呼吸をしていただくだけなので、痛みはありません。ただし、最大限の努力をしていただくので、苦しくなる場合もあります。
  • マウスピース、フィルターは患者さまお一人ずつ交換していますので、感染などの危険はありません。

精密スパイロ検査

  • 肺の大きさや働きを詳しく調べるための検査です。
  • 方法は、マウスピースという検査用の筒を口にくわえていただき、鼻をクリップでとめて口だけで呼吸をします。
  • この検査では、空気だけではなく、ヘリウムや酸素などの無害なガスを使い、大きく息を吸ったり吐いたり、強く吐いたり、ゆっくり吐いたりします。
  • 検査の項目は次の6項目です
    • 肺活量

      肺にどれくらいの量の空気を吸い込めるかをみる検査です。
      基準値:80%以上
    • フローボリューム

      どれだけ勢いよく一気に空気を吐き出せるかを調べる検査です。
      基準値:70%以上
    • 最大換気量

      換気機能全体を総合的にみるための検査です。
      最大限に吸ったり吐いたりを12秒間続けていただきます。
      12秒間で10回以上呼吸できるように頑張ってください。
    • 残気量(機能的残気量)

      最大限に吐いたときに肺の中に残っている空気の量を調べる検査です。
      ヘリウムと酸素の混合ガスを吸っていただき、肺と機械の中のガス濃度が同じ状態になったところで肺活量を測定します。
      機械と同じになるまでは個人差があり、3~5分くらいかかります。
    • クロージングボリューム

      初期の閉塞性肺疾患の診断に役立てる検査です。
      100%酸素を使います。
      何回か普通の呼吸をした後、最大限まで吸った後、ゆっくり息を吐きます。
    • 肺拡散能力

      肺からどれくらいの酸素が身体の中に取り込まれているかをみる検査です。
      検査には酸素、窒素、ヘリウム、一酸化炭素の4種混合ガスを使います。
      まず、普通の呼吸から最大限に吐いていただきます。その後、一気に最大限まで吸ったら10秒間息を止め、合図と共に一気に吐きます。
      2回検査を行ない、平均して結果を出します。
  • 患者さんの努力によって結果が大きく変わってしまうので、できるだけ少ない回数で検査が終わるように一緒にがんばりましょう。
検査時間
  • 検査項目数や患者さんの状況にもよりますが、1時間~1時間30分くらいです。
検査の準備・注意事項・痛いの?安全なの?
  • 服を脱ぐことや、特別な準備はありません。
  • 食事は、予約時間の2時間前までに必ず済ませてください。その後は、禁食です。
    ※食事の影響で検査値に誤差が生じます。
  • 呼吸が制限されるような服装や下着の着用は避けてください。
  • マウスピースはくわえやすいように何種類か用意してありますので、口のあまり開かない方や、噛めない方でも大丈夫です。
  • 入れ歯でマウスピースがくわえにくい場合は、外していただくこともあります。
  • 喫煙は、検査結果に影響することがありますので、おタバコをお吸いの方は、前日から禁煙をお願いします。
  • 呼吸をするだけなので、痛みはありません。ただし、最大限の努力をしていただくので、苦しくなったり咳が出る場合もあります。
  • マウスピースは滅菌処理したものを、フィルターは使い捨てなので、感染などの危険はありません。
  • 使用するガスは、体に害はありません。

