横浜市立市民病院

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医療関係者の方

地域医療連携の取組一覧

診療科・センター

腎臓内科

特に当科の特徴は、病院・診療所連携が多く、2人主治医制度下で多くの実績を上げてきました。そのため病病連携、病診連携の会を年4回、中でも当院主催で横浜中部腎疾患ネットワーク2回、 横浜中部透析連携会2回行っております。

血液内科

血液内科のある病院が少ないため、多くの血液疾患患者を受け入れております。近隣地域の先生方からのご紹介のみならず、川崎市の大規模病院からも血液疾患患者様を受け入れております。また、移植適応のある血液疾患患者様も他病院の血液内科の先生方からご紹介頂いております。血液疾患は専門医の診療が必要なケースが多いため、なるべく迅速に対応できるよう心掛けております。また、血液疾患への理解を深めて頂くために地域医療機関の先生方を対象とした勉強会を適宜開催しております。

腫瘍内科

腫瘍内科が担当となる患者さんの地域医療連携については、患者さんの状態や治療の目的によって、連携の仕方が変わります。
再発予防を目的とする治療の場合は、治療実施中は副作用の管理などが重要なため、当科を中心と して診療を行います。治療終了後は定期的な受診以外は元々診療を受けていた医療機関・担当医にお 任せする形にしています。
延命や症状の緩和を目的とする治療の場合は、治療の副作用の他、がんによる症状が病状の進行に 伴い悪化する傾向があります。そのため、患者さん本人・ご家族のご希望、連携できる施設・医師・看護師で対応可能かどうか、といった様々な要素を考慮する必要がありますので、地域医療連携については、個別にご相談させて対応しています。

神経内科
  • 脳血管障害をはじめとする神経救急患者さんは、救急総合診療科・脳神経外科との連携で対応しております。当院での急性期治療後、必要な場合は地域連携パスを利用し回復期リハビリテーション病院との連携医療を行っております。
  • ALS(筋萎縮症側策硬化症)をはじめとした神経難病(神経変性疾患)に対しては、横浜市の中核病院として当院の患者総合サポートセンター、臨床工学士、各地域の訪問看護ステーションと連携を取りながら、急性期対応や在宅介護支援などを行っております。
呼吸器内科

地域のかかりつけの医療機関から紹介を受けて受診された患者さんにつきましては、原則として病状のコントロールがつき次第、かかりつけの先生へ逆紹介させて頂いております。急性期病院としての性格上、当院外来における長期間のフォローアップは難しく、開業医の先生との密な連携により、継続的な経過観察を行っていくこととなります。この点について患者さんとその御家族におかれましてはご理解をよろしくお願い致します。
また、末期がんの患者さんや寝たきりの患者さんが、退院または転院待ちで在宅療養となる場合も、当院の患者総合サポートセンターを通じて、地域の在宅訪問看護ステーションや往診医への連携を図 り、在宅への移行を円滑に行えるよう努めておりますのでご相談ください。

消化器内科

紹介患者さんに対しては優先的に診察し、待ち時間の短縮に努めています。病態が落ち着いている慢性期の患者さんについては積極的に地域医療機関への逆紹介を進めており、当科の逆紹介率は100%超となっています。逆紹介患者さんの受け入れいれにつきまして、ご理解とご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。
各医療機関から消化器内科外来を通さずに患者総合サポートセンターにご連絡いただきますと、上部消化管内視鏡検査を直接ご予約いただけます。検査当日に内視鏡写真を添えたレポートをお渡しし、生検を施行した場合は1週間程で病理検査結果を紹介元医療機関宛にご郵送いたします。また、インターネットでのご予約も可能となりました。ご利用開始希望の際には手続きが必要ですので、一度患者総合サポートセンターにお問い合わせください。