脳波検査

  • 脳は普段、微弱ながら電気が活動しています。この電気活動を頭皮上から捉えるのが脳波検査です。
    よく誤解されるのは、この検査で頭がよいか、悪いか判るの?と勘違いされる方も多いのですが、あくまで機能的な働き具合をみる検査で、頭の良し悪しを判断する検査ではありません。
  • ペースト( ノリのようなもの )を使って、頭皮上に20箇所程度電極を貼りつけます。検査が始まったら、基本的には目を閉じて安静にしているところの記録をとります。
  • 必要に応じて賦活試験として、開閉眼テスト、光刺激(目の前でランプの光がピカピカ光る検査)、 過呼吸(3分間大きめの呼吸を行ってもらう検査)、睡眠賦活(睡眠時の記録をとる)等の検査を行います。
検査時間
  • 40~60分
検査の準備・注意事項・痛いの?安全なの?
  • 覚醒時記録のみ(小児科以外の依頼)の場合は、特に準備の必要はありません。
  • イラスト食事制限もありません。(逆に極度の空腹はイライラの原因になるので避けてください。)
  • 小児科依頼の場合、睡眠時記録を必要としますので、前日の就寝時間や当日の起床時間の調整をして、寝不足の状態で来院されるとよいでしょう。初めて検査する方、入眠が困難な方など眠くなるお薬(トリクロリールシロップ)を使用する場合は、予約時間の1時間前に来院するようにしてください。
  • 脳波検査において、基本的に痛みを伴うようなことは行いません。
    電極は、頭皮上にノリのようなもの(ペースト)を使って貼りつけます。電極といっても、ピリピリと電気が流れることはなく、あくまで脳からの微弱な電気をこの電極を通してひろいあげるのです。(心電図と同じ原理です。)
  • 使用する機械は国が定めた安全基準をクリアーした機器を使用していますので安全です。
  • “眠くなるお薬は、副作用など体に害はないのですか?”と心配される方もいらっしゃると思います。
    いろいろな検査で一般的に使用されている薬ですから、基本的には心配はいりませんが、検査終了後も眠気が残る場合があります。心配でしたら主治医にご相談ください。
  • 頭皮上に電極を貼り付けますので、整髪剤等を使用せずに来院してください。

末梢神経伝導速度(NCV)

  • 神経の中を刺激が伝わる速さを調べ,神経に障害が生じていないかどうかをみる検査です。
  • 手足の先に電極を付け,皮膚の上から弱い電気で刺激をして、その刺激によって筋肉が動く時に生じる電気活動を記録します。
  • 電気刺激は弱い刺激から始め、徐々に強くしていきます。
検査時間
  • 30~45分
検査の準備・注意事項・痛いの?安全なの?
  • 特別な準備は必要ありません。
  • 手足が冷えている場合、少し温めてから検査をする場合があります。
  • 肘や膝が出せるような服装でお越しください。めくり上げられない服装の時は検査着に着替えていただきます。
  • 電気刺激をするため、人によっては多少の痛みや不快感をかんじることがあります。耐えられないような場合は検査者にお申し出ください。
  • 刺激を与えると手足の先がピクピクと動きますが、力を抜いて動きを妨げないようにしてください。
  • 乳幼児等の場合は、睡眠剤を使用して検査をする場合があります。
  • 電気刺激をするため、多少の痛みや不快感を感じることがあります。耐えられないような場合は検査者にお申し出ください。
  • 感電することはありません。
  • 身体の表面から刺激をしますので感染の心配はありません。

針筋電図

  • 人間の身体の筋肉は、体を動かすことによって興奮し、わずかな電位が発生しています。その電位を腕や足の筋肉に針を刺して調べる検査です。
  • しびれ、麻痺、痛みなど症状の原因が、どこにあるのか(筋肉なのか?神経なのか?脳なのか?など)を調べます。
  • 検査は、神経内科医、整形外科医が行います。(医師が行なう検査です。)
検査時間
  • 30分~1時間程度
    *測定する筋肉数や部位、患者さんの状態によって変わります。
検査の準備・注意事項・痛いの?安全なの?
  • 特別な準備は必要ありません。
  • 肘や膝が出せるような服装でお越しください。めくり上げられない服装の時は検査着に着替えていただきます。
  • 筋肉に針を刺して検査するため、多少の痛みを伴います。状況によっては、当日の検査担当医にご相談ください。
  • 筋肉から発生する電位を検査しているので感電する心配はありません。
  • 検査用の針電極は、使い捨てなので感染の心配はありません。