循環器内科

8年前から地域医療機関との相互理解を深めるために年に2回“ 循環器連携セミナー”を行っています。循環器、心臓血管外科領域のトピックに加えて当院の診療方針をお伝えし、また連携医療機関のニーズを確認させて頂いています。ホームページ、種々の講演会、研究会でも積極的に当科の診療方針を情報発信していきますので皆様の参加をお待ちしています。心臓、末梢動脈のスクリーニング検査は午後半日で精密ドックが利用頂けます。時間のとれない就業中の患者さんを想定した検査枠です。二次予防症例は半年から一年に一回来院して頂き定期検査、内服薬の調整を行います。当科の逆紹介率は180 ~ 200%を越えています。

小児科

横浜市西部小児科医会研修会、横浜市東部西部合同小児科医会研修会などの企画を通じて地域 の先生方との一層の交流を図りたいと考えております。
地域の拠点病院として安心感をもってご紹介いただける地域総合小児医療施設をめざし、受け 入れの間口を広く構えて対応させていただきたく存じます。

消化器外科

食道・胃・小腸・大腸・肝臓・胆のう・膵臓などの悪性疾患や、胃十二指腸潰瘍・胆石症・ヘルニ アなどの外科治療、癌の化学療法を積極的に行なっています。
また外傷や急性腹症などの救急医療も受け入れております。
24 時間365日、可能な限り診療いたしますので是非ご紹介のほどお願い申し上げます。
一方、がんの follow up 期間が終了した患者さんや症状が落ち着いた患者さんは、その後の加療をお願いするかと存じますがよろしくお願いいたします。

炎症性腸疾患(IBD)科

炎症性腸疾患では診断が困難な症例や急に病状が悪化して個人のご施設では診療が難しくなる症例 があります。当科ではこれらの症例の受け入れを積極的に行っており、特に後者の場合には緊急の受 診や入院などに対応できるよう努力しています。両疾患とも、本邦での患者数が増加し続け、潰瘍性大腸炎では 18 万人、クローン病では 4 万人を超えております。すでに診断がついた症例や初発の患者さんを診察される機会も多いかと思われます。 診療にお困りの際に当科にご紹介いただければ、幸いです。

乳腺外科

がん相談支援センターが中心となり、地域連携パスを行っており、乳がん患者さんでは県内でも有数の地域連携実績を達成しています。主に再発リスクが比較的少ない患者さんで内分泌療法を行う方 を対象にしています。

整形外科

一般外来の新患受診には紹介状が必要です。再診、専門外来は完全予約制です。救急患者さんに関しては、随時、受け付けています。平日夜間、休日とも整形外科スタッフが常時、当直していますので、365 日 24 時間受け入れ可能です。地域連携ホットラインを是非ご活用ください。直接、当院整形外科外来に連絡していただいても構いません。
急性期を過ぎた患者さんは、なるべく回復期リハビリ病院へ転院、または診療所へ逆紹介しています。特殊な治療が必要な患者さんは大学病院、専門センターへ紹介し、病診、病々連携に力を入れてい ます。
整形外科には現在、3人の指導医がおり、専門は最新骨折治療、ナビゲーション下人工関節手術、肩関節手術(リバース型人工関節を含む)、関節鏡視下スポーツ外傷手術、最少侵襲脊椎手術です。是非、 ご紹介よろしくお願いいたします。

脳神経外科

地域の先生方からのご紹介には、救急時にはこれも可及的速やかに応じるように心がけております。
また紹介患者さんの御病状が当科では対応困難な場合は、神経内科をはじめとする他科と協力して診察をするようにしております。安心してご紹介をいただければと思います。

呼吸器外科

手術症例カンファレンスを毎週月曜日呼吸器内科と行い、術式、適応などについて一例一例慎重に検討し、適切な手術を行っております。その他、月に一回呼吸器内科、病理検査科と手術症例の病理 検査結果について詳細な検討を行い、より質の高い手術を行えるよう心がけています。また、三次救 急病院としても外傷や特発性気胸などにも積極的に対応してまいります。

心臓血管外科

外来は手術日以外の週 2 日を外来としておりますが、循環器内科との協力体制により新患および急患にも随時対応しています。救急外来での 24 時間救急及び心疾患については CCU 当直により 24 時間体制となっております。手術後安定されている方はかかりつけ医に紹介させていただいております。また必要に応じて当科でも半年から 1 年に 1 回程度、外来通院していただき、病診連携をとりつつ経過観察させていただいております。

循環器連携セミナー

循環器内科とともに心臓血管センターとして循環器連携セミナーを年2回開催しています。直接お話することにより地域連携機関の先生方と顔の見える連携を行い、よりよい診療を行いたいと思っています。

皮膚科

当科の診療は、地域の先生方からの患者様のご紹介によって支えられております。特に手術室での手術患者様のほとんどが地域からのご紹介です。ご紹介を受けた患者様については、返書でのお返事や逆紹介だけではなく、年 1 回の横浜デルマカンファの場で、ご紹介全体の統計、一部の患者様の経過、転帰をご報告させていただいております。今後はこれまで以上に診断・治療方針が決まり症状が安定した患者様の逆紹介を促進し、病病・病診連携を進めてゆきます。

泌尿器科
名称 概要 参加対象 日時
戸塚・泉区病診連携セミナー
頻度:年1回
講演・症例検討 市内開業医、当院泌尿器科医師、
サポートセンタースタッフ
7月頃
ゾーフィゴ研究会(仮称)
頻度:不定期
外部講師による
講演、症例提示
当院、横浜医療センター泌尿器科医、
放射線治療医、市内開業医
9月頃(予定)
西区病診連携セミナー
頻度:年1回
講演・症例検討 市内開業医、当院泌尿器科医師 未定
神奈川区病診連携セミナー
頻度:年1回
講演・症例検討 市内開業医、当院泌尿器科医師 未定
泌尿器科病診連携連絡会議
頻度:年1回
講演・症例検討 市内開業医・在宅診療医、当院泌尿器科・
緩和医療科医師、サポートセンタースタッフ
10月 10日
(火曜日)
予定

当科では横浜市内の病院でもいち早く、骨転移のある去勢抵抗性前立腺がん(CRPC)治療薬「ゾーフィゴ (R) 静注」(一般名:塩化ラジウム -223)を導入し、その研究会も立ち上げる予定です。地域の先生方のご参加をお待ちしております。

産婦人科

病診連携を大切にしております。妊婦健診や入院を必要としない婦人科患者さんのフォローは可能な限り診療所の先生にお願いしたいと考えています。また、救急患者の対応もできる限り受け入れて おりますので、是非ご紹介ください。当院産婦人科を中心とした地域連携の会を年に 2 回開催しております。
たくさんの悪性腫瘍の手術を腹腔鏡下に行っています。手術が必要な悪性腫瘍患者さんがいらした ら是非ご紹介ください。

眼科

病診連携実績 横浜病診連携の会 (横浜市立大学付属市民総合医療センターと共同)
年1回3月

耳鼻咽喉科

地域の拠点病院として、専門的な領域に限ることなく幅広い疾患の治療に対応するようにしております。また、地域医療の連携を深める観点から、軽症の患者様は地域の先生方に治療をお願いし、入院や手術を必要とする患者様について、原則ご紹介していただく方針をとっております。なお入院治療が必要な炎症等の救急疾患に対しては、診療時間外でも極力対応いたしますのでご連絡お願いいたします。
当科では耳鼻咽喉科疾患に対し幅広く対応しておりますが、特に頭頸部悪性腫瘍の診療に力を入れております。機器も外来にNBI 搭載の電子スコープ、エコーを完備しており、院内には CT、MRI から PET-CT まですみやかに撮影できる体制となっております。治療内容も外来通院での放射線治療から、拡大切除再建術まで対応可能ですので、頭頸部腫瘍の精査希望の方から比較的進行した病変の方までご紹介いただければ幸いです。