聴性脳幹反応(ABR)

  • 頭に4ヶ所電極を付けた状態で、ヘッドホンから出る音を聞いていただき、聴覚に関係している神経系の反応を調べます。
  • 正常に機能している場合は音に誘発されて、音刺激から10ms以内に6~7個の波形が出現します。
  • 波形は本人の意思に関係なく出現するので、赤ちゃんでも、眠っていても検査が行えます。
検査時間
  • 60分程度です。
検査の準備・注意事項・痛いの?安全なの?
  • 検査中(音を聞いている間)は体や口、目が動いたり、力が入ったりすると検査が行えません。
    リラックスした状態でベッド上で横になり、目を閉じていてください。眠っていただいても構いません。
  • 目を閉じてじっとしていられない年齢のお子さんは、検査室で入眠してから検査を始めます。
    当日は睡眠不足にしてきてください。眠くなるお薬(トリクロリールシロップ)を飲んでいただく場合もあります。
  • 食事制限はありません。
  • 痛みは全くありませんし、安全です。
  • 苦痛を感じるような大きな音を長時間聞くこともありません。

体性感覚誘発電位(SEP)

  • 電気の刺激を神経に与えて知覚(感じる)の神経系が反応する電気の信号を記録します。
  • 手首(足首)への刺激によって手(足)の指が勝手に動きますが、これは機械が脳の代わりに動くように命令を出しているためです。
  • 末梢神経から脊髄を経由して大脳皮質感覚野に至るまでの知覚伝導路の機能を調べる事が出来るので脊髄・脳幹・大脳の機能評価やしびれ等の程度と原因場所を推測することが出来ます。
検査時間
  • 60分程度(検査をする神経本数により前後します )
検査の準備・注意事項・痛いの?安全なの?
  • 刺激部位の肌をだしやすいように袖口のきつい服は避けてください。
  • ほとんどベッドに寝た姿勢で検査をします。眠ってしまっても構いません。
  • 長く時間のかかる検査なので事前にトイレを済ませてください。
  • 心電図よりもずっと小さい信号を記録するため、刺激を感じる間はなるべく体や口を動かさないようにお願いします。
  • 食事制限はありません。
  • 電気の刺激は、ピリピリと感じる程度で安全に工夫されたものなので、感電等は無く、体には全く害はありません。刺激が大きくなると少し痛みがありますので、我慢出来ないような場合は担当者に申し出てください。

簡易型睡眠時無呼吸症候群検査(簡易型PSG)

睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠時に呼吸が止まってしまう疾患です。
就寝時に機器を装着し、入眠してもらいます。朝起きるまでの間に、呼吸の状態や体内の酸素量を調べる検査です。

尿素呼気試験

  • 胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃癌の原因となるヘリコバクター・ピロリ菌(細菌)が胃粘膜にいるかどうか調べる検査です。
  • この菌を除菌すると胃・十二指腸の潰瘍の再発を防ぐことができ、胃癌の予防ができることがわかってきています。
  • ピロリ菌の感染が判明した場合は、除菌を行います。尿素呼気試験は、除菌治療の効果を診る場合も行います。
  • 検査には、患者さんの呼気を採取します。尿素を含む錠剤を服用する前と後で2回、呼気を採取します。
検査時間
  • 約30分
検査の準備・注意事項・痛いの?安全なの?
  • 検査当日は、予約時間の4時間前から飲水、食事(あめやガムを含む)、内服、喫煙は一切しないで下さい。
  • 検査は、呼気を2回採取します。
  • 検査前に呼気を1回採取し、検査薬を100ccの水を飲んでもらいます。20分後に2回目の呼気を採取します。2つの呼気を分析し、ピロリ菌に感染していないか判定をします。
  • 痛みはありません。
  • 検査薬服用後、まれに腹部膨満感、下痢、心窩部不快感などの副作用が起きる場合があります。症状が出たら遠慮なく早めに申し出て下さい。

病理検査

説明写真

組織診
内視鏡を使って採取された病変の一部や、手術で摘出した臓器などを顕微鏡的に診断します。
これにより、病気の性格や進行の程度などを診断します。
迅速組織診
手術中に採取された組織を凍結切片で診断します。
この結果により、手術の方針が決定されます。正確性と迅速性の高い検査です。
細胞診
採取された検体の細胞形態でがん細胞の有無や病気の性格を判定します。
検査の対象になるのは喀痰、尿、胸水や腹水、胆汁など体内に貯まったものや、乳腺や甲状腺の病変部から、針を用いて直接採取した細胞などです。
がん検診センターを受診された方たち、各区福祉保健センターで肺がん検診を受けられた方たちからの検体も検査しています。
病理解剖
不幸にして亡くなられた場合にご遺族の許可をいただいておこなわれます。
診断の妥当性、病変の状態、治療の効果など医学の進歩にとって非常に貴重です。

細菌検査

検査部イメージ写真

血液・傷口・身体のいろいろな所から出された検体に、どんな細菌がいて、どんな薬が効くかを調べています。

提出された材料について、主に以下の3つの検査が必要に応じて行われます。

検査の種類

病気によって検査する材料はいろいろあります。傷口があるときは膿、おなかをこわしたときには便、肺炎などが疑われるときは喀痰などです。
患者さんがご自身で検体をとっていただくこともあります。
喀痰の採り方の注意については「患者さんへ」の項目をご覧ください。

  • 塗抹検査
    (1)塗抹検査
    細菌は目に見えません。材料をスライドグラス(ガラスの板)に塗り、染色をして顕微鏡で観察します。菌の有無・数量・大まかな分類を調べます。
  • 培養・同定検査
    (2)培養・同定検査
    培地(栄養分などの入った液体や寒天のようなもの)に材料を接種しフラン器で培養し、菌の種類を調べます。
  • 薬剤感受性検査
    (3)薬剤感受性検査
    培養で菌が見つかった場合は、分析機などを使ってどの種類の抗生物質が効くかを調べます。
感染対策業務

院内感染対策への協力
検出菌のレポートを作成したり、院内環境検査の実施を通して、病棟や院内感染委員会、病院ICT(感染管理チーム)などに情報を提供しています。

患者さんへ

検査に適した痰の採り方
痰は主に、肺炎、気管支炎、結核などの下気道感染症の原因となっている細菌を見つけるために採取します。
診断に結びつく良い検査結果を出すためには、質の良い痰を採取することが大切です。

良い痰はどんな痰?
良い痰の例(この写真は、良い痰の条件を満たしています。)
条件
★膿性部分(黄色っぽい)がある。
★新鮮である(手順8参照)
★うがいなどで口の中の雑菌が除かれている
良い痰の例 イメージ

悪い痰の例
(このような痰では、正しい結果が得られないことがあります。)
悪い痰の例 イメージ

良い痰の採り方の手順

イメージ
  • 起床時に採取します。
  • 採取は風通しの良いところで行ってください。
  • はじめにうがいをして口の中をきれいにしてください。
  • 深く息を吸って強い咳とともに痰を出します。
  • 指定の容器の中に、できるだけ多くの痰を採ってください(5ml(小さじ一杯)以上が望ましい)。
  • 膿性部分のある「良い痰」が採れたかどうか確認します。
  • 容器のふたをしっかり閉め、必要事項(氏名・採取年月日)を記入します。
  • できるだけ速やかに提出してください。すぐに提出できない場合には冷蔵庫に保管(24時間以内)します。
    ※暖かいところ(室温以上)に長時間放置すると雑菌が繁殖し、正しい結果が得られない場合があります。