放射線診断科
  • CT 582件
  • MRI 383件
  • RI 92件
  • PET-CT 10 件

画像はCD-Rの形で、検査終了後に患者さんにお渡しします(フィルムも可)。読影報告書は翌朝には主治医の先生宛てに郵送いたします。当日中に報告書が必要な場合は、患者さんにはお待ちいただ きますが、対応可能です。緊急性のある病変が発見された場合には、主治医の先生に直接電話で報告 させていただくこともあります。

放射線治療科

当科はベッドを有していませんので、他院から当科に直接ご紹介いただく症例は、通院での治療が可能な方になります(入院での放射線治療が必要な方については、まずは当院当該科にご相談下さい)。外照射は、通常照射のほか、高精度放射線治療として、前立腺癌に対するIMRT、肺癌に対する定位放射線照射を、内照射は、ゾーフィゴ ® とメタストロン ® を行っていますので、適応となる症例がございましたらご紹介下さい。なお、ゾーフィゴ ®につきましては、まずは当院泌尿器科での診察が必要となります。
他院からの紹介枠は毎週木曜日の 13 時 30 分に設けています。もし、枠が何週間も空いていない場合や緊急照射が必要な症例については、当科に直接お電話いただければ、迅速に対応します。

麻酔科

麻酔科では、当直体制をとり夜間・休日の緊急手術に迅速に対応しています。近年手術件数の増加 に伴い、手術麻酔に重点を移したため、現在ペイン外来は休診しております。
地域の中核病院として、教育・研究を大切にして、安全で良質な医療を市民に提供できるように務 めて行きたいと思っております。

歯科口腔外科
  • 周術期口腔機能管理における病診連携̶手術、化学療法、放射線治療における支持療法としての口腔ケアの徹底
  • ベトナム社会主義共和国における唇顎口蓋裂児への手術支援活動昨年まで約 600 名の患児の手術を担っています。
感染症内科

当院は横浜市における感染症診療の拠点の1つであり、感染症に関する患者のご紹介に対しては、最大限連携・対応するよう診療してきています。

緩和ケア内科

緩和ケアは通常の診療科にも増して地域連携が重要となる分野と考えます。進行がんの患者さんが普段は在宅支援診療所より訪問診療を受け、必要時に緩和ケア病棟に入院いただくといった連携を、これまでと同様に進めてまいります。さらには、当院で積極的治療を受けている時期から、地域の診療所でも緩和ケアを受けられるような連携を進めたいと考えております。
疼痛など身体的苦痛の緩和に加えて、精神的苦痛の緩和やがん患者さんとのコミュニケーションの 方法などを学ぶ2日間の緩和ケア研修会を主催しております。平成 29 年度は11 月と12 月の開催を予定しており、日程の詳細が決まり次第、当院のホームページなどでお知らせします。

がんセンター
  • がん地域連携パスの運用
    当院では、手術などの専門的治療を受けた後、その後の 5 年ないし10 年の期間をかかりつけ医との間で、役割分担して外来治療や経過観察を行っていく体制の構築に向けて、「がん地域連携パ ス」を運用しています。
    現在は、5大がん(胃、肺、肝臓、大腸、乳)に加え、前立腺がんのパスを運用しており、新たに対象となる患者さんがいらっしゃった場合は、その都度、かかりつけ医の先生方にパスを用いた診療の実施についてご相談させていただいております。
    また、28 年度からは在宅で緩和医療を受けられる方を対象に、病院、在宅医、訪問看護、介護事業者等、患者さんのケアにかかわる全ての関係者の情報共有ツールとなる「緩和連携パス」の運用を開始しています。
  • 市民公開講座の開催
    市民病院では、がんに対する正しい知識とがん検診の普及啓発に向けて、年2回程度、市民向けに公開講座を開催しています。また、緩和ケアの基本的な知識の習得に向けた、「緩和ケア研修」を開催しており、こちらは地域の医療従事者も参加可能となっています。さらに、肺がん検診により発見された肺がん症例を解説する「肺がん症例報告会」を開催しています。